戦国時代に後北条家の城下町として栄え、江戸時代には東海道屈指の宿場町としてにぎわった「神奈川県小田原市」。雄大な海、清らかに流れる川、季節を映す山、肥沃な大地と、自然環境に恵まれたまちでもあります。観光名所や名産品も豊富で、何度訪れても楽しい小田原市の見どころとふるさと納税の返礼品についてご紹介します。
都心に近く自然豊か。小田原市は毎日の暮らしに、小旅行に「ちょうどいいまち」
神奈川県西地域の中心都市として発展を続ける小田原市は、東京駅から新幹線で35分、名古屋駅からも新幹線で70分と、首都圏や近隣都市からのアクセスも抜群。小田原駅に乗り入れている鉄道路線も多く、毎日の生活にも便利なまちです。その一方で、山、川、海のすべてがある自然豊かな地域でもあります。市民が語る小田原市の魅力は、暮らしや観光に「ちょうどいいまち」であること。市内を歩くと、その「ちょうどよさ」が実感できます。
小田原市の中心を流れるのは酒匂川(さかわがわ)。天気がいい日は富士山の姿を望むことができる絶景ポイントとしても知られています。
江戸時代、この川には橋が架けられていませんでした。そのため旅人は、人の肩や輦台(レンダイ)を使った「川越人足」を利用して川を渡っていたのだそう。当時の様子は歌川広重の浮世絵作品にも多数描かれています。土手を散策すると野鳥に出会うこともあり、にぎやかな街中とはひと味違う静かな時間が流れる場所です。
市内には、キャンプ場や自然観察路が整備された「小田原市いこいの森」や、四季折々の植物が楽しめる「小田原フラワーガーデン」など、自然を満喫できる施設がたくさんあり、どこも人気を集めています。
まちのシンボル「小田原城」で歴史を感じ、「松永記念館」で芸術を楽しむ
「小田原城」は、戦国大名、後北条氏の居城となり関東支配の中枢を担った場所。上杉謙信や武田信玄も落とせなかった「難攻不落の城」としても知られています。明治3年に廃城となり当時の建物のほとんどが解体されてしまいましたが、昭和35年に現在の天守閣が復元されると、「日本の100名城」にも選ばれるなど現在も小田原のシンボルとして愛されています。
天守閣内には小田原城の歴史紹介や美術工芸品が展示されており、小田原城址公園内には豆汽車などの遊具で遊べるこども遊園地も。さらに、2019年4月、公園内にある歴史見聞館の展示内容のリニューアルに伴い、忍者体験ができる「小田原 NINJA館」がオープンしました。
小田原市は、明治時代に多くの政財界人や文化人から別荘地・居住地として愛されたまちです。その中の一つである「松永記念館」は「電力王」と呼ばれた実業家、松永安佐ヱ門が自身の古美術コレクションを公開するため、自宅の敷地内に建てた施設。松永安佐ヱ門は数寄茶人「耳庵」としても知られており、昭和61年に移築した野崎廣太の茶室「葉雨庵」の見学も可能です。さらに庭園は、「日本の歴史公園100選」の一つで、四季折々の風情あふれる姿を見ることができます。
豊かな食文化や歴史・伝統を受け継ぐ小田原の人々。返礼品には名物の水産加工品や伝統工芸品を
▲市内外の多くの人でにぎわう「小田原みなとまつり」
良質な水と豊富な魚がある小田原市は「かまぼこ」の名産地。伝統を守る老舗かまぼこ店がたくさんあります。ふるさと納税の返礼品でも寄付金10,000円以上で選択が可能。食品ではほかに、干物(寄付金額10,000円~)やみかん(寄付金額14,000円~)も人気です。
また、小田原漆器(寄付金額10,000円~)の汁椀やお盆、小田原のまち歩きガイドツアー(寄付金額27,000円)やダイビング・シュノーケリング(寄付金額14,000円)といった体験チケットも好評。温泉利用券(寄付金額13,000円~)、ホテル宿泊券(寄付金額150,000円)も旅行のきっかけになっています。
小田原市の返礼品をもっと見る
▶▷ふるさとチョイス
▶▷楽天ふるさと納税
▶▷Yahoo!ふるさと納税
寄付金の使い道は、福祉・医療、防災・防犯、地域経済など9項目から選ぶことが可能。ぜひふるさと納税を利用して、小田原市の風土に触れてください。
まとめ
交通アクセスもよく、自然も豊かで歴史深い、そんな魅力いっぱいの小田原市は、ショートトリップにも暮らしにも「ちょうどいい」まち。この週末のお出掛け候補に加えてみませんか。
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協力/神奈川県小田原市 文/関東博子
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