毎日のごはん、楽しんで食べていますか? 佃煮や漬物など、「これぞ!」というごはんのお供があれば、おかずがない日だって大満足ですよね。お気に入りのごはんのお供を、何品か冷蔵庫に常備している人も多いはずです。
北陽・虻ちゃんのお気に入りの「ごはんのお供」とは?
「大好きなごはんのお供、ありますよ〜」と教えてくれたのは、北陽の虻ちゃんこと虻川美穂子さん。おいしいお米や野菜などがどのように作られているか紹介する、BSのテレビ番組「知っとく! ベジライフ それ知りたい‼︎」(毎週金曜日18時24分よりBS-TBSにて放送)でもMCを務めています。
「昔から、のりの佃煮は大好きですね〜。あまりに食べ過ぎて、佃煮断ちをしたことも(笑)。最近のお気に入りのお供は、卵黄としらすを混ぜた納豆です。ごはんがおいしくてとまらなくて……いずれまた、断たなきゃいけない日がくるかも⁉︎」
あ〜、やめられないその気持ち、わかります! そんな虻川さんの箸がますますとまらなくなってしまうかもしれない、パパッと手作りできちゃうのにごはんと絶妙に合う、ごはんのお供を今回はご紹介‼︎『即決! 選ばレシピ』(主婦の友社)の著書もある、人気暮らしニスタの青山金魚さんに、絶品、おすすめのごはんのお供5種を教えていただきました。
絶品お供1:ピリコク! 黄身明太子
とろりとした卵の黄身のコクと、明太子のピリッとした辛みがたまりません。ごま油としょうゆを少し加えることで、ぐっと味が深まります。トッピングはお好みで(調理時間:約1分)。
【材料】(作りやすい分量)
卵の黄身…2個分
辛子明太子…60g
ごま油・しょうゆ…各4〜5滴
トッピング(万能ねぎの小口切り・ごまなどお好みで)…適宜
【作り方】
①明太子は皮から中身をこそげとり、小さめのボウルに入れる。
②黄身、ごま油、しょうゆを加え、よく混ぜ合わせる。
③②をごはんにかけ、トッピングをのせていただく。
【保存】保存はせず、作りたてを食べきって。
絶品お供2:自家製なめたけ
難しい調味料の配合は一切なし! めんつゆとぽん酢だけで味つけが決まるのがうれしい。
甘いご飯のおともが好きな方は、砂糖を少し足しても。おろししょうがを少量加えると、味がひきしまって、大人のおいしさに(調理時間:約5分)。
【材料】(作りやすい分量)
えのきだけ…200g
酒…大さじ3
めんつゆ(ストレート)…大さじ2
ぽん酢…大さじ1
【作り方】
①えのきだけは石づきを切り落とし、半分に切る。
②フライパンに①をほぐしながら入れ、酒を振り、ふたをして中火弱にかけ、1分ほど蒸し焼く。
③ふたを取り、めんつゆ、ぽん酢を加えて中火にし、全体を混ぜながらとろみのついた煮汁が少し残る程度(3分ほど)まで煮る。
【保存】冷蔵で2日以内
絶品お供3:山形のだし風
こってりしたものが多い冬場だから、さっぱりとしたお供でさわやかに! 白だしではなくめんつゆで作ったり、しょうがやおくらを入れたりしてアレンジしてもおいしい!(調理時間:約5分)
【材料】(作りやすい分量)
きゅうり…1本
なす…1/2本
しその葉…2枚
みょうが…1本
細ねぎ…2本
がごめ昆布…3g
白だし(希釈タイプ※)…大さじ2
水…大さじ4
すだち果汁…1/4個分
※白だしは煮物の場合4〜5倍に希釈する、昆布つゆ白だしを使用しています。
【作り方】
①きゅうり、なす、みょうがは、7〜8㎜角に切る。しそ、がごめ昆布はあらみじん切りにする。細ねぎは5㎜幅の小口切りにする。
②なすは水に3分程さらし、水分をしっかり絞る。
③すべての材料をボウル(ファスナー付きの保存袋でもよい)に入れ、全体をよく混ぜ、冷蔵庫で1時間ほど入れなじませる。
【保存】冷蔵で2日以内
絶品お供4:爽油肉味噌
