コラム

子どもを「しかる」って難しい！悩んでいるママは９割近くにも!!

更新日：2017.10.28

どものしつけは親の大切な役目のひとつですが、厳しくし過ぎると、子どもが不機嫌になったり言うことを聞いてくれなくなったりして、ストレスを感じるという人も多いはず。そこで、現役主婦300人に、子どものしかり方に関する悩みについて聞いてみました。

【質問1】
子どものしかり方で悩むことはありますか？

【回答1】
はい＝52%
ときどき＝36%
いいえ＝12%

やはり、大半の主婦が、子どもをしかることに関してなんらかの悩みを抱えているようです。では、具体的にはどんなことに頭を悩ませているのでしょうか？

【質問2】
子どものしかり方について悩むポイントを教えてください。

【回答2】

思わず感情的になってしまう

「しかりすぎてしまい、子どもがパニックになったことがあります」（4才・女）
「忙しくて焦っているときや、2人の子どもがどちらも泣いているときなど、怒りの感情をうまく処理できないことがあります」（4才・男／1才・女）
「怒りにまかせてつい手を出してしまい、後悔することもしばしばです」（6才・女／4才・女）

カッとなると語気を強めたり手を出したりしがちだという自覚があるなら、旦那さんや両親に相談するのも手。場合によっては、「しかる役目」を旦那さんに担当してもらうのもいいかもしれませんね。

何度しかっても効果がない

「ちゃんと伝えて、子どもも理解してくれたように見えるのに、実際には態度が変わらず何度も同じことを繰り返すので、最終的には怒鳴ってしまいます」（7才・女／5才・／0才・女）
「注意してしばらくは様子を見るんですけど、一向に改善される気配がなく、3回同じことをされるとさすがにこちらもイラッときてしまって…」（4才・女／1才・男）

しかってもしかっても改善されない場合は、注意の仕方を変えてみてはいかがでしょうか？飴とムチをうまく使い分けることも大切。上手にできたときにしっかり褒めてあげると、思いのほか大きく伸びる子もいるはず。

ついつい厳しい口調になってしまう

「いけないとは思いつつ、子どもを追い込むような言い方をしてしまいます。実際のところ、私自身のストレス発散にしか過ぎないのでは？と思っています」（6才・女／4才・男）
「私は普段は温厚な性格なのですが、しかるときにはどうしてもオラオラ口調になってしまいます。自分でもギャグみたいに思えているのですが…」（2才・女）

やさしい口調でしかっても効果が出ない心配がありますが、かといってきつく言い過ぎると、子どもが母親のことを嫌いになってしまう可能性も…。子どもの様子を伺いながら、そのときそのときで適切な口調を選ぶよう心掛けたいですね。

スタンスがブレブレ

「気分次第で、しかり方が厳しくなったりやさしくなったりしてしまいます」（2才・女）
「自分に自信が持てず、『●●だと思う』などとあやふやな表現でしかってしまうことがあります」（7才・男、4才・女）

親も人の子なので、時には自分の気持ちをコントロールするのが難しいこともあるかもしれません。どんな風にしかったらいいのか、どんな風に思いを伝えたらいいのか分からなくなったときには、「どんな子に育ってほしいのか」「そのために自分は何をしてあげるべきか」を見直すとよいかもしれません。

子どもが反抗してくる

「怒ると『ママ嫌い！』とすねてしまい、素直に謝らなくなりました」（5才・男）

怒ったら怒った分、子どもがいいことをしたときにはたっぷりと褒めてあげてはいかがでしょう？そうすればきっと、子どもの中で「ママ大好き」の感情も大きくなるはず。

ママ友との価値観の違い

「私は子どもを厳しく育てていて、そのことに対して迷いはないのですが、周囲から『かわいそう』と言われることにストレスを感じています」（3才・女）

子育てに関する考え方は人それぞれなので、価値観の違いはあって当然。子どもの将来を思って、信念を貫き、自分らしい方法で子どもと接していくことは基本ですよね。けれど、周りの意見をスルーするのではなく、きちんと聞いて、自分が納得するような意見があれば取り入れていくといった柔軟性も時には必要だと思います。

しかり方について悩むポイントは千差万別ですが、子どもの将来を思う気持ちはどの親も一緒。いつか子どもが大きくなって、「こういう風に、しつけてくれてよかったな」と思ってくれるよう、なるべく感情的にならずに、落ち着いて向き合っていけるようにしていきたいですね。

写真© JackF - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／「イマドキ子育てママのキモチ白書」より

編集部ピックアップ

PRJackery（ジャクリ）ポータブル電源が日常使いに便利すぎるワケ。防災グッズの見直し始めませんか？

親が思ってもいないのに「褒めて育てる」は絶対ダメ。簡単で最も効果のある声がけとは

PR『ペントハウス』韓ドラ初心者でもハマる人続出！みんなのリアルな声から分かったおすすめポイント5

「教科書や先生は本当に正しい？」AI時代を生きる子どもたちにゼッタイに必要な経験とは