16万部のベストセラーとなった『10秒で顔が引き上がる 奇跡の頭ほぐし』。たった10秒頭のこりをほぐすだけで、顔のたるみを解消する「頭ほぐし」は、悩める女性たちの圧倒的な支持を得ています。
そんな「頭ほぐし」の考案者で、エイジングデザイナーの村木宏衣さんが次に着目したのが「目元の疲れ」。コロナ禍で、朝から晩までスマホやパソコンとにらめっこする生活により、”目“の不調を訴える人が激増しているのだと言います。
目が疲れると、肩こりや頭痛、イライラなどの不調が起こるだけではなく、目まわりの筋肉がカチコチになり、血行が悪くなってシワやたるみ、クマの原因にもなるのだそう。
そこで今回は、村木さんの新著『10秒で疲れがとれる 奇跡の目元ほぐし』より、若々しい目元を保つための「目元ほぐし」をご紹介します!
まずは目以外をほぐすことで疲労を緩和
目のまわりのかたくなった筋肉をほぐすことも大事ですが、皮膚が薄く繊細な部位だけに、まずは目に直接触れず、耳や肩・首のこりをほぐすことからスタートします。
■耳の穴ストレッチ
耳まわりの筋肉は目元とつながっており、毛細血管が張りめぐらされています。ここをほぐすことで耳元の血流が良くなり、目元につながる筋肉がほぐれます。こりが蓄積した目の奥をゆるませましょう。
1 親指を耳の中に入れ、耳の穴を広げるように引き上げる
耳の穴に親指を引っかけるように入れ、残りの4指は頭を軽くつかみます。息を吐きながら親指を引き上げ、耳の穴を上に広げて。じんわりと10秒行います。
2 全方位にストレッチをかけ、耳の穴をほぐす
同様に親指で斜め後ろ(②)、後方(③)の順で耳の穴を押し広げます。真下(④)と前方(⑤)は人差し指を使って。強く圧をかけたり、耳の奥深くまで指を入れないように注意を。
■腕ねじれリセット
デスクワークやスマホに夢中になると背中が丸まり、肩が内側に入る姿勢になりがち。肩が内側に入ると、腕をねじれたポジションで使うことになり、肩甲骨まわりにある僧帽筋などの筋肉が前に引っ張られて緊張状態に。
頭部ともつながる筋肉なので目の疲れも助長します。腕のねじれをリセットし、目元へのめぐりを改善して。
1 両腕をまっすぐおろし、手首を直角に曲げ、床と手を平行にする
脚を肩幅に開き、まっすぐ立ったら、両腕はまっすぐおろして体側につけます。手のひらと床が平行になるよう、手首を直角に曲げて。背中が丸まらないよう注意を。
2 両腕を体側につけたまま肩甲骨を寄せる
わきを締め、両腕を体側につけたまま、肩を外に開いて肩甲骨を中央に寄せて10秒キープします。腰が反らないよう、肩と二の腕から外に開くのがコツ。手首も曲げたままに。
目元の筋肉にアプローチして衰えた筋肉を活性化
耳や体のこりを十分ほぐしたうえで、次に目まわりの筋肉をほぐします。まぶたのたるみ、目尻のシワ、クマなどは血流をよくすることに加え、衰えた「眼輪筋」の弾力を取り戻すことで改善につながるのだとか。
■こわばりがちな部分をほぐす
眉頭と目頭の間は、眼輪筋と皺眉筋、眉毛下制筋のつなぎ目で、前頭筋の重みでもこりやすい部分。押し上げてほぐして。
1 目のくぼみの骨に親指を引っかける
眉頭のくぼみにある骨に親指を引っかけるようにしてあてます。眼球を押したり、爪で皮膚を傷つけないように気を付けて。
2 人差し指と中指は生え際に
親指を目のくぼみにあてたら、人差し指と中指を頭部におき、もう片方の手で後頭部を支えて握ります。
3 親指で骨を押し上げるように圧をかける
あごを軽く上げ、親指は眉下の骨を軽く押し上げるイメージで筋肉に圧をかけます。中指、人差し指もじんわり圧をかけたら、押し上げながら後頭部の手に近づけるように寄せます。
いかがですか?目の疲れによる「こり」は、単に目がつらいだけではなく、老け顔を促進させる原因ともなります。「目元ほぐし」ですっきり疲れをとりながら、いつまでも若々しさをキープして。
『10秒で疲れがとれる 奇跡の目元ほぐし』(村木宏衣著・1,430円)
独自の手技で疲れ目を解消!目元のシワ、たるみ、クマもすっきりリセットしてくれる「奇跡」のセルフ美容術。今回紹介した以外にも、さまざまなストレッチや目まわりの悩みを解決する目元ほぐし、見る力を高める眼球体操…など、今すぐ実践したいことばかりです!
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