豚肉から出た脂のうまみと麦の粒感が残る味噌が絶妙なおいしさ。コツは、ひき肉は最初からちゃかちゃかいじらず、肉の存在感を出すこと。ひき肉をフライパンに広げたらそのまま焼き、両面に焼き色がついたら、ざくざくとほぐして。こげやすいので、混ぜながら煮詰めて(調理時間:約10分)。
【材料】(作りやすい分量)
豚ひき肉…100g
パセリ…5g
合わせ味噌…100g
酒(または泡盛)…大さじ3
はちみつ…小さじ2
おろししょうが・おろしにんにく…各5g
【作り方】
①パセリはみじん切りにする。
②フライパンにひき肉を平らに広げて入れ、中火にかける。片面に焼き色がついたら返し、両面焼き色がついたら、残りの材料をすべて入れ、木べらなどでひき肉をほぐすように混ぜながら3分ほど煮詰める。
③ツヤが出て水分が少なくなったら、①を加えて混ぜ、火を止める。
【保存】冷蔵で3日以内(冷蔵庫で保存すると脂が固まるので、常温に戻すか、電子レンジで数秒温めるとよい)
絶品お供5:ざくざくカリカリ食べるラー油
スタンダードなラー油に、カリカリ小梅の食感と酸味が驚くほど合います。ねぎがこげると苦みが出るので、色づき始めたらすぐに残りの材料を加えて火を止めるのがポイント。フライドオニオンとフライドガーリックを使っているので、手早く簡単に完成!(調理時間:約5分)
【材料】
A ねぎ…1/4本
A 豆板醤…小さじ2
A 甜麺醤…小さじ1
A ごま油…60ml
A 油…60ml
B 小梅(かりかりとした食感のもの)…4粒
B フライドオニオン…20g
B アーモンド…10粒
B 干しえび…5g
B フライドガーリック…5g
【作り方】
①ねぎはみじん切りにする。小梅は種を取り除き、あらみじん切りにする。アーモンドはあらく砕く。
②フライパンにAの材料を入れて中火にかけ、よく混ぜ合わせ、ねぎが色づき始めたらすぐにBを加え、火を止める。
③全体をよく混ぜ合わせ、保存容器に移して冷ます。
【保存】冷蔵で5日以内
★すべてのごはんのお供について、保存する場合は必ず、消毒済みの密閉容器に詰め、ふたと具材の間にすき間ができる場合は、ラップなどを落しぶた代わりにしてぴったりと具材に密着させ、具材が空気にふれないようにすること。
知っていますか? おいしいごはんが届く仕組み
今年も、おいしい新米がいろいろと出回っていますね。稲作の農家さんは、3月ごろから育てた苗を4、5月ごろに田植えし、品種や場所によりますが、8〜11月の初めには稲刈りをするというスケジュールで一年を過ごしています。田植えから稲刈りまでは、稲に被害を及ぼす害虫から守る殺虫剤や、稲の成長を妨げる雑草だけを枯らす除草剤などの農薬を上手に使いながら育てます。昔に比べると、農薬を使用する回数も期間も減ったそうです。
「農薬を使って大丈夫なの?」という声も聞こえますが、米は白米に精米すると全体の9割くらいにしかならず、精米後の米はほとんどの農薬が除去できます。また稲は、病害虫や雑草の影響を受けやすく、農薬を使わないと収穫が大幅に減ったり、なくなることもある作物。農薬を適正に使うことは、生産者にとっても大事なのです。消費者の私たちも、正しく理解することが大切ですよね。
ギャル曽根さんも出演する、毎週金曜日18時24分からのBS-TBS「知っとく! ベジライフ それ知りたい!!」では、ギャル曽根さんが稲刈りの現場へ行くなど、おいしい農作物が届くまでの仕組みをリポートしています。ぜひご覧ください!
「知っとく!ベジライフ それ知りたい!!」を提供する「農薬工業会」の公式HPでは、お米や野菜作りに関するQ&Aなど、ママだからこそ知っておきたいことや、得する情報が満載です。一度のぞいてみてくださいね♪
まとめ/秋山香織
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