コラム

二人暮らしの平均食費はどれくらい？節約のコツやポイントご紹介！

更新日：2020.01.24

結婚や同棲などで二人暮らしがスタート！住む場所やインテリアなどを考えているうちは楽しいけれど、いざ生活が始まると考えなくてはならないのがお金の問題。
特に毎日の食費がどのくらいかかっているのかが気になっている人は多いようです。一般的な平均食費や実例、節約の仕方などを紹介していきます！

二人暮らしの平均食費が知りたい

二人暮らしでは毎月どのくらいの食費がかかるのでしょうか？
まずは総務省の家計調査による世帯人数ごとの月の平均食費をチェックしてみましょう。

・総世帯（平均世帯人数2.33人）：67,752円（月収平均492,594円）

・単身世帯：44,067円（月収平均330,867円）

・2人以上世帯（平均世帯人数2.89人）：79,348円（月収平均558,718円＜勤労世帯＞）

※出典:総務省統計局「家計調査結果」2018年

この数値は、外食なども含んだ食費です。また、総世帯とは単身世帯と2人以上世帯を合わせたもの。
月平均食費の金額だけを見ると、もっとも2人に近い総世帯で67,752円と結構多いなという印象ではないでしょうか？
でも、どのパターンの世帯でも、月収に対する食費の割合を計算すると13～14％程度です。

つまり、月収によって食費の金額は変わってくるので、単純に金額を見るのではなく、食費が月収の何％を占めるのかをチェックするのが大切と言えそう。

一般的には家計収入の15%に抑えるのが理想とされており、収入による1か月の食費は下記が目安に。

・収入25万円の場合：37,500円

・収入30万円の場合：45,000円

・収入35万円の場合：52,500円

・収入40万円の場合：60,000円

いかがでしょうか？現在の2人の月収を合算した金額から見て、食費は15％以内に収まっていますか？
食費が15％以上を占めるなら、もう少し節約することを考えてみましょう。
15％以内に収まっていても、同棲カップルや新婚夫婦なら特に、将来に向けて貯蓄を増やすために、なるべく食費は節約したい、といったケースもあるでしょう。上記の食費額は目安と考え、ベストな割合を話し合うのがおすすめです。

二人暮らしでの食費の節約方法が知りたい

なぜか毎月食費が予算オーバー…。自炊もしているし、節約しているはずなのになんで?
そんな２人は改めて生活を見直してみましょう。案外気が付いていないところでお金が出て行ってしまっているかもしれません！上手に食費を節約する方法を紹介します。

外食の回数を減らす

1番簡単に食費を抑える方法は、外食の回数を減らすことです。

まずは毎日のランチ。共働きの2人が昼食で毎日700円の外食をした場合、1日で1400円、月20日で2万8千円もかかってしまいます。

さらに、仕事帰りや２人で出かけたときに、居酒屋やレストランで外食してしまうという場合、1～２回で1万円を超えてしまうこともありますよね。それが月に数回となれば大きな出費になります。

ランチを週に何回かでもお弁当にする、外で飲まず「おうち居酒屋」を楽しむなどして、外食の回数を減らす工夫をしましょう。

飲み物を持参する

意外と見落としがちなのが飲み物の購入費。1本150円のペットボトル飲料などを毎日1本買えば、1ヶ月で4千円～5千円ほどかかってしまいます。2人だと1万円近くにも！
コーヒーショップでの購入も危険。店によってはコーヒー1杯400円～500円以上するところもあるので、出勤途中に毎日買っていたら、案外大きな出費となってしまいます。

自宅で作ったお茶やコーヒーを水筒に入れて持って行けば、飲み物代も節約ができます。

買い物する時は、特売日に！

スーパーなどで買い物する際は、特売日やセール品を狙いましょう。献立に合わせて食材を買うとセール品の対象外だったりすることもあるので、チラシを見てから献立を決めるのがベターです。
新聞をとっていないので紙のチラシを手に入れられないという人は、スマホアプリでチラシを配信しているスーパーもあるのでぜひ活用を。

さらにはいつも特売価格の業務用スーパーなどを探しておけば、なおお得に買い物ができますよ。

買い物は1週間に1～２度のまとめ買い。使う金額を決めて行く

毎日買い物にいってしまうと、ついつい余計なものを買ってしまうもの。買い物は週1～２回のまとめ買いをするのも手。計画的に買えば無駄買いを減らせます。
また、使う金額の上限を決めておくのもオススメ。余分なお金やクレジットカードを持って行かなければ、不要なお菓子や惣菜を買ってしまう心配もありません。

ただし、数日分の献立を考えてから買い物に行くことが必要となるので、献立をまとめて考えるのが苦手な人にとってはハードルが高いかもしれません。

冷蔵庫にあるもので献立を考える

家にある食材で作れる献立を考えるようにしましょう。冷蔵庫をチェックせずに買い物に行くとまだ残っている食材を買ってしまうなどのもったいない失敗も。
また、作りたい料理のために食材を買うと余ったときの使い道がなくなって腐らせてしまうこともあります。もし今あるものでメニューが思いつかないときは、ネットを見てレシピを検索してみましょう。
余りがちな食材を使ったアイデア料理のレシピもたくさん掲載されていますよ。

二人暮らしで食費を浮かせるおすすめレシピが知りたい

節約メニューといってももやしくらいしか思いつかない！そんな人にオススメしたい、おいしくてコスパ最強の節約メニューをたくさん紹介！冷蔵庫にある食材をチェックして、試せるものから作ってみましょう。

家族の健康と家計もフォロー！節約＆ヘルシー！おからの力【おからのキーマカレー】

【材料】（６〜８人分）

鶏ひき肉：150g
おから：150g
クミンホール：小さじ１
おろしニンニク：大さじ１
おろし生姜：大さじ１
オリーブオイル：大さじ４
玉ねぎ：中2個
塩：小さじ１
カレー粉：小さじ１
ガラムマサラ：小さじ１
トマトジュース：400cc
醤油：小さじ１

おからを使えば、お肉の量がちょっとでもボリュームたっぷり&お肉の１/１０ほどのお値段で作れちゃいます！家計にも優しくてヘルシーな食材おからに注目！

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簡単激ウマ!節約1品♪鶏むね肉でレバニラ風

材料（2～3人分）

鶏むね肉：1枚370ｇ
ニラ：1束
もやし：1袋
◎塩：ひとつまみ
◎コショウ：少々
◎酒：大さじ1
小麦粉、片栗粉半々で：各適量
☆醤油：大さじ1
☆オイスターソース：大さじ1
☆みりん：大さじ1
☆砂糖：大さじ1
☆創味シャンタン缶：小さじ1
☆ごま油：小さじ1
☆生姜、にんにくチューブ：各2ｃｍ
☆塩、コショウ：各少々
白ごま：適量
サラダ油：適量

レバーのかわりに鶏むね肉で節約！クセがないので子供もパクパク食べられちゃいます。味はレバニラそのものなので、お酒のつまみにもたまらない！