国家資格である「保育士資格」、手にすると「できること」がぐんと増える!
今回お話を伺ったのは株式会社学研ココファンが運営する指定保育士養成施設「学研アカデミー保育士養成コース」。
「保育士資格の取得方法は2通りあります。まずは、年に2回の国家試験を直接受験する方法。しかし合格率は例年20%~25%、5人に4人は不合格というのが現実です。
もう一つが『指定保育士養成施設』で2年の通学カリキュラムを受ける方法です。修了すると国家試験を受験しなくても卒業と同時に保育士資格(国家資格)が取得できます」
しかし、専門学校に通って資格取得というと、一般に昼間コースは朝から夕方までの授業。仕事や育児との両立はよほどの鉄人でないと無理なのでは……?
「私どもは企業が運営している指定保育士養成施設で、保育士資格に特化したカリキュラムで効率よく時間割を組み立てております。そのため、自身のライフスタイルに合わせた学生生活を送ることができます。また他校とは異なり、学位取得の必要がない分、学費も業界最少額になっております」
実際、学研アカデミーでは1日90分授業を2コマだけ。昼間コース、夜間主コースがあり、昼間コースは9:30~12:40と、お子様の帰宅に間に合う時間までです。夜間主コースも18:20~21:30までと、フルタイム勤務の方でも通える時間帯です。
↑教室での授業風景。
「慌ただしい週明けの月曜は休校日で、火~金の週4日が開校日です。うち2日間がオンライン授業、2日間が対面授業で登校と、どんな方でも最大限通いやすく効率の良い短時間のカリキュラム構成にしています。もちろん、お子様が休みに入る夏・冬・春の学校休暇は学研アカデミーも休暇。このため、途中で通えなくなる学生がとても少なく、ほとんどの学生が無事に卒業されます」
↑オンライン授業も取り入れています。
ちなみに蒲田は、JR京浜東北線をはじめ、その他3路線が乗り入れており、首都圏のあらゆるエリアにリーチがよいことから選ばれたそうです。しかも学研アカデミーはJR蒲田駅から徒歩2分!
他校と比較しても学費が安いので、ほぼ各種支援制度の範囲内でまかなえる!
↑「乳児保育」の授業風景。
「制度設計も自慢ですが、なによりの自慢が他校に比べ、学費が圧倒的にリーズナブルな点です。最大限コスパよく資格取得していただくため、2年間で165万円+教材費等で通えます(※1)。※1 昼間コースAOⅠ期の場合
いちばん有利な東京都の場合で、保育士修学資金貸付制度(最大160万円)を利用し、資格取得後5年間、児童福祉施設等で保育士業務に年間180日以上従事すると、学費のほとんどの額が返還免除となります。そのため学生の多くがこの制度を利用しています」
※保育士修学資金貸付制度については自治体ごとの決まりがあるため確認が必要。
学費がリーズナブルといえどもそこは教育の「学研」、授業内容は一流。教育事業の知見をフルに生かして、学研グループが長年培ってきた教育メソッドが組み込まれています。
「加えて東京都の場合、過去雇用保険の加入期間が2年以上あれば、専門実践教育訓練給付金も受けることができます。
これはハローワークに申請するものですが、支給要件を満たせば半年ごとに50%、上限56万円。就職が決まると更に20%給付されるという仕組みで、最大128万円まで給付されます。結婚前のキャリアでもOKで、多くの方は対象です。
このほかひとり親に対する国の支援制度なども活用することができ、あり得ないくらいに豊富な公的バックアップのある状態でご入学いただけるのです」
※各種支援制度のご活用にあたっては、自治体等により貸付基準や貸付額に違いがありますので、事前にご自身でご確認ください。
↑個々の事情と思いに寄り添った学習指導、進路指導にも定評が。学費納入計画を含めた入学前の就学相談も可能。
入学時に申し込んだ保育士修学資金貸付制度のお金が振り込まれてから、学費納入が可能なシステムもあり、安心な制度設計です。
「学研アカデミーではそうした就学相談から、卒業後のキャリア相談まで、学研グループのメリットを活かしてすべてをワンストップで提供できるのです」
卒業後はどのようなキャリアが考えられるのでしょうか?
↑実習風景。学研グループ内でも安心して実習ができることが強み。
もともと学研がこの教育事業を始めた背景には、良質な保育人材を安定的に輩出するという社会貢献に加え、自グループの人材育成という側面もあります。そのため、学研が運営している保育園、学童保育、発達支援施設に優先的に入社可能。学研教室なども含め、各事業部が集まって就職ガイダンスを実施しているそう。
「1学年の定員は上限100名で、昼間コース50名、夜間主コース50名で昼間コースが特に人気です。昼の3コマ目には『選択授業』も開講しており、学びを深めて即実践を志す方に好評です」
一般企業の正社員勤務は60歳までで、その後は契約社員や時給での非常勤になることが多いそうです。養成施設に2年通うことを考えると、その後5年働いて保育士修学資金の返還免除を受けるためには、60歳位までが入学の目安で、できれば55歳までに決断しておくとスムーズでしょう。
今から働く候補として魅力があるもう一つの理由は、「あとから始めても経験蓄積面で不利にならない仕事」である点。むしろ、これまでの育児や人生の経験をそのまま活かせるため、何歳になってスタートしてもハンデがありません。
ご自身のスタイルに合わせて柔軟に働ければストレスがいっそう低くなるでしょう。
「学童保育などの教育関連施設でも、保育士資格を所持しているとプラスになります。人生100年時代、なるべく健康で長く働くことを想定していろいろな準備を進めたいものですね。このように自分がずっと続けられる、やってみたかった仕事をライフワークとして考えてみるのもいいのではないでしょうか。何より、楽しさとやりがい、社会的貢献に満ちたお仕事です!」
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