こんにちは。暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
一時品切れ続出だったトイレットペーパーやティッシュも最近ようやくお店でも見かけるようになりましたが、いまだに売っていないのが「除菌シート」。
やっぱり除菌シートがあるとさっと使えて便利なので、家庭で常備しておきたいですよね…。それなら作ってみませんか?
実は最近第4弾シリーズが始まった「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)の主人公、美田園薫さんがテレビ朝日公式YouTubeで「除菌シートの作り方」を紹介していて、ミタゾノさんらしく、家庭ですぐにそろうものだけで簡単に作れると話題になっています。
早速この方法を試してみることにしました。
超簡単!家にあるもので作れる除菌シート
【材料】
ぬるま湯が入った500mlのペットボトル…1本
ペットボトルのふた…1個
台所用洗剤(界面活性剤成分入り)…適量
ふきん(もしくはキッチンペーパー)…1枚
除菌シートを作るために必要な材料はこちらです。これなら今すぐにでも作れそうですよね。
ただ1点、この除菌シートを作るためには必ず界面活性剤成分が入った台所用洗剤を使うようにしてください。
入っているかを確認するには、だいたいパッケージ裏面の成分のところに書かれていることが多いので、ここを見てみましょう。
実は先ごろ、北里大学が発表した実験結果によれば、この「界面活性剤」を含む製品が新型コロナウィルスの不活性化に有効なのだとか。
【作り方】
1.キャップに台所用洗剤を入れる
最初に、ペットボトルのふたに台所用洗剤を入れます。目安としては、このキャップ1杯分です。
2.ペットボトルに台所用洗剤を流し入れる
1の洗剤をぬるま湯が入ったペットボトルの中に流し入れます。
洗剤を流し入れたら、キャップをします。今回洗剤が青色だったので、下の方にたまっているのがわかりやすいですね。
3.なじむ程度に混ぜる
キャップをしたら、洗剤がなじむ程度にペットボトルを振って混ぜます。アワアワになるほどペットボトルを振る必要はありません。
混ぜ合わさったら、除菌シートの元となる液剤の完成です。
それにしても、計量から混ぜるところまで、1本のペットボトルさえあれば完了してしまうところは、さすがミタゾノさんですね。
4.ふきんにしみ込ませ、絞れば完成
ボウルにふきんを置き、その上から液剤を軽く流し込みます。
そして、最後に水気を切るように軽くふきんを絞れば除菌シートの完成です!
ミタゾノ流除菌シートでお掃除♪
台所用洗剤を使って作った除菌シートが完成したので早速食卓のテーブルを拭いてみました。
頻繁に触るのでウィルスが付着しやすいドアの取っ手や壁、床などを拭くと、気分もすっきりしますよ。
ちなみに一度このシートで拭いたところはあとからの水拭きもお忘れなく。
市販の除菌シートだと、1枚使ったらもうそれは再利用できませんが、このシートであればまた液剤をしみ込ませれば何度も使用可能なので、とってもエコですよね。
なお、水によって錆びやすい金属などには使えないのでお気をつけて!
身近なものを使って徹底したウイルス対策を
マスクや除菌シートがお店に売っていないとなるとさらに買い占めが起こり、結果的にお店の人の疲労感が増大して社会問題になっています。
そうならないためにも、身近なもので簡単に作れるんであればぜひ試してみませんか?
作ってみると意外と理科の実験的で面白かったり、何より頑張って働いてくれている人への手助けにもつながります。
自分でできることは自分でやってみる。
幸いにも時間はたっぷりあるので、ぜひ今までやったことがないことにチャレンジしながら、ウイルス対策をやっていきましょう。
取材・文/JUNKO
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