独身時代は結婚生活についてあれこれ夢を見ていたものの、いざ家庭を持ってみると、思い描いていたものとはかけ離れた生活を送っていたりするものですよね…。実際のところ、子育て中のママたちは、子どものいる生活に対してどんな思いを抱いているのでしょうか?現役ママ500人に聞いてみました。
【質問1】子どものいる生活は、出産前に想像していた生活と一致していますか?ギャップがありますか?
▼イメージとだいぶ違った
「子育ては、実際に体験するのと想像するのでは大違い。大変さも喜びも想像以上でした」
「子どもがいる生活に漠然と憧れていたのですが、我が子が産後の病室に運ばれてきた途端、中身のない夢を見ていたことに気が付きました」
「子どもにかわいい洋服を着せてお出かけする生活を夢見ていました。ところが、実際は洋服なんてすぐに汚すし、成長が早く、せっかくのかわいい洋服もすぐに着られなくなります。それに、お出かけの準備が大変!いざ出かけてもぐずったり、うんちしたりして疲れるばかり」
「子どもを産んだ後も仕事を続けるつもりでしたが、子育てが想像以上に大変だったので結局復帰できずじまい。子育ての大変さを甘くみていました…」
「こんなに子どもに振り回されるとは思っていなかったし、幼稚園や習い事にお金がかかることも計算外でした」
「かわいい家具やおもちゃがあるすてきな部屋で、にっこり穏やかな生活が送れると思っていました。でも、実際は家具にはシール、ふすまは破れて、おもちゃは壊れ、家の中を走り回っている子どもに怒鳴り散らしている私…。それなりに幸せですが、穏やかどころか全力疾走の日々です」
大半の主婦が「イメージとだいぶ違った」と回答。予想以上に子育てに時間を取られるだけでなく、養育費や衣装代をねん出しなければならないことがネックになるとの声もありました。でも、時間やお金をかけた分、これから先の人生でかえってくる喜びも大きいはず!
▼イメージと少し違った
「新生児を育てるのは大変でも、少し経てば楽になると思っていました。ところが、1歳を過ぎてからのほうが大変で、2~3歳は最も大変でした」
「起きているときはもちろん、寝ているときにも子どもに気を配らなければならないので大変。こんなにも自分の時間が減るとは思ってもみなかったです」
「赤ちゃんはかわいいものだと思っていましたが、夜泣きがひどいときには悪魔に見えて、『赤ちゃんは天使だなんて誰がいったんだろう?』と思ったくらい」
「出産前から育児本をたくさん読んでいましたが、実際に子どもを産んで初めて育児の大変さが分かりました」
「子育ては夫婦二人でおこなうものだと思っていたのですが、私が育休や産休を取ったせいか、夫は積極的に子育てするといった感じではなく、“手伝っている”という感じです」
「出産前には、子どもにも人格があって思い通りはならないということが想像できませんでした」
子どもが夜泣きしたり体調を崩したりすると、いつも以上に子育ての大変さが身に沁みるもの。心身ともに疲れが溜まってきているなと感じたら、旦那や両親を頼って息抜きするのも手ですよ。
▼ほぼ予想通り
「もともと子どもが大好きだったので、我が子が生まれてきたら想像通りかわいくて、ずーっと眺めていました。娘二人を育てていますが、今でも毎日が楽しいです」
「(自分の出産前)姉家族と同居していたので、出産前から子育ての大変さは分かっていました。でも、手伝うより、自分が中心となって育てるほうがもっと大変だとは思いました」
「友人から子育てに関する苦労話をたくさん聞いていたので、少なくとも数年間は子ども中心の生活になることを覚悟していました」
子どもが小さいうちは、自分の時間を犠牲にしないといけないことも多々ありますが、その経験なくしては得られないこともきっとたくさんあるに違いありません。出産前に抱いていたイメージとのギャップを楽しみながら、家族みんなで楽しい日々を紡いでいきたいものです。
写真© hakase420 - Fotolia.com
※出典:雑誌『Como』(主婦の友社)/『ライフワークとしての子育て』より
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