みなさんは、毎日使うキッチン道具をどんなふうに選んでいますか?たとえば100円グッズなら、安価なので悩まずに買えて、話題のアイテムを気軽に試したいときに便利。けれど、道具としての機能性や飽きのこないデザイン性、耐久性などを考慮すると、長く使えるお気に入りのものがほしくなりますよね。
ディノスには、そんな条件をクリアした、暮らしに迎え入れたいキッチン道具がズラリ。
料理上手な3名の暮らしニスタさんに、ディノスで見つけた優秀キッチンツールを試してもらいました!
何通りにも使えるホーロー容器はキッチンでもテーブルでも大活躍
「調理もできるホーロー容器 ホーローディッシュ浅型S 0.9L」は、熱伝導率と保温性が高く、オーブンやグリルで焼き上げたお料理をそのまま食卓にサーブできる優れもの。
鉄のボディをガラスの膜で覆ったホーロー容器は、酸や塩分に強く、ニオイ移りしにくいので、食材の保存に最適なうえ、汚れが落としやすいのも特徴です。
マリネなど常備菜の冷蔵&冷凍保存はもちろん、下ごしらえではバット代わりに、ケーキづくりでは焼き型として使える万能アイテムです。
増田陽子さんは、この容器でかぼちゃのガーリックチーズ焼き(オーブン使用)を調理。
「これまで使っていたガラスや陶器の耐熱皿はとにかく重くて…。このホーロー容器は軽く、取っ手もあってとても使いやすいです。
フタ付きなので、つくり置きのサラダやおかずを保存したり、手づくりのおやつを冷蔵・冷凍保存するのにも便利。デザインも素敵で、和・洋・中どんな料理にも合い、このままテーブルに出すことで食卓をおしゃれに演出できるのがいいですね」
どんな料理も盛りつけが美しく決まる浅型のデザイン。取っ手つきで、ミトンでしっかりつかめるので、オーブン料理の出し入れや、食卓に運ぶ際も安心です。
密閉ブタをすればオープンディッシュから保存容器に早変わり! 食材の乾燥を防ぎ、冷蔵・冷凍保存時はもちろん、下ごしらえした料理をすぐに焼かないときにも役立ちます。「フタがあるので、調理時に加熱するまで冷蔵庫に入れておきたいときも、ラップを使わずに済んで助かります」
レンジで加熱した薄切りのカボチャをホーローディッシュに移し、オリーブオイルを回しかけます(ホーロー容器は電子レンジ使用不可)。スライスしたニンニク、チーズ、塩こしょう、角切りベーコンを散らして、予熱したオーブンへ。香ばしい香りが食欲をそそります!
☆私たちのお気に入りポイントはここ!
玉田悦子さん
実家で息子の誕生日パーティーをした際、小さな姪っ子のために、ホーローディッシュでフルーツ入りミルクゼリーをつくって持参したら大好評でした。
浅型なので見栄えよく盛りやすく、そのままテーブルに出せるのがうれしいですね。
midoriさん
やっぱりフタつきなのがすごく便利です。
常備菜の保存や、プリンやパンナコッタなどのデザートを冷やしておくのにフル活用しています!
挽きたてのスパイスが料理の味わいを格上げしてくれる!
料理の味をランクアップさせる挽きたてスパイスが手軽につくれる「マイクロプレイン スパイスミル」は、アメリカで特許を取得した独自の刃がポイント。切れ味が鋭く、塩・こしょうはもちろん、シナモンスティックやナツメグなどの固いスパイスや、アーモンドなどのナッツ類も、軽くハンドルを回すだけで粉末状にできます。
「なんといってもマットな質感がかっこいいです!」と、マイクロプレイン スパイスミルがすっかり気に入った様子の玉田悦子さん。
「私は包丁で刻んだクルミをよく料理のトッピングに使うのですが、このミルでクルミをパウダー状にしたら、見た目も可愛らしく、子どもたちがもりもり食べてくれました。
カレーに入れるクローブやクミンシードは、口に残る食感が子どもたちに不評でしたが、このミルならかなり細かい粉末にできるので、香りがよいうえ、スパイスの食感を感じずにおいしく食べられます。
高さが12cmとコンパクトで、キッチンの引き出しに立てたまま収納できるのもポイントです」
ミルの上部を引き抜き、固いスパイス類を本体の中に入れます。
上部をセットしたら、グリップを押し付けながら時計回りに回すだけ。「上からしっかり押さえつけるので、少量のスパイスでも挽くことができます」
玉田さんは、卵&ツナ入りグリーンリーフのサラダをつくり、仕上げにミルで挽いたクルミをトッピング。「パーティーシーズンにも、このミルが活躍しそうです!」
☆私たちのお気に入りポイントはここ!
