「ピニャータ」は元々は中南米を中心に子どもの誕生日などのパーティでよく使われるくす玉の様なもの。ハロウィンパーティでも定番で子どもの大人気です!
簡単に言うと中に空洞がある張りぼてでお菓子などを入れてつるしてみんなで叩いて壊したら中もお菓子が落ちてくるっていうもの。
色んな作り方がありますが、私は何度も作ったことがある達人の友人に教えてもらった方法で作ってみました。
材料は風船、のり、半紙です。
検索して出てくる多くは新聞紙と小麦粉を水で溶いた小麦粉のりで作る方法。以前長男が小学生の時にハロウィンパーティ用に教えてもらって作ってきたのもそうでした。
おそらく…新聞紙と小麦粉のりの方が頑丈に仕上がると思われます。
材料は本体もデコレーションも100均でそろいます。
風船を膨らませます。
ふわふわ安定しないのでコップやココット皿に乗せると作業がしやすいです。
のりが垂れるので新聞紙やビニールシートを敷いて作業してくださいね~。
のりを水で溶きます。かなりしゃばしゃばな緩さでOK!
半紙を適当な大きさにカットして浸し、
風船に貼り付けていきます。
しわしわで大丈夫です(笑)
隙間なく貼り付けたら乾かします。
室内だとなかなか乾きませんが外だと数時間で乾きます。お天気が良くなくて出せない場合は吊るして扇風機の風を送ってあげると乾きやすくなります。
(今年は台風などの影響もあり10月は悪天候続きで困りました…)
乾いたら再度貼り付けること3回でこのような状態に。
半紙なので厚みはかなり薄く押すとボコボコ凹みますが大丈夫。
これで本体の完成です。
ピニャータのデコレーションは様々。ハロウィンで使うときはジャック・オ・ランタンやお化けなどが多く用いられます。材料も絵の具で色を塗ったり、ビニールテープを使ったりと様々。
今回は色画用紙でデコレーションしてみました。
貼り付けるのに適当な大きさにカットして切り込みを入れます。何枚も必要なので重ねて切ると効率がいいです。
上から張り付けていきました。この時は薄めたのりではなく通常の濃さののりで貼りました。曲線なので少し重ねて貼ると隙間が目立ちにくくなります。
下まで貼ったら顔のパーツもカットして貼り付けてしっかり乾かします。
今年のハロウィンは我が家にはモンスターズインクの世界の様なポップなモンスターたち♪が増殖していきました。
乾燥したら風船を割って取り出します。
穴が開きました。自分の手を入れられるくらいの大きさだとその後の作業がしやすいかも。
目打ちなどで2~4か所穴をあけます。
今回は強度の点から重みがかかる力を分散させるために4か所にしました。
紐を通します。先が割れて通しにくくなる時はセロハンテープを先に巻いておくと通しやすいです。
紐が通りました~♪叩くときにかなりの力がかかるため紐穴が避けて落ちてしまうことが多々あるため、穴の裏にビニールテープを張って強度を増しておきました。
棒で叩くので中に詰めるお菓子は壊れやすいものは避けた方がいいです。スナック菓子が砕けて粉になったのを見たことがあります。チョコレートや飴、ラムネなど個包装もしっかりしてあるものを選びましょう~♪
穴から入れます。
やらなくてもいいのですが今回はピニャータに合わせて叩く用の棒にもデコレーション♪両面テープで貼ったらすぐに張り付くのでおススメです。
棒は何でもいいのですが小さい子が握りやすく長すぎない方が安定して振りやすいです。ある程度の方さもないとピニャータが敗れる前に棒が壊れてしまいます。今回は達人からラップの芯をもらったのでそれを使いました。
さぁ~これで準備完了です!!!
ピニャータを吊るして棒で叩く!
それだけです。
破れたら中のお菓子がこぼれ落ちてくるのを子どもたちが拾い集めるわけですが人数や年齢によっては特別ルールを決めた方がいいかもしれません。
今回のハロウィンパーティでは子どもだけで30人超えだったので3つのグループに分けてピニャータも3個用意しました。2歳くらいの子~12歳くらいまで年齢差もあるので危なくないようにお菓子は1人何個、と決めて拾ってもらいました。
薄手に作ったピニャータでしたが…
みんな思いっきり叩いても破れない(笑)
4周、5周…と回ってもボコボコになるけど破れない。紐穴部分は強度を増したのでそこが破れて落ちることはなくて良かったのですがあまりに頑丈で子ども達も疲れてしまうくらいだったので最後の1個はカッターで何か所も切り込みを入れました。
かなり薄手で触るとボコボコなるくらいでしたがそれでこの頑丈さ。新聞紙で作ったらさらに頑丈だったと思うので半紙にして正解!
最初から底の方にカッターで切り込みを入れたりする方法もあるようなので自宅用に作ったピニャータで試してみようと思います。
ハロウィン当日の夜に我が家でもピニャータしました。カッターで切り込みを入れてもなかなか破れず(笑)4人の子どもたちは思いっきり叩きまくってやっと切れ目が…
手でビリビリ簡単に破ける薄さですが叩かれる衝撃には強いようです。なかなか破けませんがその分大盛り上がりで来ました。
最後はイースターのエッグハント同様、恒例のお菓子交換会。ハロウィンのピニャータも我が家の恒例イベントになるかも?子どもが喜んでくれる年頃のうちに私も楽しもうと思います~♪
作り方はいたって単純ですが乾かすのに時間がかかります。使う日に合わせて余裕をもって作っておくといいかな?と思います。大きくてどこに置いておくの?と思わずハロウィンデコと思って当日まで飾っておくといいかも(笑)我が家は3個のモンスターが吊るされて大人も子どももテンションが上がりました♪
意外と叩いても破れないのでそんなに頑丈に作らなくてもよさそうですがお菓子の重みと叩く衝撃で紐穴が避けることがよくあるのでそこだけは補強してください。
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