9月6日(火)に発表された第9回レシピ本大賞 in Japanで、料理愛好家の平野レミさんがエッセイ賞、次男の嫁である和田明日香さんが入賞。母娘でのW受賞を果たしました!
キャベツとレタスの区別がついていなかった
料理愛好家の平野レミさんの息子さんと結婚し、和田家に嫁いできた和田明日香さん。当時は「キャベツとレタスは同じ葉っぱだと思っていた」ほどの料理音痴だったという。それから10年、レミさんに楽しく料理を教わりながら、家族のために料理を作り続けてたどり着いたのが、茶色っぽくて、一見地味だけど、しみじみおいしい「地味ごはん」。今回、料理部門に入賞した『10年かかって地味ごはん。』(主婦の友社・刊)はそんな「飾らない落ち着く味」のレシピが好評、22万部を突破のベストセラーとなっている。
親が一生懸命生きていたら子どもが育った
一方で、子ども時代から料理が好きで好きで仕方がなかったという料理愛好家の平野レミさん。料理の仕事で多忙な中、2人の息子さんを育て上げた。「子ども達は、外でいっぱい遊ばせて、ごはんいっぱい食べさせてバタンキュー。親が一生懸命に生きていると、子どもは親の背中を見ているからね。子ども達も大人になって、樹里ちゃん(上野樹里さん)やあーちゃん(和田明日香さん)のようなお嫁さんが来てくれて、私のやってきたことは正しかったんだなって思うわ」。そのあたりは今回エッセイ賞を受賞した『おいしい子育て』(ポプラ社)に詳しい。
そんなレミさんの家族への思いが詰まったの新刊レシピ集が話題を呼んでいる。
作ってびっくり!食べてびっくり!
本のタイトル通り、このレシピ集はレミさんが家族のために長年つくってきた数多くの料理の中でも「これぞ!」というスター級のレシピばかりを集めた1冊だ。例えば「食べればたこ焼き」。たこ焼き器がなくてもできる、一見お好み焼きのような平べったい形状だが、その名の通り、食べるとまさしくたこ焼き味!1個づつ焼く手間がなく、圧倒的に素早く出来上がる。
「ペテンダック」は鶏肉と春巻きの皮をつかって作れる、レミさん流、北京ダックのお家アレンジ!何度も実験してたどり着いたという秘伝のたれがポイントで、これなら手軽にごちそうが完成する。
家族とともに進化してきた料理たちは、どれも、作る人にも食べる人にも優しい、レミさん流のアイディアとテクニックにあふれている。
『平野レミのオールスターレシピ 家族の絆はごはんで深まる』
1,650円/主婦の友社
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