midoriさん
私はシナモンが好きなのですが、このスパイスミルで挽きたてのシナモンをホット豆乳やホットココアに振ったら、市販の粉末シナモンとは香りのよさが全然違って感動しました。
増田陽子さん
中がシンプルなつくりでお手入れしやすいのも主婦にはうれしいところ。これなら、さっと洗って、挽きたいスパイスをすぐに入れ替えられます。
手を汚さずにバターを使いやすい分量の薄切りにして保存
「プレミアムカットできちゃうバターケース」は、市販の200gバターを約5gの薄切りにし、そのまま手で触れることなく冷蔵庫にストックできるケースです。バターをカットするのは、丈夫な金属ワイヤー。付属のバターナイフは先端がピックになっていて、薄切りにしたバターを簡単にとり出すことができます。
トーストやパンケーキにはもちろん、パスタやきのこのソテー、鮭の包み焼きなど、バターを毎日のように使うというmidoriさん。
「出来たてのお料理に人数分のバターを添えたり、仕上げにバターを入れたいとき、あらかじめ5gにカットしてあるととても便利です。
市販の切れてるタイプのバターは割高なので、自宅で手軽にカットバターがつくれるのは主婦にとってうれしいポイントです。透明容器で、残量が一目で確認できるのもいいですね」
ケースにセットしたワイヤープレートの上に、室温に戻したバターをのせ、フタで押さえながらギューっと押します。
バターが約5g単位の薄切りにカットされたら、フタをしてそのまま冷蔵庫へ。使うときは、先が二股になった付属のバターナイフでとり出します。
フレンチトーストは、 midoriさんがつくる朝食の定番メニューのひとつ。卵液は砂糖を控えめにし、仕上げにメープルシロップをかけ、バターをのせるのがmidoriさん流。
☆私たちのお気に入りポイントはここ!
増田陽子さん
バターを使うときは、包丁で切ると包み紙も切れてしまい、ベタベタして見た目も美しくないのがストレスでしたが、それが一気に解消されました(笑) 。お菓子づくりでも計量いらずで時短になります。
玉田悦子さん
5g単位のこの薄さが、クリームシチューやマッシュポテトなどに使うときにすばやく溶けて助かります。
キッチン道具はデザインと使いやすさと耐久性を備えているのが理想
midoriさん
やはりキッチン道具は長く使えるものが理想的。私は包丁もミルクパンも、気に入って選んだものを10年以上使っています。
玉田悦子さん
ていねいに作られた道具は、つくりがしっかりしていて使いやすく、変形したり壊れにくい。だから結果的に、ずっと使えるんですよね。
増田陽子さん
使い勝手がよくてデザイン的にも美しい、自分の好きな道具を使うと料理のモチベーションがあがりますよね。同じメニューをつくっても、自信をもって食卓に出せます。
3つの商品を実際に使い、太鼓判を押した3名の暮らしニスタさん。みなさんに共通する道具選びのポイントは、デザインの美しさと使いやすさ、そして耐久性のようです。長く愛用できる道具を持つことは、料理のしやすさだけにとどまらず、安心感や気持ちの余裕にもつながるんですね。
取材協力/株式会社ディノス・セシール
撮影/鈴木江実子
スタイリング/伊藤みき
取材・文/浜野雪江
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます