玄関の失敗例を見て後悔のない新築の玄関づくりのコツ

家の顔とも言える玄関。部屋の中だけでなく玄関にも、こだわるべきポイントがたくさんあります。

新築の玄関での失敗例

玄関での失敗例として一番多いのが「収納不足」です。玄関と言えば靴の収納がすぐに思いつきますが、実際には靴以外にも玄関に収納したいものがたくさんあるのです。小さい子どもがいる家庭では、ベビーカーや子ども用の自転車、外遊びの道具などを置くでしょうし、ゴルフバッグやバーベキューの道具などのアウトドア用品、ほかにも来客用のスリッパ、傘立てなど…。これらをしまう場所を確保せず、出しっ放しにするしかなければ玄関が狭くなり、見た目も悪くなってしまいます。

玄関で失敗する原因とは

玄関作りで失敗してしまう原因の多くは、玄関に必要な収納量を把握できていないことにあります。先に挙げたように、玄関にしまいたいものはたくさんあるので、何をどのくらい収納したいのか、しっかりプランを立てましょう。

理想的な玄関とは

では、理想的な玄関とはどういうものでしょうか。

玄関は来客が必ず目にする、家の顔とも言える場所ですから、すっきりと片付いた玄関を保ちたいものです。そのためには大容量のシューズクロークがあるとよいでしょう。シューズクロークをウォークスルーにして、家族はシューズクロークから家の中に上がるという手法も取られます。

 設計・施工　UnirTechnica（ユニールテクニカ）株式会社

玄関でこだわりたいポイント

玄関を作るにあたって、収納以外にもこだわりたいポイントがあります。

玄関は外とつながっているため、汚れやすい場所です。雨の日に、ぬかるみを通った靴で帰ってくることもあります。床材は掃除のしやすい素材を選ぶとよいでしょう。庭に散水栓を作るように、玄関の外にも１つ水道を設置できれば、掃除や汚れ物を洗うなどに使えていろいろと便利です。

採光・通風のために窓を設置する、掃除機を使うためにコンセントを設置するのもおすすめです。水を撒いた掃除のあとなどしっかり換気を行ないたい場合には、玄関網戸も使えるアイテム。年齢を重ねたときには、靴の脱ぎ履きや一時の荷物置きにベンチなどを設置するスペースもあると安心です。

玄関照明のおすすめ

玄関の照明は、人感センサータイプがおすすめです。雨の日や荷物が多いとき、暗い玄関でスイッチを手探りするのはなかなかストレス。同じ理由で玄関の外のポーチも、人感センサーが便利です。LED照明などは紫外線を発生させないため虫が寄ってきにくく、外の照明に向いています。

玄関ドアを選ぶ

玄関は家の顔と言われますが、玄関ドアもまた「顔」です。外観や内装のイメージに合ったものを選びたいもの。断熱性能の高いドアや、玄関が閉じてから5秒で自動施錠するような防犯性の高いものなど、高機能の玄関ドアもあります。

また、和のイメージの強い引き戸も、現在ではデザインが多彩になっています。開いたドアが人や物に当たることがなくスペースが有効活用できる、ベビーカーや車椅子などの出入りがしやすい、指を挟むなどの危険性が少ないといった利点があります。選択肢の１つとして知っておいても損はありません。

まとめ

収納の確保や出入りのしやすさ、掃除のしやすさ、採光や通風の確保、防犯性など、新築の玄関を作るにはいろいろな点をチェックしなければなりませんが、こだわるポイントをしっかりおさえて、満足できる玄関を作ってください。

★おしゃれな注文住宅を建てたい方はこちら

★注文住宅のカタログを取り寄せたい方はこちら

記事作成協力　UnirTechnica（ユニールテクニカ）株式会社

あわせて読みたい記事はこちら

持ち家だからこその固定資産税！その仕組みについて解説！

2017.10.26

家づくりにかかる費用には、建物や土地以外にも保険料や保証料、さらには地鎮祭などの祭典費用といった諸経費がかかることはご承知のとおり。そして、念願のマイホームが完成しオーナーになったことで生じる税金があります。その税金という...続きを見る