新潟港からフェリーで約2時間半。新潟県佐渡市は、日本海で一番大きな島・佐渡島全域を市域としています。海流(対馬暖流)の影響で、夏は本土よりも涼しく冬は暖かい恵まれた自然環境のため、多種多様な植物や海生生物を見ることができます。
豊かな自然を保全・保護し地域資源として活用されている地が認定される「日本ジオパーク」にも認定され、国指定特別天然記念物であるトキをはじめ、様々な国指定名勝がそろっています。
金の採掘場として栄えた佐渡島の観光ツアーで歴史体験!
平安時代、西三川砂金山の発見により始まったとされる佐渡の金山・銀山の歴史。江戸時代に北山で金脈が発見されて以来、徳川幕府の直轄となり、ここで採れる金は幕府の重要な財源となりました。そんな歴史を持つ「佐渡金山」では観光ツアーを体験することができます。
江戸金山絵巻(宗太夫坑)コースでは、人形を使って当時の採掘作業を忠実に再現。
明治官営鉱山(道遊坑)コースには、明治期以降の近代化産業遺産群があり、見応えあり!
さらに「東洋一の選鉱場」「日本初の西洋式竪坑」などの施設をガイド付きで巡るコースもあり、壮大なスケールに驚かされます。
また、「佐渡西三川ゴールドパーク」では砂金採りが大人気。初級、中級、上級の各コースの「砂金採り体験」は誰でも簡単にチャレンジできます。上級コースは、実際の川でチャレンジ!採った砂金は、ストラップやペンダントなどに加工できるので思い出の品を作ってみてもいいですね。
国指定特別天然記念物であるトキを間近に見ることができる「トキの森公園」
佐渡島の中央部に広がる国中平野にある「トキの森公園」。ここでは、国指定特別天然記念物のトキに関する施設が点在します。
「トキ資料展示館」には保護増殖、野生復帰などの資料を多数展示。「トキふれあいプラザ」は、ケージ内で飼育されているトキを間近に観ることができ、人気のスポットとなっています。日本産最後のトキ「キン」の顕彰碑が立つ園内散策もおすすめです。
現在、自然界にはおよそ300羽のトキが生息していますが、まだ野生のトキを見ることができる状態ではありません。この施設では、トキが飛翔可能な大型のゲージを整備し、その中により自然に近い環境を再現することで、トキの生態を観察できるようになっています。
たらいに乗って海上散歩。小木の「たらい舟」
佐渡小木海岸に伝わる、サザエやワカメ漁に使用されてきた「たらい舟」。小木のたらい舟製作技術は、国指定 重要無形民俗文化財としても認定されています。長さ150㎝、幅130㎝、高さ50㎝ほどのたらい状の木舟で、大樽を半分に切って用いたことから「ハンギリ」とも呼ばれています。
「たらい舟観光汽船」では、たらい舟の乗船体験を楽しむことができます。女性船頭が巧みに操るたらい舟に乗り、慣れてきたら自分で漕ぐこともできるので爽快!うまく前に進めると、「たらい舟操縦士免許」がもらえます。
おすすめの返礼品は佐渡産「おけさ柿」を使った絶品スイーツ♡
新潟のブランド柿として有名な「おけさ柿」。ふるさと納税の返礼品では、この柿を使ったスイーツの人気が高いそう。種がないため食べやすい「おけさ柿」は口の中でとろけるような食感と、まろやかな甘さで喜ばれています。
中でも、おけさ柿の干し柿をラム酒に漬けた「ラム・アンシャンテ」は佐渡島のお土産として定着しています。(寄付金:10,000円)。
おけさ柿をそのまま冷凍にした、その名も「柿氷」も人気。その状態のまま食べても、かき氷機でスライスしても美味しいと喜ばれています(寄付金:10,000円)。
まとめ
豊かな大地の遺産、恵まれた自然、伝統文化を育んだ佐渡はまさに宝の島!ぜひこの地で作られた名産をふるさと納税で堪能してくださいね。
協力/新潟県佐渡市 文/田代智美
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