東に太平洋、西に北浦が広がる茨城県鹿嶋市は、「鹿島神宮」をはじめとする歴史的建造物が多く、サーフィンや釣りなどのレジャーも盛ん。Jリーグ「鹿島アントラーズ」のホームタウンとしても知られ、2020年の東京オリンピックではサッカーの会場に選ばれるなど、スポーツのまちとして注目を集めています。そんな鹿嶋市の見どころやふるさと納税の返礼品についてレポートします。
広大な境内に重要文化財が多数!荘厳な「鹿島神宮」で心静かな時間を
「スポーツが盛んな活気あふれるまち」という印象が強い鹿嶋市ですが、「東国三社」の一つに数えられる「鹿島神宮」があるなど、歴史と伝統のまちとしても有名です。鹿嶋市を訪れたら「鹿島神宮」の参拝は欠かせません。
JR鹿島線の鹿島神宮駅から徒歩10分。東京ドーム15個分もの広大な境内に多くの重要文化財を有する「鹿島神宮」は、荘厳な雰囲気の中でのんびりと散策をしながら参拝できる鹿嶋市随一の観光スポットです。
極彩色が美しい現在の社殿は元和5年(1619年)に徳川秀忠公より奉納されたもの。背後にある杉のご神木は樹齢1,200年と推定されています。
また、寛永11年(1634年)に徳川頼房公が奉納された楼門は「日本三大楼門」の一つとされ、奥宮は慶長10年(1605年)に徳川家康公が奉納した本殿を元和の造営で移したもの。どちらも一度は拝観したい歴史的な建造物です。
さらに、境内には”神のお使い”の鹿が遊ぶ「鹿園」も。鹿の枝角は英語で「アントラー」。「鹿島アントラーズ」の名前の由来もここにあるのだとか。
▲東の一之鳥居は日の出の時間に合わて行くのがおすすめ
「鹿島神宮」の周辺には、朝日に照らされる様子が神秘的な「東の一之鳥居」や、日本最大の水上鳥居「西の一之鳥居」をはじめとする名所が点在しています。「東の一之鳥居」は鹿島灘の堤防前、「西の一之鳥居」は大船津に建ち、時間の経過に合わせてさまざまな表情を見せてくれます。
▲西の一之鳥居ごしに見る花火
マリンスポーツに、レジャーに、スポーツのまちならではの楽しみ方
鹿嶋市には「下津海水浴場」「平井海水浴場」といったビーチがあり、夏の海水浴シーズンは大にぎわい。海には一年を通して多くのサーファーが訪れています。北浦ではヨットやジェットスキーを楽しむ人の姿もあり、マリンスポーツが盛んです。
また、鹿島灘や北浦は人気の釣りスポット。鹿島灘ではアイナメやイシモチ、北浦ではワカサギやブラックバスなど、季節によって多様な魚を釣ることができますよ。
釣りやサーファーが多く訪れる角折海岸のヘッドランドには、美しい女神像「はまなすの精」が建っています。ここはかつて塩づくりが盛んだった場所。女神はカモメが留まった右手を掲げ、浜を静かに見守っています。朝日の撮影スポットとしても人気の場所です。
ふるさと納税のお礼には、豊かな自然が育んだ農畜産物がずらり
▲12,000円の寄付でもらえる「かしまし豚」の豚ロースしゃぶしゃぶ用
鹿嶋市では、ふるさと納税をする際に寄付金の使い道を選ぶことができ(特に希望がない場合は市政全般に活用)、貴重な寄付金を有効に活用しています。そして、寄付へのお礼としてもらえるのが、鹿嶋市が誇る農畜産品や工芸品の数々。
太陽の光と太平洋側からの海風を浴びて育ったブランド豚「かしまし豚(SPF)」は、しゃぶしゃぶ用、しょうが焼き用、ロース切り身(いずれも寄付金額12,000円)などがあり、きめが細かくやわらかな肉質が楽しめます。
また、15,000円以上の寄付でもらえるのが、茨城県の名産米「ミルキークイーン」。粘りが強く冷めても固くなりにくいのが特長で、甘みや香りも抜群。定期便もあるので、いつものお米を「ミルキークイーン」に替えてみてはいかがですか。
このほかにも、安心・安全にこだわり手作業でつくったしっとり甘い干し芋や、旨み豊かなブランド牛「常盤牛」など、たくさんある返礼品をじっくりチェックして選んでくださいね。
まとめ
活気あふれるスポーツのまち、名所が豊富な歴史のまち、そしておいしい農畜産物を育む自然豊かなまちと、さまざまな顔を持つ茨城県鹿嶋市。ふるさと納税で市の活性化に一役買ってみませんか。
協力/茨城県鹿嶋市
文/関東博子
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