子育てしながら家事もきちんとこなすことは、けして簡単というわけではありません。なかには仕事もこなす人もいて、現代の子育て中の家事には、さまざまな工夫やコツが必要です。時短でできる家事スキルをもっと上げていきたいという人は多いのではないでしょうか。そこで、子育て中の女性が工夫している時短でできる家事について、アンケートをとってみました。
時短で家事を済ますために普段からやっている工夫って?
【ながら家事で複数のことを同時進行する】
・野菜をつけおき洗いしている暇に違う家事をするなど、同時並行する(30代/女性/専業主婦(主夫))
・ながら掃除。歯磨きしながら、鏡を拭くなどのちょっとしたこと。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・幼稚園へ送っていくときに洗濯機を回していくこと。小さなことですが、帰ってくるまでに少し作業が進んでいるので、時間を節約できた達成感から次の作業も気持ちよく始められる。(30代/女性/無職)
ながら家事は多くの人が取り入れているようです。家事のなかには、時間がかかるものがあります。洗濯など終わるまでのあいだは放っておいても大丈夫な家事もあるので、待ち時間をしっかり活用するというのも方法です。また、ハミガキや電話したついでに拭き掃除を取り入れるなど、複数のことを器用に同時にこなしてしまうのも良さそうです。
【段取りよくこなす】
・「後からキッチリ」なんて思ってもできやしないんだから、気づいたときにはクルッとでもやっておく。また、許容時間内でできることをできるよう段取りをすることで、一応治まるから…時短工夫と言うより段取り工夫かな。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・早朝にできる限り夕飯の準備をしておく。また、子供たちを送った後は一息つかずにすぐに掃除を始める。(40代/女性/パート・アルバイト)
段取りを上手に組むことで家事の流れをスムーズにするという工夫をしている人も目立ちました。食事などはあらかじめ時間が決まっているため、時間に余裕のあるときに下準備しておくことで、早めに食事の支度が済みます。
【省いてよい家事や無駄を極力省く】
・洗濯ものをたたまない。取り込んだらハンガーのままかけておき、着るときは干してある状態のものからはずして着用する。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・買い物に行く回数を減らすこと。メニューを考えて、一度の買い物で数日分の買い物をします。(50代/女性/個人事業主)
家事のなかには、必ずしもやらなくても大丈夫なことがあります。食材の買い出しを極力減らすことで、週のうち数時間は節約できるでしょう。また、洗った洋服は、ハンガーに干した状態のままクローゼットに移動させるのは斬新で使えるアイデアですね。そもそも普段よく着る服であれば、タンスの中に丁寧に畳んでしまい込むのは二度手間とも考えられます。
【モノを多く持たない】
・家の中のモノを減らすだけで、かなり掃除が楽になります。また、切って煮るだけの料理を覚えておくと便利です。(50代/女性/個人事業主)
少数意見ですが正論も見られました。子育て中は、こどものおもちゃや育児関連のグッズが増え続けていくため、モノを多くもたないのは難しいですが、極力無駄なものは捨てたり誰かにあげたりして、ため込まないことがコツです。これができるだけで、掃除が大分ラクになるでしょう。
家事を時短でするために大事なこと
忙しい子育て中に取り入れたい時短家事のコツは、先を見据えた段取りの上手さや、ながら家事など限られた時間内で多くのことをスムーズにこなすことにあります。また、無駄なことはできるだけしない、無駄なものは持たないという潔さも大切なポイントです。子育てと家事との両立は、皆が苦労することなので、最初から上手くいかなくても落ち込む必要はありません。ゲームのような感覚で、いかに効率的にできるかを楽しく工夫していくとよいかもしれませんね。
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2019年02月22日~2019年03月08日
■有効回答数:100サンプル
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「家事や子育て、みんなはイライラしたときどうしているの…?」
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