子どもを預ける必要があるとき、皆さんはいつもだれにお願いしていますか?特に子どもがまだ目を離せない年齢の場合は、頼む人の負担を考えると悩みますよね。
今回は、先輩ママ100人に、お出かけの際に子どもをだれに預けているのか、また、気をつけることなども聞いてみました。
頼みやすさなら、実家が一番
「子どもを預ける場合は実家の祖父母にお願いしています。その際は事前に『◯日に出かけたいからお願いしても良いかな?』と確認し、預けたお礼としておみやげなど買って行きます」(専業主婦/35歳)
「子供を預けるのは、自分の両親です。だいたい3ヶ月に1回ほどです。頼むときは、ご飯を食べる時間やおやつをあげる時間などくわしく伝えます。長い時間預けるのは迷惑だと思うので、10時から14時までと決めています」(専業主婦/29歳)
「実母に頼みます。頻度は年に2~3回ほどです。頼むときには、実の母だとはいえ、できるだけ負担をかけないように、事前に授乳の要領を書いた紙や必要なものをすぐに使えるように用意しておき、必ず何時に帰宅予定かこまめに連絡を入れるようにしています」(個人事業主・フリーランス/46歳)
「実母に預けています。まだ3ヶ月の娘なので、どうしても一緒に連れて行けないとき、月に1回程度です。多めの着替えとオムツ、気に入っているおもちゃを持たせ、冷凍母乳と哺乳瓶を預けます。1日の流れをメモして、なるべくメモ通りにしてもらうように伝えています。自分の母なので言いやすいですし安心できます」(専業主婦/26歳)
もっとも回答の多かった預け先は、やっぱり頼みやすい実家。ただ実家といっても、必要なモノやメモを渡したり、預ける時間を設けたりと気を遣うところはたくさん。実両親に断られることもあり、その際は義両親という人もいるよう。
家にいる日は、夫に頼むのが順当?
「7ヶ月になる子どもですが、月に1度2〜3時間ほど旦那に預けます。完全母乳なので、出発するギリギリに母乳をあげて、寝かせてから預けるようにしています」(専業主婦/31歳)
「近くに親も親戚もいないので、夫に子供を預けることが多いです。パートを始めてからは毎週土曜日は、夫が子供と留守番する日になりました。夫に子守りをしてもらった日は、出かける前も後も一切文句を言わないように心がけています。食事は夫の食べたいものに合わせて作っておくと、機嫌よく子守りを頑張ってくれています」(専業主婦/38歳)
「主に旦那にお願いしています。頻度は数時間を月に2〜3回程度です。子どものおやつや着替え、オムツ等をカバンにまとめておいてお世話しやすいようにしてから出かけます」(専業主婦/37歳)
「主人にお願いします。月に1〜3回程度です。子どもの宿題や身支度など確認してほしいことは出来るだけ具体的にメモを残しておきます」(個人事業主・フリーランス/38歳)
「旦那さんです。ありがたい事に、とってもイクメンな旦那さんなので、子どもの食事の準備や指示がなくても、全部自分で考えてしてくれます。助かりますが、私もそれに甘えすぎず、本当に用事がある時だけお願いするようにしています」(専業主婦/44歳)
実家の次に多かった預け先は、夫。しかしイクメンエピソードを回答されたのは、たったのひとり…。パパに預けるにもママの工夫が必要ですね。願わくば、もっとわが子のパパとして一緒に協力する意識が高まってほしいものですね。
気を遣うけれど、義両親に預ける
「義母に預ける。年に1 〜2度程度だが、帰省の際に孫のことが大好きな義母の方から『預かるから夫婦で出かけておいで』と言ってくれるので、お願いしている。子供はまだ小さく、ついて来たがるので、義母と遊びに夢中になっている隙にさっと出かけるようにしている」(専業主婦/38歳)
「義両親に頼んでいますが遊び目的とは言えず、PTAの役員会などと言って出かけています」(正社員/49歳)
「私は夫の両親と同居しているので、子供はほぼ義理の父母に預けています。3日に1回は私一人で出かけています。預ける時には、どこへ行くのか、何時頃帰るのかを言い、『何かあれば電話して下さい。すぐに帰ってきます』と必ず最後に言っています。帰ってきたら当然お礼を言います。これで我が家はわだかまり無しです」(専業主婦/34歳)
「月2日ほど義母に預けることがあります。子どもたちの食べ物や着替え、おやつを全部用意して預けています。それから、義母にはお小遣いを渡しています」(専業主婦/34歳)
「同居をしていますが、子どもを預けるのには勇気がいります。旦那に頼んだつもりでも結局義母がみています」(パート・アルバイト/42歳)
夫の両親と同居や近くに住んでいる場合は義両親に預けるという声も。快く引き受けてくれる義両親もいるようですが、やはり気を遣うという点ではどのご家庭も同じようですね。とはいえ、感謝の気持ちをしっかり表せば今後のお付き合いも良好にいきそう。
親しい友人にお願いする
「3ヶ月に一回くらい子ども達がなついている友人にお願いします。頼むときは、夕食の時間にお願いすることが多いので、子ども達と一緒に食事をしてもらうようにお願いして、なるべく友人が好むようなものを用意するようにしています。帰りにお礼としてチョコレートなどの簡単なプレゼントを渡しています」(専業主婦/50歳)
「本当に信頼できる友人や親戚に、ごくたまに(2~3ヶ月に1回)預ける程度で、基本的には預けません。頼む際はしっかり子どもを見てほしいので、数日前に前もってお礼のお菓子などを渡すようにしています」(パート・アルバイト/32歳)
血縁関係でなくとも、困った時はお互い様で信頼できる友人へ預ける方法も。親しき仲にも礼儀あり、きちんとお礼の品を用意は忘れずに。本音の話せる仲なら、下手に家族に頼むよりも気がラクということもあるのかもしれませんね。
預かりサービスなら気兼ねなくお願いできる
「息抜きに夫とデートに行く際(月1回程度)、低月齢の頃は近所に住んでいる実母に頼んでいましたが、だんだん目が離せなくなり申し訳なさを感じるようになってきた為、駅近の一時保育を利用しています。その日の様子が丁寧に書かれている記録を渡してくださるので、それを読むのが楽しみになっています」(パート・アルバイト/29歳)
「保育所に一時預かりサービスを利用した。相手はプロだしお金で解決できるので気兼ねなく預けられる」(専業主婦/51歳)
「ファミリーサポートに依頼をします。子どもの状態を出来るだけくわしく伝えます」(正社員/35歳)
お金はかかってしまうものの、誰かに頼むことに気疲れや不安を感じてしまう場合は、一時保育に預けるという手もあります。育児のプロに任せられるという点でも安心して預けられそう。
このほかに、「自分の母にほんの数回お願いしただけで、『もう絶対そんなことはするな』と言われてしまい、それ以来、誰にも預けていません」といった回答や、「預ける目的が何であっても後ろめたい思いをさせないような社会的雰囲気を作ってほしいです」という回答もありました。
だれに預けるにしても、ママが必要以上に気を遣わないといけない風潮が今の日本にはありますが、日々がんばっているママがもう少し暮らしやすい環境に変わりますように…!
※暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
名前によって損したり得したりしているアラサーフリーライターです。昨年突然の湿疹を伴うアレルギー症状に見舞われ、食事や生活習慣を改善したことで克服した経験から、オーガニック食品や漢方などに興味があります。
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