コラム

働きたいママ必見！「保育園選び」を乗り切った成功エピソード集

更新日：2017.10.28

子どもが大きくなってくると、「そろそろお仕事復帰しようかな」という思いがむくむくと湧き上がってくるものですよね。幼稚園児・保育園児のママへのアンケートでも、働いている人は全体の30％を占めており、子どもが3歳を過ぎたころから、お仕事復帰をする傾向にあるようです。とはいえ、ニュースでもよく取り上げられるように、待機児も多い保育園はほとんどの自治体で激戦。
仕事復帰への第一歩となる「保活」成功の秘訣と、気をつけておいたほうがいいポイントを、先輩ママに聞いてみました。

▼ケース１：家の近くの4園はすべてNG、第５希望の園に入園（母＝36才／子ども＝小3・年中）
【保活のスタート時期】入園前年の12月
【保活の内容】上の子が幼稚園に入園したあと、パートタイムで働き始めることに。ママ友からの情報をもとに近くの認可園に希望を出したが、すべてNG。役所の保育課のアドバイスで、家と職場の中間地点の園を希望に加えて、5月から入園できた。

保育園は幼稚園と違い、選択肢も限られてきます。視野を広げて、自宅から少し離れた園を希望してみるのも手です。このケースのように、年度変わりの入りやすい時期に保活したけれど、ダメだったという場合もありますが、各自治体の保育課でも相談に乗ってくれるので、積極的に行ってみましょう。

▼ケース２：認可外保育園に一度入園、その後認可園に転園（母＝32才／子ども＝小5・年少）
【保活のスタート時期】入園3カ月前
【保活の内容】再就職が決まり、仕事開始までの3カ月で下の子の保育園を探すことに。年度途中なので認可園には空きがなく、認可外園に入園するも保育料が高額に。認可園への申請も継続して、新設の園に転園が決定。上の子は幼稚園での親同士のつながりも密だったが、保育園はつきあいがさっぱりしていて、親の“行事”への負担も少なく感じる。

年度途中は認可園の募集人数が少なく、入りにくい現状があります。認可外の園は延長保育などもあり預けやすいものの、高額な保育料は場合によっては働いている意味がないのでは？と思ってしまうことも。なので、あきらめずに認可園に申請を続けておくのがポイントのよう。また、幼稚園とは違い、保育園は行事参加などの負担も少ない親としては嬉しいところ。

▼ケース３：入りやすさを考え、駅から遠い園を選び入園（母＝34才／子ども＝小2、年少）
【保活のスタート時期】入園の年の3月
【保活の内容】長女が幼稚園の年中のときに仕事を再開。次女は託児所に預けていたものの、2才までしか預けられない施設だったため、2才の春ごろから保活。年度途中だったが、市のホームページで空き状況を確認し、駅から少し離れた園を希望して4ヵ月ほどで入園。

どの自治体でも、駅に近い園に人気が集まるため、どうしても入園したいときは、駅から遠い園も視野に入れることがひとつの方法です。保育園は、園ではなく市や区などの選考で入園が決まるため、園へのアピールよりも、市や区の担当の人とじっくり相談することが大事。空き状況などの情報も、自治体の保育課が把握しているので聞いてみましょう。

幼稚園を選ぶ「幼活」と違い、“入れる園”を探すのがまず先決になるのが「保活」。預けられなければ、仕事も安心してスタートできませんし、続けることもできないため、ママにとっては焦る気持ちが生まれてしまうもの。けれど、認可園は待機児も多く、狭き門に見えますが、選びかたによっては短期間で見つかることもありますし、希望の園にこだわらず、入れる場所を幅広く検討してみるのが「保活」勝利の法則といえそうです。

写真© milatas - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／「幼稚園選び＆保活　先輩ママはどーしてた？？」より

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