コラム

夫婦仲を悪化させる妻の特徴とは!? 依存しすぎ？それとも無関心？

更新日：2017.10.28

夫婦仲が悪化する要因はさまざまですが、パートナーへの過度の「依存」と「無関心」がキーポイントとなるケースがあります。一見、相反する2つの傾向ですが、どちらかが強く出過ぎてしまうと夫婦関係はうまくいかなくなりがちです。そこで今回は、妻が知っておくべき“夫婦仲を悪化させる夫への依存と無関心の特徴”と、“バランスをうまくとってハッピーな結婚生活を送るコツ”についてまとめました。

危険な依存その1：夫の「外の世界」を制限する

「休日はいつも一緒に過ごしたい」「会社が終わったらすぐ帰ってきてほしい」…。夫にそう思うのは愛情が深い証拠です。しかし「自分との時間を最優先してほしい」と願うあまり、夫が仕事にまい進したり男友達に会ったり、趣味に熱中したりするのを嫌に思っていないでしょうか。ほとんどの男性は仕事やお付き合い、趣味といった外の世界を持ちつつ、心安らげる場所として家庭を求めます。だから、逆に妻から自分のやりたいことを制限されたり、干渉されたりすると夫婦関係を重荷に感じてしまうこともあるのです。妻のことは愛している、しかし依存されすぎるのは困る、というのが多くの男性の本音かもしれません。「夫がすべて」と依存しすぎないよう、妻も仕事や趣味、友達づきあいで自分の世界を持つようにしたいものです。

危険な依存その2：夫に何でもお任せし従順な妻でいる

嫌われるのが心配で夫の言うことに何でも従い、夫好みの妻になろうとしていませんか？または、従順な妻を演じることが夫婦円満の秘訣だと思っていませんか？異なる価値観で生きてきた二人が一緒になるのですから、さまざまな場面でお互いに我慢するべきことは出てくるもの。ですが、相手の気持ちを尊重して譲り合う精神は大事ですが、どちらか一方だけが自分を押し殺している関係は理想的な夫婦とは言えません。一方、何でも言うことを聞いてくれる妻は夫にとって都合がよいかもしれませんが、段々と面白味がなくなり飽きられることさえあります。「何でも夫にお任せ」ではなく、積極的にイメージチェンジをしたり、自分から食事する店や旅行先を提案したり、新鮮で刺激ある夫婦生活を自ら演出してみるのも大切なことです。

危険な無関心その1：不信感を募らせて仮面夫婦になる

ささいなひと言や行動がきっかけで、パートナーに不信感を持つことは誰にでもあります。そもそも性格や価値観は人それぞれなので、すれ違うことがあれば、話し合って解決の糸口を探らなければいけません。しかし「この人とは何を話してもダメ」と決めつけ、マイナスなイメージしか持てなくなるとだんだん愛情が薄れて冷え切った関係に。やがて「夫は仕事さえしてくれればよい」など割り切って考えるようになり、お互いに無関心な「仮面夫婦」になっていくのです。多くは生活の維持や子どものためを考えて離婚はしないのですが、中には夫婦で会話すらせず「家庭内別居」状態になっているケースもあります。

危険な無関心その2：「束縛しない＝関心を持たない」と勘違いしている

相手を束縛せず干渉しすぎないことは心地よい夫婦生活にとって大事なポイントです。しかし、別々で行動するのが当たり前であったり、お互いの仕事や趣味、悩みなどについて話しあったりしないようでは夫婦でいる意味がありません。夫婦それぞれが自立した関係であることと、お互いに無関心であることは意味が違います。過干渉は問題ですが、無関心でいすぎても次第に相手の気持ちが見えなくなり、やがて一緒にいる意味を見失ってしまうでしょう。よりよい関係を維持するため、映画や食事に二人で出かけたり、他人には言えない悩みを相談しあったり、夫婦で共有する時間や想いを持つことも必要不可欠なのです。

今、夫との関係が依存か無関心のどちらかに偏っているようなら、夫婦関係は危機的な状況に陥ってしまう可能性を秘めています。大切なのは「つかず離れず」の程よい距離感を保つこと。その関係の根底にあるのは、お互いを思いやり尊重しあう深い愛情です。夫に求めたいこと、改善してほしいこともあるでしょうが、まずは自分が変わることから始めてみませんか？　その先にはきっと今より心地よい夫婦関係が待っているはずです。

＜プロフィール＞
けんざきゆり
webライター
2人の子どもを子育てする傍ら、新聞社での記者経験を生かして幅広いジャンルの記事を執筆中。結婚、子育てにまつわるライフスタイルの記事を得意としつつ、美容や音楽、流行のものなどにも好奇心を働かせ積極的に執筆活動を続けている。

写真© Yusei - Fotolia.com

Profileけんざきゆり

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2人の子どもを子育てする傍ら、新聞社での記者経験を生かして幅広いジャンルの記事を執筆中。結婚、子育てにまつわるライフスタイルの記事を得意としつつ、美容や音楽、流行のものなどにも好奇心を働かせ積極的に執筆活動を続けている。

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