朝はカンカン照りだったのに、午後には急変して大雨!近頃は天気が不安定な日も多いですよね?洗濯物を干しても雨に濡れてしまって洗い直し…なんて経験のある方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、部屋干しをすると「カラッとしない」「ニオイが気になる」という不満も。特に厚みのあるタオルは乾きにくく、「しっかり洗ったはずなのに臭い」という悩みもよく耳にします。
そんなお悩みの方に朗報!ライオン株式会社が「お洗濯情報セミナー ~部屋干しクオリティを向上するお洗濯術」を開催するとのことで、自身も「部屋干し派」だと言う暮らしニスタのおくやままさみさんとともに参加してきました。
おくやまさんの実感レポート、ご覧ください!
え?ホント?「使い込んだタオルは乾きにくい!」
おくやままさみです。
我が家は部屋干しが中心。洗濯物の下に新聞紙を敷いたり、扇風機を回したり…上手に乾かすために自分なりに試行錯誤してきましたが、今回の「お洗濯マイスター」の方のお話は、今まで知らなかったことばかり。
まず驚いたのは、「使い込んだタオルは乾きにくくなる」という事実!
新品と使い古したタオルでは、確かに手ざわりは違うし、古いタオルのほうが臭うような気もしていたけれど、乾き方に差があるとは!!
使い込んで洗濯を繰り返したほどタオルの繊維構造が損傷し、表面や内部に水が吸着するので、脱水直後の水分量が増加するのだそう。
脱水直後のタオルの重さを計って、そのうち水分の重さがどれくらいを占めているか(水分率)を比べると…
【1回洗濯】63.4%
【50回洗濯】81.5%
乾燥するまでにかかる時間にも差があって…
【1回洗濯】5時間39分
【50回洗濯】6時間22分
なんだとか。
…えー…我が家は使い込んだタオルばかり!ただでさえ、部屋干しは乾きにくいのに…。
使い込んだタオルを早く乾かすには?
タオルを新品にしなきゃ部屋干しの悩みは解消できないの?なんて、がっくり来た方もいるのでは?
でも大丈夫!使い込んだタオルを早く乾かすコツもしっかり教えてくださいました。ポイントは「脱水直後の水分量を少なくする」こと。それには…
①柔軟剤を使用する
柔軟剤には、速乾作用があるそうです。タオルを脱水した直後の水分量を比べると、柔軟剤を使って洗濯したタオルの水分率は、未使用のタオルの95%なんだとか。
ふっくら仕上げるだけじゃないことにびっくり!
②脱水時間を延長する
3分脱水時間を延長するだけで、脱水直後の水分量が5%減少。脱水終了の合図がなったら、もう1回脱水ボタンを押して、その間に何かひとつ家事を済ませればいいので、次の日から即実行です。
③脱水直後に振りさばく
脱水直後、タオルを両手に持って上下に振り下ろすことがとても効果的なようです。
どのくらい振りさばいたら良いのか聞いてみると、10回程度というお答え。
正直、面倒くさがりの私は…えー…10回ずつかぁー…と思ってしまいましたが(笑)…2~3枚タオルを持って、いっぺんに振りさばいてよいとのこと!
それなら頑張ってやってみようかな♪
特に梅雨時期や冬の部屋干しで乾きにくい時は忘れずに習慣にしてみたいと思います。
早く乾かす効果的な干し方は?
我が家の部屋干しは、ピンチが沢山ついたハンガーを3つ使います。
タオルチーム、ズボンや体操服などチーム、下着や細々したチームと自然と分けて干しているので、干し方の実演をされていたお洗濯マイスターの方に、それでいいのか聞いてみると…
『アーチ干し』が最も早く乾くとのこと。
両サイドに一番長いもの、内側にくるにつれて長さが短い洗濯物を干して、アーチ状に空間をつくる。そうすると風がよく通るそう。
そして、扇風機を回しておくのが、さらに効果的だそうです。
お!扇風機は、ずっと我が家も回していたのでちょっとニンマリ(笑)。
タオルはタオルでまとめて長いものばかりまとめて干していたので、へー!!っと即実行しました。
大きなバスタオルは、囲み干しにするのがよいとのこと。
囲み干しにした中も干してよいそうなので、あまり見えたくない下着などを囲んだ中に干すのもよいですね。
さっそく我が家でも実践してみました!
翌日から即実行!
タオルは柔軟剤を使い、脱水時間を長くして、振りさばいて干す!!
確かにこの方法だと、干してる時間が同じでも、今までより確実にカラッとしてる気がします。
また、いつもならこのハンガーに、タオルばかりをずらりと干していたのですが、長いタオルを両サイドに、長さを見て子供のTシャツや半ズボンも取り入れてアーチ状に。
これでお洗濯がスムーズにこなせるのならとちょっと楽しい気分に♪
扇風機の首を振って、ゆる~い風を回しておくだけで、我が家は夜に洗濯をして干して寝るので、翌朝の乾きが全く違います。
眠くて眠くて扇風機を回して寝るのを忘れてしまった翌朝は、あー…っと気分が落ちるほど乾きが違うので、ぜひぜひアーチ状に干して、扇風機を回す!やってみてくださいね。
部屋干しでも、晴れ干ししたようにカラッと乾いてふっくら仕上がる、8月29日発売の液体洗剤「トップ ハレタ」のお試しレポートもご覧ください。
2018.08.21日本は年間3分の1が雨天。しかも、ライフスタイルの変化で部屋干しや夜干しする家庭が増加中。風通しのいい屋外で、たっぷりの日差しのもと洗濯物を乾かしたい、という思いは、もはや贅沢なのかもしれません。続きを見る
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