コラム

結局何歳差がいいの？二人目を産むタイミング

更新日：2017.10.28

子どもは1人でも大変だけど、2人はもっと大変！家族が新たに増えるのは喜ばしいことですが、2人目を妊娠するのにちゅうちょする人は少なくありません。では、結局のところ、2人目を産むタイミングはいつがいいのでしょうか？

4歳以上離れているとメリットの方が多い？

何歳離れていても、子どもが2人・3人と増えるたびに育児は大変になっていきます。しかし、4歳以上離れれば少し楽になるようです。妊娠中は、つわりや眠気など日常生活に支障が出ることも多いですよね。そんな嬉しくも辛いお腹の大きい時期に、上の子は幼稚園や学校でいないのでゆっくりする時間が取れます。また、赤ちゃんの誕生をしっかり認識させることができ、一緒に育児を楽しむことができるでしょう。年が離れているせいか、兄弟姉妹でケンカも少ないというママの意見も多く、兄弟姉妹間のケンカの仲裁をしなければならない機会が減るといったメリットがあるようです。

デメリットと言えば、保育園・幼稚園・学校に通わせる期間が長い、上の子を真似するので悪い言葉やいたずらをすぐ覚えてしまう可能性があるといった点…。しかし、育児に追われて修羅場！ということと比較すれば、可愛らしいデメリットに見えます。
ママにとっては歳が離れていた方が楽な面が多いかもしれませんね。しかし、年が離れすぎると兄弟・姉妹というより一人っ子が何人もいるというような状態になりえます。また、上の子に下の子のお世話を押しつけがちにならないように要注意！大人になって恨み節を聞かされる恐れがあります。

良くも悪くも行事が重なる3歳差

下の子が産まれたばかりの頃は、上の子がある程度何でも自分でできるようになり、オムツが外れていることも多いのでお世話が楽になるでしょう。3歳差ともなると、上の子はしっかりお兄さん・お姉さんとして下の子のケアをしてくれます。ケンカも多いのがこのくらいの年の差ですが、絆は深まりやすいようです。

しかし、良くも悪くも3歳差だと、上の子が高校入学時に下の子は中学校入学、といったように行事が重なるので、自ずと出費もまとまってしまいます。どうせ想定している出費だからまとめて出した方がいい！とも言えますし、計画的に貯蓄をしておかないと大変！と言えるかもしれません。
受験期ももちろん重なるので、家族みんなで子どもたちを応援する必要も強まります。しかも一方が不合格となると、合格した子のお祝いも微妙にやりづらい…。親として最大限のケアを子どもたちに施す力が求められるでしょう。

上の子がイヤイヤ期の時期に出産。2歳差の育児は大忙し！

2歳差で出産すると、ちょうど上の子は魔の2歳児とも言われるイヤイヤ期突入。どの靴を履くかで揉める。ベビーカーには乗りたくない、でも歩きたくもない。食べたくないご飯はお皿から捨てる。思い通りにならなかったら床に大の字…。
下の子を世話しながらそんな状態の上の子とも向き合っていかなくてはいけないので、とにかく大変です。「今さえ乗り切れば…」そう呪文のように唱えるママも、一番ツライ時期をまとめて終えられるので後は楽になります。
ママだけだと大変だから！をパパにもアピールできるので、”イクメン旦那”に育てたいのなら2歳差は最適かもしれません。
「待機児童」「願書取得は徹夜」などが問題になっている保育園・幼稚園にも、兄弟や姉妹がいれば入りやすくなり、割引も受けられるといった金銭面でのメリットもありがたいでしょう。年が近い分、遊びやおもちゃも重なるので、一緒に遊んでくれるのもいいですね。取り合いにならなければ…。

産後1年は空けた方がいい？年子の場合

早い人では産後1〜2ヶ月で生理が再開する人もいます。それに加え、産後すぐは妊娠しやすい体になっているので、次の妊娠は精神面・体力面を考えて産後1年以上空けるようにと病院でも指導されると思います。特に帝王切開で出産した人は、子宮破裂の恐れがあるので1〜2年は絶対空けるようにと言われるでしょう。

産後1年以内に妊娠すると、上の子に母乳をあげている時期とも重なり、母乳を吸われる刺激が子宮収縮を促す原因となってしまいます。産まれてからもまだまだ手のかかる上の子を見ながら、乳児の世話をしなくてはいけないので、ママへの負担は大きいものとなるでしょう。
と、ネガティブな面ばかり紹介しましたが、年が近ければ一緒に遊ぶことも多く、トイレトレーニングなども同時にできる、学校行事などに縛られる期間が短いなどのメリットもあります。
乳幼児期を乗り切れば、後が楽になるかも…？

赤ちゃんは授かりものですので、なかなか計画通りとはいきません。子どもだけでなく夫婦の年齢、ライフスタイル、仕事をしているかどうかによって、二人目のタイミングに悩んでしまう人は多いでしょう。
結局、大変なことも楽しいことも二倍になるのは変わりらないので「案ずるより産むが易し」。計画通り二人目妊娠！と思ったら双子だったというママもいるので、出産後の生活も含めて家族でしっかり相談してみてくださいね！

（プロフィール）
アヤナ
ライター。企業受付を経て現在子育て真っ最中。5歳長女と2歳長男の母として走り回りながら恋愛系コラムを中心に執筆している。特技は自分の子供たちと真剣に遊んでいると、知らない子たちが集まってしまうこと。

写真© japolia - Fotolia.com

Profileアヤナ

ライター。企業受付を経て現在子育て真っ最中。5歳長女と2歳長男の母として、走り回りながら恋愛系コラムを中心に執筆しています。特技は、自分の子どもたちと真剣に遊んでいると、知らない子たちが集まってしまうこと。

編集部ピックアップ

PR『ペントハウス』韓ドラ初心者でもハマる人続出！みんなのリアルな声から分かったおすすめポイント5

「子ども時代にゼッタイに必要な体験」とは？哲学者と教育専門家の回答がさすがだった！

「なにこれ、指が痛いんだけど…」40歳を目前にして訪れた不調。原因はまさかの…！？〈マンガ・4人目が欲しい〉

朝なのに背中ガチガチ！まるで超合金！！あんたガンダム！？【10秒筋膜ほぐしマンガ #01】

【大人の動物占い®】それぞれの動物の「基本性格＆カラーごとの特徴」をチェック