まさに住まいの顔になるのが「門まわり」。内装も外観も素敵で心地よい家づくりができても、ここをおろそかにするとせっかくの住まいが台無しに。自慢できるマイホームをつくるためにも、しっかりとプランニングしましょう。
門と玄関を対面させてはいけない
門扉をつけるクローズドスタイルが一般的ですが、道路と玄関までの距離がとれない場合や、開放的なエクステリア(外構)にしたい場合は、門扉なしのオープンスタイルもいいでしょう。
いずれのケースでも、門が玄関ドアの正面にくる配置は避けたほうが無難です。
ドアを開けたときに、道路から玄関の中がまる見えになってしまうからです。前庭があまりとれない場合でも、上図のように玄関ドアと門をずらして配置すれば、ドアを開け閉めする際に人目が室内まで届きにくくなります。
またアプローチがL字形になるため、玄関まわりに奥行き感やゆとりが演出できます。
門まわりに使うタイル
素朴な質感や色で人気を集めているのが「テラコッタタイル」です。これは吸水性のある素焼きタイルなので、専用のワックスをかけ、汚れや水から保護する必要があり、手間がかかります。
そこでおすすめなのが、テラコッタタイル風につくられた磁器質や炻器(せっき)質のタイル。汚れが染み込まないため、掃除が簡単で、インテリアにも適しています。
玄関ポーチ
玄関ポーチは、外と内とをつなぐスペース。欧米では玄関ドアは内開きがほとんどですが、日本は逆。ポーチに立って外開きのドアを開閉するには、ある程度の広さが必要です。
ひさしを深くしておけば雨の日も快適で、ドアの傷みも軽減します。
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