子育てをしていると幸せな瞬間がたくさんありますが、子どもの病気や夜泣きなどいろいろな悩みを抱えているお母さんも少なくありません。誰かに相談できれば状況はプラスに動くかもしれないと頭ではわかってはいても、なかなかSOSを出せずにいる人もたくさんいます。そこで、子育て経験がある女性を対象に、子育ての悩みを誰に相談しているか、また過去に相談していた相手についてアンケートを実施しました。
【質問】
子育ての悩みを最も多く相談している(相談していた)のは誰ですか?
【回答数】
夫:31
自分の両親:25
ママ友:24
保育所などの地域のサポート:3
ネット等で調べて相談していない:10
その他:7
話しやすくて頼りになる夫は良き相談相手!
アンケートの結果、最も多かったのが「夫」という回答でした。
・自分の子育てに自信が持てず、正解はどれなのかをずっと追い求めていたように思います。子どもの成長や子どもの性格など、他の子と比べては一喜一憂することが多く、ママ友付き合いすらも面倒になった時がありました。困った時や悩んだ時は、周囲のママ友には相談しにくいので、夫が一番の相談役。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・子どものことでトラブルや悩みがあれば、すぐに話しています。解決には至らなくても客観的に教えてくれるのでありがたいです。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・基本的な知識はもともと持っていたので、分からないことはほとんどありません。ただ、心のことは難しく、子どもは男の子なので夫に任せることがあります。大体はあまり難しく考え込まないようにしています。(40代/女性/専業主婦(主夫))
子育ての悩みから愚痴までいろいろと聞いてくれる存在として、夫を挙げる人が多く見られます。一番近くで子育てを見ているもしくは参加しているので、悩みを共有できるという考えに納得できる人も多いのではないでしょうか。また、子どもが男子であれば、思春期にありがちな反抗期にも同性の立場から子育てをサポートしてくれることもあるようです。
相談しやすい人やツールを見つける
2番目に多かった回答は「自分の両親」で、次いで「ママ友」「ネット」「保育所など」の順となりました。
・子どもへの接し方や勉強等の教育関係の進め方や教え方について相談しました。(30代/女性/パート・アルバイト)
・小学校入学に向けての準備や、お友達はどんな生活スタイルなのか等を相談したり参考にさせてもらったりしています。(30代/女性/パート・アルバイト)
・子どものコミュニケーション能力が低いような気がして、発達に問題があるのか等ネットで調べていたら、情報が多すぎてより不安になった。(40代/女性/派遣社員)
・2人の子どもがいますが、1人は周りの子に比べて落ちつきがなく、もう1人は大人しすぎるので悩んでいました。しかも2人とも言葉が遅かったので、発達の遅れも気になっていました。同じような悩みを持つ人が周りにいなかったため、いつも地域のサポートセンターに相談に乗っていただいていました。(30代/女性/専業主婦(主夫))
自分の両親なら相談しやすいという人が多いようです。また、子どもの成長とともに悩みの内容も変わってくることがうかがえます。子ども同士の年齢が近いママ友なら、入学や生活習慣について気軽に相談することもできるかもしれませんね。ネットで情報収集ができる時代ですが、情報の信頼度に注意する必要がありそうです。身近に相談相手がいない場合は、地域の支援サービスを利用するという方法もあります。
子育ては周りの人に助けてもらうべし!
子育ての悩みにもさまざまありますが、一人で抱え込まずに誰かに相談することで解決できることもあります。また、問題が解決しなかったとしても、不安や悩みを共感してもらったり聞いてもらったりするだけで心が軽くなることもあるでしょう。
夫や両親、ママ友や保育所など自分が相談しやすい存在があれば、困ったときにSOSを出しやすくなります。子育て経験者や同じ子育て真っ最中の人など、頼れるところは上手く利用することが大きなポイントです。ただし、考え方は十人十色なので、受け取ったアドバイスはあくまで問題解決の手段のひとつととらえることが大切であると言えるでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2019年02月22日~2019年03月08日
■有効回答数:100サンプル
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