今ならお得
プロのエアコン掃除で空気キレイ
わっ、エアコンの風がくさい!気になるにおいを今すぐ何とかしたい…!忙しくてなかなか時間が取れない、汚れがひどくて自分の手には負えないという方は、プロに頼むという方法もあります。自分ではできない徹底的な分解と洗浄で、においの原因のホコリやカビをきれいにしてみませんか?
こちら、“やっちまった”ストッキングです。
まだまだ立派、新品に見えますよね。
1回しか履いていないのに、着圧で高かったのに……ガサガサの踵にうっかり引っ掛けてしまい……悔しいですッ。
穴あきストッキングへの未練を捨て、捨てるタイミングを逸した毛玉だらけのタイツもそろそろ成仏チャンス。思い切って断舎離しましょう。
ストッキングがお掃除に向いている理由
ストッキングのお掃除活用なら、もうやってるよーという人も多いと思います。でも、どうしてストッキングがお掃除に向いているのか、改めてまとめてみました。
1. 化学繊維の静電気で細いホコリを吸着してくれる。
ストッキングはナイロンなど化学繊維でできています。化学繊維は静電気を帯びやすく、特に家電のホコリなどを吸着して取り除いてくれます。
2. 肌触りが良く、やわらかくできているので、素材を傷つけない。
素肌に直接身につけるストッキングは肌触り良く作られています。この繊維の細かさが電化製品などお掃除する物の表面を傷つけずにきれいにしてくれます。
3. 伸び縮みするので切ったり、結んだり、加工しやすい。
伸縮性に富んでいるので、必要な大きさに切ったり、端を結んだり、自由自在に加工できるいのもいいところ。
“お掃除グッズ”の設計図です
ストッキングの特性を活かし、今回は1足のストッキングを①脚の部分と②パンツの部分に分け、2つのお掃除グッズを作ってみます。
お掃除グッズ①:ストッキング(脚)で重曹シューズキーパー
ストッキングに重曹を入れて
「シューズキーパー」を作ります。
ストッキングの脚の部分をはさみでカットします。
脚の部分をさらに2つに切ります。足先のないほうは、
片方の端を結ぶので少し長めになる位置でカットします(設計図参照)。袋状になった2つを重ねて二重にしたものを1組作ります。
▲重曹ちゃん(1kg入り、398円)。脱力系ネーミングに惚れて近所のドラッグストアで購入
二重にしたストッキングに重曹を詰めていきます。
じょうごで入れると重曹をこぼさずに入れられますが、持っていない人は、アレを利用!
おなじみ、ペットボトル!
飲み口のついた上の部分をカッターで切れば
ペットボトルじょうごの出来上がりです♪
ペットボトルじょうごを使ってストッキングに重曹をどんどん入れていきます。
ほどよい感じになったらストッキングの端をギュッと縛って完成。
重曹はパンパンに入れないほうが、靴への出し入れがしやすいと思います。出来上がったシューズキーパーの重さを計ってみたら1つ約200gでした。150~200gが適量だと思います。
靴の中に入れて一晩置くだけで……
一日じゅう履いて蒸れたスニーカーや靴の中に重曹シューズキーパーをイン!
玄関で臭いを発する部活男子のスニーカーやパパの革靴はもちろん、女子たちが冬場に履くロングブーツも、なかなかの蒸れ具合。臭いが気になる靴の中に入れて、一晩置いておきましょう。
重曹は臭いや湿気を吸いとってくれるので、翌朝にはクッサい臭いも湿った中敷きも、すっきりリセットされているはずです。
重曹の有効期限は3ヵ月ぐらいを目安にする場合が多いようですが、効果を感じるうちはエンドレスで使えます。
頼もしい!重曹の消臭&吸湿効果
重曹の効果についてまとめてみました。
正式な化学名は「炭酸水素ナトリウム」で、ベーキングソーダともいいます。地中の鉱床や湖の沈殿物、地下水、海水など自然界に豊富に存在している塩の仲間です。
・消臭効果
重曹にはさまざまな悪臭を化学的に消す、強力な消臭効果があります。弱アルカリ性成分が悪臭成分そのものを中和分解してくれます。
・吸湿作用
優れた吸湿作用があり、湿気の多い場所においておけばカビ予防にもつながります。
天然素材の重曹は、環境にも人体にも安全に使えるので、家族の靴の臭いケアにも安心して使えますよね。
(出典:主婦の友社刊「重曹・お酢・クエン酸の使いこなしバイブル」)
ストッキングで作る利点がもう一つ!
重曹は粒子が細いため、ストッキングを二重にしていても微量の重曹がこぼれてしまいます。実はこれにもいい効果を生みます。ストッキングからこぼれる量も絶妙。茶こしでひとふりしたくらいなので、靴の中はいつもサラサラ~。ストッキング、ほんと使えます!
お掃除グッズ②:ストッキング(パンツ)で「簡単!手バタキ」
残ったパンツでは、昔からのジャパニーズお掃除道具「ハタキ」を作ります。
前述したように化学繊維で作られるストッキングは静電気を帯びるため、ホコリを吸着する特性があります。
正確には、ハタキではなく
「手バタキ」です。
手?? その説明は後ほど。
パンツのウエスト部分は残して、はさみで縦に切り込みを入れていきます。幅はもちろんテキトーですが、計ってみたら1.5~2cmぐらい。細すぎず太すぎず、これくらいがちょうどいいです。
ピラピラになったパンツ、お次は棒か何かにくくりつけて完成すると思うでしょ?
その工程、不要です。使うときにパンツのゴムのところを手でつまめばOK!
そうです、手でつまんで使うから「手バタキ」なんです。
家じゅうのホコリを取りまくったら、あとはゴミ箱へポイ。いちいち棒にくくりつけたりする必要はありません。
この「手バタキ」、会社の先輩(中学生と高校生の子を持つママワーカー)に教わったのですが、初めて聞いたときには、私も「え?棒をつけなくていいの?」と思いました。
でも、「捨てる前のひと仕事」なら、「パッと作って、パッと掃除して、パッと捨てる!でちょうどいい」とのこと。なるほど。働くママは時間の使い方もさすがでした。
家電やオブジェのホコリを見事に吸着♪
それでは、さっそく我が家を「手バタキ」でお掃除してみます。
まずは、スピーカー。ちょっと特殊な形をしております。
最初に手バタキで表面をササッと、台座は奥までググッとホコリを取って、その後に掃除機のブラシでフィニッシュすればカンペキ!
紙製の電灯は、球状の傘の表面を撫でてホコリを取ります。
こんなガラスの小物入れのお掃除も、手バタキの出番。
サッサッサッと周囲を撫でたら一発でキレイになりました。
ストッキングは最強お掃除グッズ!
今回紹介した2つのお掃除グッズのほかにも、ストッキングを針金ハンガーにかぶせてモップにしたり、お風呂の湯あか取りに使ったり、用途はたくさんあります。
穴の空いた新品ストッキングも、毛玉だらけの年季の入ったタイツも、捨てる前に“ひと仕事”してもらいましょう。
撮影・文/暮らしニスタ編集部 近藤京子
\おうちをプロの技で綺麗に/
自力ではなかなか満足に掃除できない部分、プロのお掃除ですっきりしませんか?
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます