コラム

出産時の入院生活で「コレ、準備しておくと便利！」なもの口コミリスト

更新日：2017.10.28

出産が近づくと、ワクワクしながら始める入院準備。
普通分娩の場合5～6日、帝王切開でも8日～12日は入院が必要になるため、病院からもらったガイドを片手に準備万端で挑んだつもりが…いざ入院すると「ああ！あれ持ってくればよかった！」なんてものが出てきたりするものですよね。
そこで、入院生活で活躍した便利グッズを先輩ママたちに聞いてみました。

陣痛中の救世主！「ペットボトル専用ストロー」

数分間隔で襲ってくる陣痛とひたすら戦わなければいけない出産。喉が渇いても、コップで飲む余裕なんかありません。そんなときに役に立ったという声が多かったのがこちら。
「陣痛の間も主人にストローを差し出してもらうだけで、水分が摂れた」「長い痛みに耐えている間はのどが猛烈に乾いたので、入院生活であのストローに一番救われた（笑）」「帝王切開だったので体を起こすたびに傷口に激痛が走り、飲食もままならない状態に。ストローならカラダを起こさず飲めて助かった」他にも、固形の食べものがとれない陣痛中に「ゼリー飲料で体力を回復した」という人も。

産後のスタイル維持に必須！「骨盤ベルト」

妊娠中はもちろん、出産後も欠かせないのが骨盤ベルト。
「産後、助産師さんに手伝ってもらって装着し、3ヶ月頃まで毎日つけていました。おかげで骨盤がぐらつく感じもなく、サイズの戻りも早かった」「病院で巻かれたサラシがしっくりこず、出産前に巻いていた骨盤ベルトを産後も愛用。膨らんだお腹はもちろん、広がった骨盤もスムーズに戻り、おまけに出産前よりサイズダウンという嬉しい効果も！」
脂肪が流動的な6ヶ月間が勝負といわれる産後のスタイルケア。ちなみに帝王切開だった筆者は傷口に触れるのが怖くてベルトを付けられず、おかげで腰痛に悩まされるように…。あのときがんばって巻いておけばよかったと後悔しています（泣）。また、骨盤ではなく下腹部を締めるガードルタイプは、産後の出血の原因にもなるようなので、しばらくは使わないように注意しましょう。

自分専用のものがあったほうが◎「授乳クッション」

初めての授乳で、上手なあげかたもわからずあたふた…、そんな時の強い味方がこれ。
「病院にもありましたが、ほかのママさんと共有するのにちょっとだけ抵抗があったので持参すればよかったと後悔…」「退院後もしばらくこれなしでは授乳できなかったし、かさばるけど入院グッズに入れておくと安心かも」
出産前に購入されているママさんも多い授乳クッション、ぜひ入院にも持参しましょう。

この瞬間はいまだけ！「メモリアルグッズいろいろ」

「写真好きなので、カメラは忘れず用意しました。シャッター音がほぼしないコンデジを選び、赤ちゃんを接写で撮りまくり。wi-fi対応でスマホに同期して、家族らにシェアしまくっていました（笑）」「日記帳を持参し、出産記録をつけていました。けっこう暇な時間もあったので持って行ってよかった」
退院したら待っている怒涛の育児生活を前に、入院中に出産の思い出を残しておくのも大事ですね。

音声認識機能に、消臭スプレー？「あってヨカッタ、あったらヨカッタ変わりダネ」

普段めったに使わない機能が、出産時に役に立つこともあるようで…。「帝王切開で出産したのですが、術後麻酔が切れた後は、主人とのLINEのやりとりで文字を打つのも辛かった。個室だったので携帯の『音声認識』機能を使い、言葉を変換して送ってた」
また、入院前には想像がつかないこんな事態も…。「お恥ずかしい話ですが、産後しばらく尿意がなく、時々失敗して下着やパジャマを汚してしまうことが…。強い臭いは赤ちゃんにもよくないと思うのですが、消臭スプレーなどがあるとよかったなと思います」
帝王切開で術後すぐにはお風呂に入れない場合にも活躍しそうですね。

定番ショーツに、まさかの●●!「逆に要らなかったあれこれ」

一般的に「必須です！」とうたわれているものでも、実は必要ないものもあるもよう。「病院でも支給された産褥ショーツ。足りないかも？と、自分でも3枚持って行ったけど使ったのは術後2日くらいまで。買った分が無駄に」。さらに、術後の大変さが垣間見える話もチラホラ。「リラックスできるようにとアロマオイルを持って行ったけど、陣痛中はそれどころではなく産後も結局使わなかった」「分厚い育児書籍を持っていったけど3時間おきの授乳＆オムツ変え、術後検査などでそんな暇は皆無」なかにはこんな衝撃的な意見も…！「立会い出産を選んだのですが、正直主人はいらなかった（笑）。陣痛に耐えている間、のんきに話しかけてくるし、痛み逃しのさすりも下手だし『そこじゃねーよ！！！』と何度つっこんだことか…」。あまりの痛みに人格破壊した自分を見せたくない人も、立会い出産は慎重に検討を…。
病院ごとに用意されているものも異なるので、事前に確認して準備をしたほうが無駄もなくベスト。陣痛中に使うものはカバンのポケットなどに入れておくと出しやすくて便利です。万が一「忘れた！」と思っても、お見舞いに来る旦那様や実母に頼んで持ってきてもらえばＯＫ。過ぎてしまえば一瞬だったと感じる出産入院。気負わず、気張らず、ゆったり準備を楽しみましょう。

＜プロフィール＞
安野チズル
1児のママ兼コピーライター／エディター
美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力し、嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立、マイホーム取得への道のりなど“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。

写真© tycoon101 - Fotolia.com

Profile安野チズル

1児のママ兼コピーライター／エディター。美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーを経て、大手出版社で年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのち「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスで、“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムにアウトプットしている。

編集部ピックアップ

PRJackery（ジャクリ）ポータブル電源が日常使いに便利すぎるワケ。防災グッズの見直し始めませんか？

親が思ってもいないのに「褒めて育てる」は絶対ダメ。簡単で最も効果のある声がけとは

PR『ペントハウス』韓ドラ初心者でもハマる人続出！みんなのリアルな声から分かったおすすめポイント5

「教科書や先生は本当に正しい？」AI時代を生きる子どもたちにゼッタイに必要な経験とは