毎日、休みなく生じる家仕事。
起床して早々に朝ごはんをつくり、掃除と洗濯。仕事を終えると、また夕飯づくりに片づけ…と、やることは変わりません。
ですが「考え方が変わると、日々は輝く!」という嘘のような本当の話をシンプルライフ研究家のマキさんに伺いました。
家事って実は、とてもクリエイティブなこと
もともと私は「家事好き」ではありませんでした。
できることなら家事をせずにおいしいものを食べ、きれいな部屋で暮らしたいと思っていました。
今でも心の片隅で「毎日ホテル暮らしができたらどんなにしあわせだろう」と、思う自分がいるのも事実。
ですが、旅先で1週間ほど、その至れり尽くせりの暮らしを体験してみると飽きてしまうのです。
そう、きっと私は、「自分の暮らす場所を使いやすいように整えたり、好きな味、好きな空間をつくり出す行為が、好きなんだ!」
つまり、それが私にとっての家事。
そこに気づくと、家事におもしろみを感じられるようになりました。
換気ほど、簡単で、ご機嫌になれる家事はない
そこでまず、私が注力したのは「環境づくり」。
自分らしい日々を生み出すには「心地よい空間」が必要です。
とはいえ、住む場所もインテリアもそう簡単には変えられないので、最初は空気から。
え、空気?と思われるかもしれませんが、目覚めた直後とか、今から仕事を始めるぞという節目節目で窓を開けて換気をするだけで、気持ちがシャキッとしませんか?
家の中の状態は変わらないのに、気持ちよさがまるで違う。
こんなにお手軽な家事、やらない手はありません。
パロサント(香木)やお香をたいてみても
暑かったり、寒かったりするのがイヤで、換気が苦手という方は、パロサント(香木)やお香をたいて、換気が必要な状況をつくり出してしまうのも手。
私もよくたいているのですが、パロサントをたく際はステンレスのクリップをスタンドがわりに使っています。
ちょっとしたことなんですが、こうすると、きれいに燃えてくれて気持ちがいいんですよ。
ヒーリングミュージックで「いつも家事」をご機嫌に
次に音楽。気に入った音楽をかけると自然とやる気がアップしますよね。
アップテンポの曲に合わせて動くのもよし、好きなアイドルの曲でモチベーションを上げるのもよし。
ちなみに私の最近のお気に入りは「モントリプロ自然音ラボ」の“屋久島 自立神経に優しい自然音 Relax Nature Sound” 。
音楽をかけること自体が家事なわけではありませんが、「楽」家事には欠かせない要素。
楽しい日々を生み出すために、家事を行うのですから。
『笑う家事には福来る』
家事に対するマイナスの思い込みを払拭できるアイディアがたくさん詰まった、シンプルライフ研究家マキさん待望の最新刊!今現在、家事にプレッシャーを感じている人はもちろん、もっと暮らしを楽しみたいという人におすすめです!
『笑う家事には福来る』著者:マキ
1430円(主婦の友社)
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プロフィール
マキ●シンプルライフ研究家。夫と2人の娘と暮らすワーキングマザー。サイト「エコナセイカツ」やDMMのオンラインサロン「シンプルライフ研究会」でシンプルに心地よく生きるための家事のコツや心がけ、暮らしが楽になるヒントを発信。エコナセイカツ
写真/千葉亜津子 文/多田千里
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