新型コロナウィルスの感染拡大で、外飲みは自粛ムード。
改正健康増進法の施行で、4月1日から飲食店など多数の人が利用する施設が原則禁煙になったこともあり、特に喫煙派のご主人がいる家庭では、「夫が家で過ごすことが多くなった」「夫婦で晩酌を交わす機会が増えた」というお宅も多いのでは?
そこで、家飲みをランクアップさせて、もっともっと“家充”にするコツを、元バーテンダーという異色の経歴の持ち主で、フードクリエイターとして活躍中の暮らしニスタ、青山金魚さんに教えていただきました。
夫婦時間を「おもてなし」するとっておきのアイテムがコレ!
夫婦ともにお酒が大好き、という青山さん一家。
ふだんから晩酌を欠かしませんが、休前日には特においしいお酒とおつまみを用意して、ゆっくり夫婦の会話時間を楽しむようにしているそう。
そんな時に欠かせないのがふだん使いではない、ちょっぴり贅沢なグラス。
「せっかくおいしいお酒を用意しても、100均グラスじゃふだん感が否めない。あ~疲れた!なんて言いながら缶ビールをダイレクトにパパッと飲んでいると、のどの渇きは癒せても、心までは癒されない気がしませんか?」
忙しい毎日の中でも、ちょっと良いグラスにお酒を注ぐだけで、気分がグンと上がり、心に余裕が生まれて、もっと会話を楽しみたいと思うもの。
「とっておきのグラスは、“夫婦時間をおもてなしする”魔法のアイテムですよ」
超簡単!手作りカクテルなら自宅でもお店気分に♪
家飲みをランクアップするなら、脱・缶酎ハイ、脱・缶カクテル!「カクテルを手作りしてみませんか?」と青山さん。
自分好みに味が調節できるのが手作りカクテルのメリット。「作り方は超簡単だし、実は経済的に安かったりもするんです」。
写真のシトラスソーダカクテルは、グラスに氷を入れ、お好みの柑橘類のスライスを数枚詰めたらテキーラを適量注ぎ、炭酸水で割れば完成!
もうこのビジュアルだけで、お店気分になれますね。
「テキーラは焼酎でもラムでもOK。甘いのが好きな方ならガムシロップを入れたり、炭酸水の代わりにオレンジジュースで割るのもおすすめです」。
いつものお酒は途中で味変!いろんな味を楽しんで
ビールやワインをそのまま飲むのも良いけれど、青山さんが提案するのが“味変”。
途中で別の飲み物とコラボさせると、いつものお酒にまったく違う味わいが生まれると言います。
「例えば黒ビールのコーヒー割り。え~っ!?なんて驚愕の声が聞こえてきそうですが、すっきりとした飲み心地の中に、スモーキーさとコクが生まれて、なんとも味わい深いんです。黒ビールを少し高めの位置から、泡立つようにグラスに注いだら、同量のブラックコーヒーを入れるだけ。分量はお好みで変えてください」
また、ワインを飲み残した場合も、この“味変”が有効。
「炭酸水でワインを割るのは諸外国では普通に楽しまれています。赤ワインにコーラやカルピス、白ワインにジンジャエール&レモン果汁、スパークリングワインにオレンジジュースを合わせれば、ライトカクテルに変身します」
たまには気分が上がるお酒をお取り寄せしてみる!
ふだんからさまざまなお酒をお取り寄せしている青山さん。
最近は「日本ワインがマイブーム」。
おいしいのはもちろん、おしゃれなビジュアルのワインも増えているようです。
例えばこちらの「キャンブルスコ・ロゼ・ペティアン」。
宮崎県・都農ワインのスパークリングワインで、イチゴのような甘い香りと、フレッシュな酸味を感じる辛口の一本ですが、「看板犬・レイちゃんのキュートなラベルラグに一目ぼれして即買いした」と言います。
また、KIRIN公式オンラインショップで購入した「ブルックリンベルエアサワー」は、トロピカルでさわやかな新感覚ビール。
「一口飲んでその新しさにびっくり!しかもピンクとブルーでデザインしたラベルって、ビールではあまり見かけませんよね。一気にテンション上がって、写真を撮りまくっちゃいました(笑)」。
どちらも、部屋に飾りたいくらいのおしゃれさ!テーブルに置くだけで、家飲みがランクアップすること間違いなし。
こんな気分が上がるお酒をお取り寄せしてみるのもおすすめです。
おつまみは、焼きながら飲みながら…夫婦の会話も弾む♪
料理自慢だけに、手の込んだ料理からパパっとおつまみまで、酒飲みをうならせる一品作りはお手のものですが、「夫婦時間をより濃密にするためにおすすめなのがホットプレート料理」。
食材を豪快に切って焼いたおうちバーベキューで、冷た~いビールをグビグビ。
たこ焼き用プレートに下茹でしたエビやタコなどを入れ、ニンニク・アンチョビを混ぜ合わせたオリーブオイルで煮込むアヒージョでワインをゴクゴク♪
「ゆっくり座って飲みながら、食べたいだけ焼いて作って、常に出来立てを食べられるのって幸せですよね。料理が完成するまで待たせることもないので、そのぶん長~く会話も楽しめます」
編集部がセレクト!さらに家飲みを楽しくする“家充”グッズ4選
青山さんが教えてくれたのは、手軽に小さな“非日常”を作ることで、自宅でのお酒時間を最大限に楽しむ方法。
暮らしニスタ編集部では、そんな家飲みをさらに盛り上げるためのグッズをピックアップしてご紹介しましょう。
「Ploom」なら愛煙家のご主人とも楽しく飲める♪
▲健康懸念物質99%カットの「Ploom TECH +」(左)と、吸い応えを重視した同物質90%カットの「Ploom S」(右)
今や喫煙族にとって自宅は、飲酒しながらたばこを吸うことができる貴重な場所。
でも、吸わない人には煙たさやニオイが気になるのも事実。
旦那様が恍惚の表情でたばこをくゆらす姿に、ついつい冷たい視線を送ってしまう奥様も少なくないのでは?
