こんにちは。「家事コツ研究室」研究員Oです。
気が付けばもう11月。すっかり秋めいた気候になりましたね。そうなると体を温めてくれる食材が重宝しますが、我が家では特に“しょうが”が大活躍してくれます。
湯豆腐にのせて食べたり、みそ汁、さらには紅茶に入れたりと、とにかく何でもしょうがを入れてしまうくらい大好きです。
ただ、しょうがってデコボコした形のため皮むきが難しかったり、すりおろしたときには繊維が残って大変など、意外と下処理の部分で不満があったりします。
そこでしょうが好きに朗報です!実はどの家庭にも1つはある、ある日用品を使えば、皮むきもすりおろしもきれいに簡単にできてしまう裏ワザがあるんだとか。
そんな便利な方法はすぐに知りたい!ということで、早速噂を検証してみました。
しょうがの皮むき、すりおろしは“アルミホイル”にお任せあれ!
しょうがの皮むき、すりおろしに欠かせないアイテム、それはズバリ“アルミホイル”なんだとか。アルミホイルというと、包むもの、焼くときに下に敷くものといったイメージしかないので、皮むき・すりおろしとなかなか結び付かないのですが…。それではまず皮むきから試してみます。
しょうが×アルミホイルでラクラク皮むき!
<材料>
しょうが…お好みの量
アルミホイル…25㎝×25㎝四方1枚
材料はこれだけ。アルミホイルもたった1枚だけでいいんですよ。
<方法>
1、アルミホイルを丸める
準備したアルミホイルをクシャクシャに丸めます。ある程度固めに丸めた方が皮むきしやすいですよ。
2、アルミホイルでしょうがをこする
丸めたアルミホイルでしょうがの表面をこすります。それほど力を入れなくても、こすればするするっと皮がむけていきますよ。
結果はこんな感じ
アルミホイルで皮をこすったしょうがはこんな感じになりました。見るからにつるんつるんですよね。いつも包丁で皮をむいていた時は、いびつな形に苦戦して、デコボコなところは皮がきちんとむけていなかったり、逆に皮を厚くむきすぎて、買ってきたときよりもだいぶ小さくなってしまい、もったいないことをしたという経験がありました。
でも、アルミホイルを使えば本当に面白いように皮だけをきれいにむくことができ、凹凸のあるところでもアルミホイルを添わせてこすれば凸凹の境目もきれいにすることができました。
あまりにもきれいにむけていく面白さから「もっと皮をむきたい」「磨き上げたい」という感情が沸き起こってきたくらいです。
しょうがは皮近くに栄養が多く含まれているので、この方法なら栄養ロスを最小限にできそうですね。今までなぜこれでしなかったのか悔やまれるばかりです。
しょうが×アルミホイルですりおろしもラクチン
きれいに皮がむけたしょうがを今度はすりおろしていきます
<材料>
皮をむいたしょうが…お好みの量
すりおろし器…1つ
アルミホイル…すりおろし器に合ったサイズ1枚
すりおろし器とアルミホイルを準備して、いったいどうやって使うんでしょうか!?
<方法>
1、すりおろし器にアルミホイルをセットする
すりおろし器を置き、その上に、アルミホイルの中面側を上にしてのせます。
すりおろし器とアルミホイルの組み合わせ、初めて見ました(笑)
2、しょうがをすりおろす
アルミホイルをセットしたすりおろし器で、いつものようにしょうがをすりおろします。
結果はこんな感じ
今回はわかりやすいように、アルミホイルの有無ですりおろしたしょうがを比較してみました。
まず、アルミホイル有りのしょうがのすりおろしは、すりおろしたしょうががすべてアルミホイルの上に残り、あとはすりおろし器からアルミホイルを取り外せば、簡単にしょうがのすりおろしを集めることができました。
しかも驚きだったのが、アルミホイルを外したおろし器がほとんど汚れていなかったことです!だから、おろし器の掃除もかなり楽ちんでした。
一方こちらは、アルミホイル無しのしょうがのすりおろし。しょうがの繊維がおろし部分に絡まり、すりおろした後にいちいちおろし部分にひっかかったものを取り出したり、洗う際にも念入りに溝部分を掃除しなければいけなかったりと、あまりしょうがをすりおろせなかった上に、すりおろす以上に後片付けが大変でした。
この結果からして、これは完全にアルミホイル有りの勝利!こちらも今まで知らなかったのが本当に残念です…。
いろいろなしょうがの保存方法
しょうがの皮むきやすりおろし方法はわかりましたが、とはいえしょうがを買ってきた日に全部使い切るのはいくらしょうが好きでも難しかったりします。そんなときに便利な保存方法も紹介しますね。
1)しょうがをスライスして冷凍保存
料理に使うことを考えて、使いやすいようにしょうがを5㎜ほどの厚さにスライスします。これをラップに包み、保存袋に入れて冷凍室で保存します。こうしておけば、使いたい分だけ取り出せ、せん切りにもすりおろしにもしやすくて便利ですよ。
2)しょうがをすりおろして製氷皿で冷凍保存
もう1つのすぐ使える保存方法としては、すりおろしたしょうがを冷凍保存します。ただ、すりおろすと水分も出てくるので、こぼれないように製氷皿などの器にすりおろしたしょうがを入れ、冷凍室へ。みそ汁など、汁物で使うときにすりおろししょうががあるとすぐに使えますよ。
ちなみに冷凍保存だと1か月ほど持ち、料理に使いたいときには解凍せずそのまま使えます。
しょうがパワーで体の中からポカポカに
しょうが好きなのに、いつも包丁で皮をむき、すりおろし器に絡んだしょうがの繊維に難儀していました。これが面倒だから、しょうがを使うことを諦めたり、ついついチューブのものに頼ったりすることも。でもこんなに楽にしょうがの下処理が完成するなら、これからは躊躇することなくしょうがを使うことができそうです。
しょうがの体を温める効果は本当に抜群なので、今年の冬はぜひラクチンな下処理方法で、しょうがをもっと食卓に取り入れて、体の中からポカポカになりましょう。
取材・文/JUNKO
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