こんにちは。家事コツ研究員のAです。
みなさんのご家庭では、写真のような水切りネットを使用していますか?
こんな形状で、シンクのゴミ箱に被せると生ごみを上手にキャッチしてくれる水切りネット。
100均でも数十枚単位で売られていて、安く買えるのが嬉しいアイテムですよね。
ただ、多く手に入るからこそ「そんなに減らない」「他に使い道ないのかな?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、そんな水切りネットの意外な活用法をご紹介します!
泡立ちの良さを利用して掃除用に!
まずご紹介するのが、掃除アイテムとしての使い方。
私が使っている「ストッキングタイプ」の水切りネットは、目が細かく写真のように洗剤を少量つけるとけっこう泡立ちが良くなります。
また、目が細かいので金属などを磨くのに適した素材になっています。
それを利用して、我が家ではシンクや水道まわりの掃除アイテムとして使っています。
使い方は簡単で、洗剤を少量つけて泡立てたら直接掃除したいところをクルクルと磨くだけ!
写真では素手でやっていますが、気になる方はゴム手袋をつけてくださいね。
軽く磨いただけで、ピカピカになります。
使い終わった水切りネットですが、ここで捨てるのはちょっと待って!
掃除した後に、ゴミ受けに被せて本来の水切りネットとしての使い方をすれば一石二鳥です!
どうせ汚れてしまう水切りネットなので、シンクの掃除→本来のゴミの水切りに使えば1枚で2度活用することができて節約にもなりますよ。
ヨーグルトを水切りしてなんちゃってモッツァレラチーズに!
次にご紹介するのは、意外なキッチンツールとしての使い方。
我が家ではヨーグルトをよく食べるのですが、水切りネットを使うことでいつものヨーグルトが“なんちゃってモッツァレラチーズ”に変身します!
ヨーグルトに飽きてきたときや、残り少ないヨーグルトが水っぽくなってしまったときなどにオススメですよ。
やり方は簡単。
一度カップのヨーグルトを別皿に移してから、水切りネットをカップに被せます。
私は水切りネットをよく洗ってアルコール消毒し乾かした後、写真では分かりにくいですがネットとヨーグルトの間に念のためキッチンペーパーを挟んでいます。
その上からヨーグルトを乗せてしばらく放置するだけです。
ただ、水切りネットは本来食品に使う用途のものではないので、気になる方は注意してください。
その後は蓋をして冷蔵庫などで1~2時間ほど放置し、水切りをしっかり行います。
ヨーグルトカップに水切りネットを被せるだけの省スペースなので、作業しやすいのも嬉しいポイントです。
2時間弱水切りしてみました。
写真で比較すると分かりますが、水分が抜けてチーズっぽくなっているのが分かります。
カップの底にはヨーグルトから出た水分が溜まっていました。けっこうたっぷり出ています。
作った“なんちゃってモッツァレラチーズ”は、トマトと並べてオリーブオイル・バジルソルトをかけてカプレーゼにしてみました。
ヨーグルトから出来ているとは思えないほど、酸味が抜けてまろやかなチーズに。
ちなみに夫には内緒にして食卓に出しましたが、最後までチーズだと思って食べていました(笑)
わざわざモッツァレラチーズを買わずにヨーグルトから作れるので、かなりオススメですよ。
揚げ物に使った油濾しに!
最後にご紹介するのは、揚げ物に使った油を濾すのに使う方法です。
揚げ物に使った後の油は、一度では捨てるのがもったいないので2・3回は使いたいですよね。ただ、食べ物からでた水分やカスなどが浮いているので、これをキレイにするのに水切りネットが最適です。
保管容器(写真では洗った牛乳パックを再利用してます)にネットを被せて、冷めた油を注いでいきます。
この時も、衛生面が気になる方はネットをよく洗ってアルコール消毒し、乾かしてから使うなど、注意してください。また、油がしっかりと冷めるまで待ってから作業してくださいね。
水切りネットを通した油は、カスや汚れが取れてかなりキレイになりました!
油濾しの道具やオイルポットも便利ですが、水切りネットを利用すれば簡単に油濾しができて、節約にもなりますよ。
まとめ
今回は、水切りネットの活用法をご紹介しました。
掃除グッズや意外なキッチンツールとしてなど、工夫次第で色々な活用法があります。
元々食品用途に使うためのアイテムではないので、食品に使用するときはよく洗ってアルコール消毒をするなど、衛生面が気になる方はその点の取り扱いに注意してくださいね。
写真・文/あるぱか
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