コラム

1日30分しか机に向かわない？！小学生の勉強机事情ってどうなっているの？

更新日：2017.10.28

子どもの小学校入学と同時に購入することが多い勉強机。「一生懸命勉強して、頭がよくなりますように…」との願いを込めて、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったのに、「あれっ？うちの子が机に向かっているところ見たことないんだけど！」なんてことになっていませんか？そこで、現役小学生の母親100人に「我が家の机事情」について聞いてみました。

【質問１】
新入生のとき、どんな机を買いましたか？

【回答】
いわゆる学習机　　　66人
平机タイプ　　　　　12人
ベッドつきタイプ　　 9人
入学時は未購入　　　13人

最も多かった「学習机タイプ」は、ライトが付いていたり、本棚をとりはずせるようになっていたりと便利なのが利点ですが、逆に場所をとるというデメリットも。大きくなったときに“幼い”感じがするなどの意見もありました。また、「入学時には買っていない」という人も１割以上。リビングの食卓が勉強机変わりで、親の目が届く利点がある反面、デメリットはプリントなどの収納場所がないこと、という回答でした。

【質問２】
机は誰が買いましたか？

【回答】
祖父母　　　　　65％
祖父母と両親　　25％
両親　　　　　　10％

なんと、おじいちゃん、おばあちゃんに買ってもらった人が65％も。「入学のお祝い」ということで買ってもらうことが多いようです。「祖父母と両親」というケースも、出費割合は祖父母が圧倒的に多め。お祝いでもらうのは嬉しいけれど、「お任せで選んでもらったら、自分たちの家には大きすぎた」というケースもありました。

【質問３】
値段はどれくらい？

【回答】
学習机タイプ　　　　平均71,822円
平机タイプ　　　　　平均47,500円
ベッドつきタイプ　　平均78,542円

「学習机タイプ」は最低2.7万円、最高額は15万円と幅広く、最多価格帯は6～10万円でした。結構なお値段ですよね…。「平机タイプ」は平均5万円以下とリーズナブル！最低2.3万円、最高でも7万円でした。ベッドつきタイプは通販で購入する人が多いみたい。全体の平均金額としては「70,300円」でした。

【質問４】
子どもは机をどれくらい使っていますか？

【回答】
平日　　　平均31分
休日　　　平均34分

「まったく机に向かわない」は平日で12％、休日は21％に上り、ほぼ低学年が占めているという結果に。低学年のうちは、せっかく机を買っても物置き代わりになり、結局リビングで宿題や勉強をする、というケースも多いようです。勉強すること以外では、お絵かき、マンガを読む、カードの整理などで使っているとの回答。勉強机は、さながら小さな基地！？のよう。

子どもが最低でも6年間は使う勉強机。物置化しないためにも、子どもの希望も入れて、長く飽きずに使えるものを選ぶのがコツかもしれません。

写真© NOBU - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／「THE小学校ママライフ　成功の掟」より

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