こんにちは! 「家事コツ研究室」主任研究員のMと申します。
日ごろから気になってはいたけど実行まではしていないことや、あるやり方をずっと続けているけどもっといい方法はないの?と思うことってありませんか?
そんな暮らしの中に潜む、小さな「気になる!」や「これでいいの?」が、当研究室の研究テーマです。
今回は、小学生男子の母、ズボラ、せっかちで、慢性的な家事ストレスに悩まされているMが担当します。では、まいりましょう。
空き牛乳パックはリユース王だった!
ほとんどの家に必ずあるものランキングならベスト3入り間違いなし!の空き牛乳パック。子どもの工作材料になったり引き出しの仕切りを請け負ったりと、余生での活躍も華々しい。もともとの居場所であったキッチンでも、もちろん、自らのポテンシャルを出し切るべく、全力の働きを見せてくれます。
中身の牛乳を使い切ったら、リサイクルに出す用に、洗って、平面状に開いてストックしているご家庭が多いかと思います。
そこで、ここがスタートの、3つの活用法を見ていきましょう。
1.ニオイの気になる食材を切るときの「まな板」がわりに
生魚をさばく、たくあんやぬか漬けを切る、にんにくを刻むなど、続けて他の食材を切るとニオイが移ってしまいそうな食材を下ごしらえする際に、まな板として使うというもの。
内側の白いほうを上にしてニオイの強い食材をのせて切ります。
表面にポリエチレンフィルムが貼られていて撥水性があるので、作業が終わったら、さっと水で流せばだいたいの汚れはとれてしまうのもいいところ。目で見て汚れがない状態ならリサイクルに出すのもOKです。
2.厚みを2枚にはがして揚げ物の油切りに
写真のように、牛乳パックの厚みを2枚にはがします。すると、ふわっとしていて少し毛羽だった質感の紙が現れます。これが思いの外パワフルな吸油力を発揮。揚げ物の油切りに使えば、カラリとおいしい食感が楽しめちゃいます。
しかも、もう片面はフィルムでコーティングされているので、油が染み出してくることはありませんから、牛乳パックの下のバットや器を汚さずに済むというおまけつき!
3.はがして毛羽だった面を汚れのふきとりに
毛羽だった材質は液体の吸収性のよさと同時に汚れをかきとるのにも優秀。揚げ物や炒め物をしてコンロまわりに飛び散った油滴や、調理器具の汚れをふきとってしまえば、洗うのがぐんとラクになりますね。
【まとめ】
牛乳パックをまな板にするのは、多くの人が経験済みかと思います。Mもそう。
今回初めて試してみたのが、2と3で使用した牛乳パックの厚みをはがす使い方。はがしはじめは、やや手間取ったものの、表面にしっかりフィルムがくっついているから、少々強めに力を加えても、途中で破れることなく2枚にはがせましたよ。
揚げ物の何がストレスって、後かたづけの洗い物。
その洗い物が減らせるなんて!
「空き牛乳パック」の底力、まだまだ掘れそうな気がします。
<出典/『シンプルな暮らしのきほん』(主婦の友社)>
取材・文/暮らしニスタ編集部
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