今年もあと少し。家の中の気になる汚れはできるだけ落としてしまいたいですよね。意外とやっかいなのが、じゅうたんの汚れ。
23年経験を積んだ芸能界から一転、清掃業界に飛び込んだカラテカ入江こと入江慎也さんによる、一発で汚れが落ちるプロワザを紹介します。
掃除機と粘着クリーナーで奥に入り込んだホコリやダニもガッツリ取る!
準備するもの
・掃除機
・粘着クリーナー
・ゴム手袋
・ウエス(ぞうきん)
① 掃除機をかける
じゅうたんやラグの毛並みと逆方向(なでたときに色が濃くなるほう)に、毛を起こすように掃除機をかける。
じゅうたんの毛を押さえつけてしまうと、奥に入り込んだゴミが取れない。「毛を起こす」を意識。
ゴム手袋を使ってさらにきれいに
掃除機をかける前に、ゴム手袋をはめた手でじゅうたんをくるくると円形になでてみよう。静電気の作用でじゅうたんの奥に絡みついた髪の毛やホコリが、おもしろいように取れる。
②粘着クリーナーを使う
粘着クリーナーでじゅうたんに絡みついた髪の毛を取る。
表面の汚れが気になるとき
ドライマーク用中性洗剤を100 倍に薄めた液(水500m l:中性洗剤小さじ1 の割合でまぜたもの)にウエスを浸して固く絞り、じゅうたんを毛並みに沿ってたたくように拭く。
さらに、ぬらしたウエスで洗剤を拭き取り、乾いたウエスで水気を取る。湿気はカビやダニ発生の原因となるので、水拭きは月1 回程度にし、できればあわせて陰干しを。
液体をこぼしてシミがついても慌てず対処を
液体でつけたシミは、できるだけ早く取ることが大事。しょうゆやソース、ワイン、ジュースなどは下記の方法を試してみよう。
①ティッシュでこぼしたものを吸い取る。
ゴシゴシこすると汚れが広がるのでNG。表面をたたくようにして吸わせる。
②ウエスをのせて掃除機をかける。
残ったシミに水をかけ、きれいなウエスをのせてその上から掃除機をかける。ウエスにシミの色が移るまで②を繰り返す。
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いかがでしたか? プロのワザを真似しない手はありませんよね⁉
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文/暮らしニスタ編集部
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