こんにちは!「家事コツ研究室」の研究員メガネKです。
さてさて、夏に向かい薄着になりはじめた今日このごろ。メガネKはおなか回りの脂肪が気になって糖質オフダイエットを決行中です。
糖質オフダイエットに欠かせない、高たんぱく質の「豆腐」を毎食献立に取り入れているのですが、時間のかかる水切りが面倒でなりません…。使いたいときにすぐ使えないストレスを解消するため、少しでも時短できる方法はないか研究してみたところ、おススメの方法を発見しました!
まずは定番の水切り方法をおさらい
重石をのせて水切り
豆腐をキッチンペーパーに包み、上に重石をのせて1時間30分おく。
風味や食感を損なわず、しっかり水切りできる最もメジャーな方法です。しかしながら、時間がかかるのが難点。私は献立がきちんと決まっているときしか行いません。
ゆでてから水切り
小鍋で1~2分ゆでてキッチンペーパーに包み、重石をのせて10分おく。
水を切るのにゆでるの?と思うかもしれませんが、ゆでている間に水が排出され、豆腐の表面が軽く凝固されて締まることで水が切れます。あまり時間もかからず食感も損なわれないため、これまで一番よくやっていた方法です。
電子レンジで水切り
キッチンペーパーに包んで耐熱容器に入れ、電子レンジ500Wで3分加熱する。
とにかく時間がないとき、すぐに使いたいときに便利な方法です。かなり水が抜けるのですが、「す」が入りやすくボソボソとした食感になりがち。味を含みやすいので煮物などには向いていますが、口当たりは上記の2方法に比べていまいちです。
左から、ゆでてから水切り、電子レンジで水切り、重石をのせて水きりです。
断面も電子レンジはひび割れたような「す」が入っているのがわかります。
電子レンジでゆでれば時短なうえ食感も保持!
電子レンジで水切りしても食感を保つ方法があればいいな、と思い試行錯誤していました。
電子レンジでゆでてから再加熱したらどうなるかと試してみたところ、これが大正解! 時短なうえ、口当たりもゆでて水きりする方法と遜色なく仕上がりました。
手順は以下の通りです
① 耐熱容器にキッチンペーパーを敷き、豆腐を入れて水をひたひたに注いで
電子レンジ500Wで1~1分30秒加熱する(軽く湯気がたつ程度に)
② お湯を捨ててキッチンペーパーで豆腐を包み、さらに電子レンジで1分加熱する。
※やけどには注意してください!
③ 粗熱がとれるまで1~2分おく。
ひと手間ですが粗熱をとるときに重石をのせると、さらによく水が切れます。
私は豆腐が入っていた容器に水を入れて上にのせてしまいます。(こちらは料理家の先生に教わったテク! 洗い物も増えないので便利です)
所要時間はトータルで5分ほど。電子レンジ一発加熱ほどは水は切れませんが、料理に使うには十分です。
注意するポイント
試行段階で、電子レンジでゆでた後にキッチンペーパーを上からかぶせるだけで再レンジ加熱したところ、豆腐が膨張して崩れてしまいました。
キッチンペーパーは水分を吸い取るだけでなく、形崩れを防ぐ役割りもあるようです。ゆでる工程の際にキッチンぺーパーを容器に敷いておき、再加熱する前にキッチンペーパーで豆腐を包むと作業がスムーズです。
まとめ
たんぱく質が主成分の豆腐は、加熱すると凝固する性質があります。電子レンジの強すぎる加熱では、一気に膨張してから縮んでしまい、割れたような「す」が入りやすくなります。電子レンジでゆでてから再加熱すれば、時短で食感を保ったまま水を切ることができました! ぜひお試しを。
取材・文/久賀友美
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