コラム

「こんな結婚式の引き出物はいらない！」ワースト3とは!?

更新日：2017.10.28

結婚式や披露宴に出席すると、必ず渡される「引き出物」。
新郎新婦より、“心づくしのお祝い返し”の意味合いがあるはずなのに、開けてビックリ、どういうつもり？！
そんな引き出物にあたってしまった女性たちに、実情を告発していただきました。
それでは早速、「これはない！」引き出物ランキングワースト5をご紹介！

第1位：新郎新婦の名前・顔写真入りグッズ・・・33％

どんなによいお品物も瞬時に「ガラクタ」にしてしまう、破壊力抜群な引き出物が「名前入り・顔写真入りグッズ」。

・「新郎新婦の名前が入った夫婦椀をもらいました。どう考えても使わないし、いらないですよね」

・「新郎新婦の名前入りワイングラスは使う気にもならないし、箱から出したくもない」

・「グラスに2人の名前がローマ字で彫ってありました。あれではバザーにも出せませんよ」

と文字程度でもコテンパン。さらに視覚を刺激する写真や似顔絵入りとなると…、

・「2人の顔写真の入った食器。飾るのもイヤだし、使うのもイヤです」

・「新郎新婦の写真入りアロマキャンドルです。写真が印刷されているので捨てるに捨てられないし、停電のときに点けるにしても不気味です」

・「顔写真＆名前入りの食器セット。使えないし、飾れないし、リサイクルショップにも持っていけないし、捨てづらいし、邪魔になるし…。もらった皆はどうしたのか知りたい」

と「捨てる」選択肢すら選べない、という残念な苦情が。
2人の個性を表すには手っ取り早い手法かもしれませんが、ちょっと重すぎます。

第2位：食器・・・31％

食器類は、一見無難なチョイスに見えて、ブーイングもまた多い物件。
まずはその「重さ」にブーイング。

・「瀬戸物の密閉容器セットです。使い勝手はいいが、二次会、三次会と、ずっと持ってるの、重いんですけど…」

・「鉄に木のお皿がついているステーキ皿。重くて、持って帰るのが大変だった」

・「富士山の形をした夫婦茶碗。茶碗なんて持っているし、何より重たかった」

・「とにかく重いお皿で、持ち帰るのはもちろん、体が不自由な祖母の面倒も見なければならなかったので大変でした。押し入れにしまったままです」

次は「趣味にあわないもの」にブーイング。

・「魚の絵がびっしり書いてある皿。盛りつければ絵は見えなくなるけど、食べ終わった後に生臭いニオイを想像してしまう」

・「手作りの器。心を込めたのかもしれませんが、素人が作ったものなので、出来栄えもあまりよくなく、引き出物にしては残念でした」

新郎新婦は、「普段は手を出さないけれど、もらうと嬉しい品物」あたりを選んでいるのでしょうが、「もらうと嬉しい」の部分は人によって違い、センスの有無もからんで非常に難解なものなのです。

第3位：チープグッズ・・・14％

近頃は“格安・激安婚”がブーム。結婚式にかける総額は下がり気味の傾向にあり、その流れは引き出物にも押し寄せているようで…。

・「小さなバスケットに入ったヒヨコと卵の形の石鹸の、たったこれだけでした。がっかり」

・「石鹸の詰め合わせです。『これだけ？』と思いました。なんでしょうね、これは？」

・「プラスチック素材でお粗末なデザインの大ぶりの食器です。日常使いができないだけでなく、来客用にも到底使えない」

・「式場には安い料理と安い酒、椅子には3000円程度のカタログの引き出物。退場時の挨拶で配っていた細長いものは、包み紙を剥くと100均のボールペン…。ご祝儀をもらうことしか考えていなかった若い新郎新婦に引いた」

など、いずれも「付き合いを考え直したくなった」「“ご祝儀返して”と言いたくなった」などとご立腹度はナンバーワン。
“お金がなくてもきちんと式を挙げたい”などの事情はあれ、それなりの工夫は必要そうです。

文／和田玲子
※20～40代の既婚女性100人を対象に暮らしニスタ編集部が行ったアンケート調査より
写真© ryupon - Fotolia.com

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