ならば、家飲みのお供として、旦那様に加熱式たばこをすすめるのも一つの手。
たばこの葉を燃焼させる紙巻たばこに対して、加熱式たばこは蒸気でたばこの葉を加熱するだけなので、お部屋が煙でモクモクになることはありません。
例えば「Ploom」シリーズ。
高温(200℃)で加熱する「Ploom S(プルーム・エス)」なら、ニオイは紙巻きたばこの5%未満。低温(40℃)で加熱する「Ploom TECH ∔(プルーム・テック・プラス)」なら、わずか1%未満にまで抑えられるのだそう。
喫煙する隣で一緒に飲んでいても、髪や洋服がたばこ臭くならないのは安心。
また、燃焼に伴うタールが発生しないため、壁紙が黄ばんでしまう心配もないので、お掃除の手間などを気にせず家飲みできますね。
父の日や誕生日にさりげなくプレゼントするのもありかも!
まるでインテリア!「グラスサウンドスピーカー」
▲「LSPX-S2」(オープン価格)。片手で持てるコンパクトサイズ
初めてこの商品を見た人は、きっと「おしゃれなライト」だと思うはず。
まさかこれがスピーカーだなんて、想像もしないですよね?
こちらはソニー「グラスサウンドスピーカー」。
有機ガラス管を震わせて音波を発生させることで、生演奏のようなリアルでクリアな音色が360度に広がります。
Wi-Fi接続や最大8時間再生可能(※)な内蔵バッテリー、ボタンを押すだけでSpotifyの音楽をすぐに再生できる「プッシュ&プレイ」機能など、スピーカーとして高性能なうえ、32段階の明るさ調節が可能なLEDには、ろうそくのように光がゆらぐキャンドルライトモードも装備。
住空間に溶け込んで、やすらぎの空間を演出する照明器具としても活躍してくれるのです。
やわらかな光に包まれ、大好きな音楽を聴きながら杯を重ねるお酒は、極上の味になりそう。
※Bluetooth®接続時、イルミネーション輝度最大時。音量は約半分で使用の場合。音量や再生楽曲、周囲温度などの使用状況により記載の時間と異なることがあります。
飲みながら星空観賞!「ホームスタークラシック」
▲「ホームスタークラシック」(11,000円・税抜)
週末、時間を忘れて家飲みできる日には、星空を眺めながらお酒を楽しんではいかが?
セガの「ホームスター」は、約6万個の星が体感できる家庭用プラネタリウム。
発売から15年、累計100万台以上を売り上げた超人気シリーズです。
なんといっても魅力なのは、星空の美しさ。
従来の家庭用プラネタリウムは、本体に小さな穴をあけ、その内部から光を当てて投影するピンホール式ですが、一方の「ホームスター」は、プラネタリウム・クリエーターの大平貴之氏と共同開発し、家庭用プラネタリウムとしては世界で初めて原板とレンズを用いた光学式投影を採用、徹底してリアルさを追求したのです。
満天の星が輝く夜空には、天の川も再現!家族とともに至福の空旅を楽しんで。
本格コーヒーメーカーで締めを♪「カフェばこ」
▲タイマー機能で自由な時間に自動でドリップ。「SC-A351」(14,800円・税抜)
お酒を楽しんだ後は、おいしいコーヒーで締めくくりたい!という人にご紹介したいのが、シロカの「カフェばこ」。
ミルを内蔵し、いつでも挽きたてのコーヒーを味わえる全自動コーヒーメーカーです。
最初に少量のお湯を注いで蒸らすといった工程をプログラムすることで、コクのある、コーヒー本来の香り高いおいしさを実現。
コンパクトながら、本格的なカフェで飲むコーヒーの味を自宅でも楽しむことができるのです。
スタイリッシュでシンプルなデザインも人気の秘密。リビングに置いてもインテリアを邪魔しないおしゃれさが魅力です。
このご時世で思うように外に出かけられず、ストレスをためている方も多いと思いますが、こんな時こそ毎日を積極的に楽しみたいもの。
おいしいお酒とともに素敵なおうち時間を共有して、夫婦の絆をより深めてください。
文/暮らしニスタ編集部
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