1年を通してお店で販売されている「キウイフルーツ」。ビタミンCたっぷりなので、紫外線が強い季節にはとくに嬉しいフルーツですよね。でも、お買い得だからといって、6個入りなどの大容量パックを買ってしまったら、食べきれずに余ってしまったということはありませんか?そんなときにおすすめなのが“冷凍保存”!
冷凍すると生とは違うおいしさが味わえるんだとか。早速検証してみました。
ビタミンCだけじゃない!意外と栄養豊富な“キウイ”
冷凍保存方法を紹介する前に、キウイのことをちょっと勉強してみましょう。キウイにはビタミンCが含まれることはよく知られていますが、それ以外にも、
・腸内環境を整える食物繊維
・塩分の排出を促すカリウム
・特に妊活を考えている女性に大切な葉酸
など、健康や美容に必要な栄養素がぎっしりつまっています。
また、17種類の栄養素がどれくらい含まれるかを比較した「栄養素充足率スコア」では、キウイはフルーツの中でもトップクラスを誇るんだとか。小さい体だけど、かなりのパワーを秘めたヤツですね!
丸ごと冷凍で、皮ツルン♪
それでは早速キウイを冷凍保存してみます。
<冷凍保存方法>
1.流水でキレイに洗う
冷凍保存する前に、まずは流水でキレイに丸ごと洗います。いつもは皮をむくので、皮ごと洗うって初めてかも…。いきなり斬新ですね。
2.水分をきちんとふき取る
洗い終わったキウイは、キッチンペーパーなどでしっかり水分をふき取りましょう。水分が残ったまま冷凍すると、霜がついて味が落ちてしまう可能性があります。
3.保存袋に入れて密封する
水分をふきとったキウイを密封できる保存袋に入れ、できるだけ空気が入らないようにチャックします。
4.冷凍室に入れる
密封した冷凍袋に入れたキウイを冷凍室に入れれば完了。あとはカチコチに固まるまで冷凍すればOK。
冷凍キウイはこちら!
約6時間冷凍室に入れたキウイがこちら。見た目はほぼ冷凍する前と変わりませんね。ただ、触ってみると中までしっかり凍っていて、カチコチになっています。それでは早速これを食べてみましょう。
<冷凍キウイの食べ方>
1.流水で洗い、軽く解凍する
カチコチに凍ったキウイを20秒ほど流水にあて、軽く解凍します。
2.ヘタを切り落とす
軽く解凍したキウイをまな板の上に置き、ヘタ部分を薄く包丁で切り落とします。
3.皮をむく
切り落としたところから皮を引っ張ると、スーッと皮がみるみる下に移動していき、ご覧の通りちぎれることなく、皮がむけました!これはかなり気持ちいい♪このまま同じように皮をむいていくと…
むき終わったキウイはこちら!
すべての皮がむけ、中からキウイが丸ごと現れました!この写真だけ見ると、パイナップルっぽく見えたりもして、一瞬ではキウイってわからないかもしれませんね。
むけた皮にはほとんど身はついておらず、本当にキレイに果肉だけが残りました☆この姿はキウイ自身もビックリでしょうね()。
<冷凍キウイの食べ方>
キレイに皮がむけたキウイ、さっそく食べてみましょう。まずはスライスしてそのまま。断面を見るとようやくキウイ感が出ましたね。
ただ、食べてみると半解凍状態ということもあり、シャリシャリしてシャーベットのような食感になっていました。これは新しい!個人的にはいつも食べるキウイよりも、こっちの方が好きかも。
もちろんさらに小さくカットして、ヨーグルトの上にトッピングしてもOK。キウイの酸味がさっぱりしたヨーグルトとよく合います。
ほかにも、冷凍キウイとヨーグルトをミキサーにかけるとスムージーにもなり、夏バテして食欲がないときにもグビグビ飲めますよ。
暑いときこそキウイを丸ごと冷凍!
連日30℃を超えるような今の季節は、フルーツも傷みやすいですよね。そんなときに冷凍キウイは本当におすすめ。皮はつるん、果肉はシャリシャリ、そして栄養素は丸ごと摂れると、まさに今の季節にぴったりの食べ方です。
これからは、キウイが余りそうになったらすぐに冷凍ですね!
取材・文/JUNKO
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