長野県のほぼ中央部に位置する「長野県安曇野市」は、北アルプスの山麓に広がるのどかな田園産業都市。生産量日本一のワサビをはじめ、蕎麦や信州サーモンといった名物も多く、食文化が豊かなまちです。今回は、安曇野市を観光する際の楽しみ方やおすすめのスポット、そして安曇野にこだわったふるさと納税の返礼品をご紹介します。
安曇野の大地を潤す、北アルプスの清らかな雪解け水
「安曇野」と呼ばれる地域は、河川によってつくられた海抜500mから700mの概ね平坦な複合扇状地。美しい景観と健やかな自然環境に恵まれています。そのまち並みは季節によって表情豊か。
春は残雪の北アルプスが望め、夏はさまざまな花に彩られて山は登山客でにぎやかに。さらに、実りの秋になると田んぼ一帯が黄金色に輝きます。冬はコハクチョウが飛来する地域としても有名です。まちを歩くだけで、あちらこちらに美しい景色が広がるのが安曇野の魅力です。
▲安曇野わさび田湧水群
西側に雄大な北アルプス連峰がそびえる安曇野市では、北アルプスの雪解け水が豊富な湧き水となって大地を潤しています。そのきれいな水を守り、活用していることから、安曇野市は国土交通省が認定した「水の郷百選」のほか、環境省が認定した「名水百選」にも選ばれているほど。
ワサビの生産量が日本一なのは清らかな水があってこそ。市内には「名水百選」の一つとなっている「安曇野わさび田湧水群」をはじめ、山道を登ったところにある「延命水」や満願寺の「命水」など、さまざまな場所に水が湧き、飲みに訪れるだけでなく水を汲む人の姿も多くみられます。
早朝の山々から夜景まで、刻々と変わる景色に心癒される
▲冬、朝焼けに染まる北アルプス
「朝が好きになる街」とは、安曇野市のキャッチコピー。一日の中でも特に空気が澄んでいる朝は、北アルプスの山々の美しさが際立つ最高の時間帯です。長峰山の山頂には、雄大な北アルプスの姿と安曇野のまち並みが一望できるビュースポットがあり、展望台も整備されています。長峰山から見る夜景も有名です。
▲春の早春賦歌碑公園
安曇野観光をするなら、ドライブはもちろんサイクリングもおすすめです。安曇野の風を受けて寄り道をしながら絶景を楽しむ時間は、都会では味わえない贅沢なひととき。
まちの中をのんびり散策していると、穂高川の堤防沿いには遅い春を歌った「早春賦」の歌碑も。ソーラー電池式のオルゴールからは早春賦のメロディが流れます。
水田の水かがみに写る夕焼けや山の後ろに落ちる夕日など、夕暮れ時にも美しい景色が楽しめる安曇野市。
市内には、安曇野穂高温泉郷などの多くの温泉もあり、そばやおやき、ワインなど、信州・安曇野名物が味わえる店やスポットもたくさんあります。安曇野を訪れたらぜひ宿泊して、早朝から夜までたっぷりと満喫してください。
おいしい名産品から、市内の工場でつくられた家電製品まで、安曇野産にこだわった返礼品
▲わさび漬けいろいろ6個詰め合わせ
安曇野市の返礼品は個性豊か。5,000円の寄附でもらえる「わさび漬け」の詰め合わせをはじめ、10,000円でもらえるそばとワサビのセット、15,000円の寄附で選べる旬のリンゴや本格そば焼酎、ワイン、リンゴジュースなど、安曇野名物が盛りだくさんです。
▲安曇野100%まるごとりんごジュース6本セット
さらに、市内の工場で製造されたゴルフクラブ(寄附金額:115,000円~)、長野発のブランド「TMPL」の腕時計(寄附金額:105,000円~)、そして安曇野の工場で製造されたノートパソコン(寄附金額500,000円~)なども。いずれも安曇野産にこだわったものばかりです。
▲腕時計「TMPL 1910s-SS01SW」シルバー×ホワイト
寄付金は、防災や減災のまちづくり、子育て環境の充実、健康長寿を目指す環境づくりなどに使われています。ふるさと納税の応援で、安曇野市をさらに魅力あふれるまちにしませんか。
まとめ
都会では見られない日本の原風景が広がる長野県安曇野市。まちには心を癒す絶景の数々と、特産品を使ったグルメがたくさんあります。ショートトリップ感覚で訪れてみませんか。
協力/長野県安曇野市
文/関東博子
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