プロパンガス代、高いかも…？簡単見積もりでガス代劇的チェンジ！

「うちのプロパンガス、ちょっと高いんじゃない？」「でも業者は変えられないし」「公共料金だから仕方ないか」……そんな心当たりがあるあなた。　
今どきのプロパンガスは、料金を比較して自由に切り替えができることをご存知でしょうか。手助けしてくれるのはプロパンガス料金比較サイトの「エネピ」。
あなたのガスライフを劇的に変えるかもしれないこのサイトに注目してみました。

プロパンガスは“高くて当たり前”？　都市ガスとはどう違う？

電気・ガス・水道の３大光熱費の中でもっとも節約に効果的なのは「プロパンガス会社」の切り替え。やってみた人は平均で年間26,597円も節約が実現（※）できたと聞けば、「エッ？！」と思いませんか？
これを実現したのはプロパンガスの料金比較サイト「エネピ」です。
私たちガスユーザーと、プロパンガス（LPガス）販売会社をネット上でマッチングする、2016年オープンのサイトです。

エネピはこちら

※関東エリア/平均月間ガス料金約6,490円、平均月間使用量約10.5㎥の場合

そもそも「ガス」については、「身近すぎて替えるという発想がない」「よく知ろうと思ったこともない」方が多いかもしれません。
一般家庭における「ガス」とは、多くはプロパンガス（LPガス）、または都市ガス（東京ガス、大阪ガスなど）のどちらかがほとんど 。屋外の壁際などにガスボンベが設置されていればプロパンガス。都市ガスであればボンベはないのが一般的です。

こんなガスボンベが設置されていたらプロパンガス。ガス会社の人が定期的にボンベ交換に訪れる姿をよくみかけます。

日本ではガス使用世帯の約51％が都市ガス、49％がプロパンガスを使っています。
都市ガスについては、国の主導でガス管などの整備がすすめられ、安定供給が見込める天然ガスを原料とするため、使用料金は安価かつ全国一定。

いっぽうのプロパンガスは、価格変動の激しい石油を原料とすること、ガスボンベを人力で運び交換する手間がかかることなどから、価格は都市ガスよりも高めの設定です。

閉鎖的なプロパンガス業界に風穴をあけた「エネピ」

ならば経済的な都市ガスを使いたいと思うのが心情。でも、都市ガスの配管がない地域では、プロパンガスを選ばざるを得ません。
そしてプロパンガス会社の料金やサービスは「ピンキリ」。

「料金表を公表しない」「料金の内訳も開示しない」悪徳な会社も相当数あります。
プロパンガス業界は古い歴史がある分、会社同士の縄張り意識が強く、自由競争の市場原理が働かない、価格競争が起きにくい世界。
料金の改定に契約書はいらず、書面綿通知だけで値上げができるため、値上げもし放題なのです。
本来の目的は「原油価格の高騰時に素早くガス料金に反映させるため」なのですが、原油の値が下がっても料金は下がらず。
書面通知ですら、検針票に小さく書くだけ、ということもあり「いつのまにか値上げされ、気が付いたら倍近くなっていた」なんてことは全国で日常的に起きています。
こういった、限りなくグレーなプロパンガス業界に風穴をあけ、さらに電気・ガス自由化で複雑化するプランをすっきり見比べられるようにしよう、とオープンしたのが「エネピ」なのです。
「エネピ」に掲載されるガス会社は、「不当な値上げをしない」「保安にも優れた」「30分以内の駆けつけができる」会社のみ。
閉鎖的なこの業界で、「エネピ」の営業さんがコツコツと開拓してきたのだそうです。
「エネピ」で良心的なガス屋さんを探し、悪徳業者から乗り変えるだけで、ガス代は劇的に安くなる……プロパンガス料金には相当苦労してきたライターには、「こんな時代が来るなんて」の感があります。では、使ってみたらどうなのか、実際のところを見てみましょう。

「エネピ」を使うと実際どうなる？

「エネピ」でのガス会社の比較のやり方は簡単。PCやスマホからトップページにアクセスし、表示に従って進んでいくだけ。
必要事項を登録すると、住んでいる地域のガス料金の平均値のほか、マッチングした「エネピ」加盟会社プラン一覧が見られるURLがメールで届きます。

マッチング例がこちら。現在支払っている料金との差がはっきり。

地域によって差はありますが、複数～10社以上のガス会社がピックアップされるので、内容を見ながらじっくり検討できます。

気になる会社があれば、詳細を確認。月額半額近く節約になる例も！　この画面からもっと詳しい見積もり希望を出すことができ、業者と直接やりとりすることになります。
エネピでピックアップされるガス会社の料金は、基本料金と従量料金のバランスだけでなく、電気とのセットで安くなる、などさまざま。
わからないことは、「エネピ」のカスタマーセンターに聞くことができます。
納得できるガス会社見つかれば、解約手続きや切り替えなどは基本的に新しい会社が代行してくれるので手間なしなので。
※福岡以外の九州と沖縄の地域はサービス対象外です。

ぜひ「エネピ」で乗り換えたい！　用意するものは？　賃貸だと無理？

ここで注意点をふたつ。

ひとつめは、現在使っているプロパンガス会社との契約について。プロパンガスを設置した際に、業者と「屋内設備」「給湯器」などを無償（または割引）にする分、○年間料金に上乗せする、といった内容の契約を取り交わしている場合、乗り換えには違約金などの別料金が発生する場合があります。
契約期間が終わっていれば問題はありませんが、その場合でもこの件を理由に「乗り換えできない」と主張する業者も。
トラブルを避けるためにも、プロパンガス設置時に必ず取り交わす、下記のような「契約書」を手元に用意して確認しましょう。
万一「契約期間が残っていた」「そもそもどこにあるかわからない」場合も、「エネピ」が相談に乗ってくれるので安心ですね。

プロパンガス設置時には、このような契約書を必ず取り交わします。乗り換えを考えたらまずは確認！ 
契約書が見つからない場合でも、一度カスタマーセンターにご相談を。

ふたつめは、アパートなどの賃貸集合住宅の場合。一世帯だけのガス会社の乗り換えはいかに「エネピ」でもできません。大家さんの了解のもと、一棟単位で変更する場合のみ、乗り換えがが可能だからです。
しかしそこにつけこんで、不当な値上げをくりかえすプロパンガス会社は多々。
この場合やるべきことは、大家さんへの連絡。まずは現状を認識してもらいましょう。
大家さん自身、“管理は不動産会社におまかせ”でガス料金が高くなっていることに気づいてないことも多いとか。
賃貸住まいでプロパンガス会社の乗り換えに成功した方の例では、「エネピ」のサイトで地域の相場を確認し、この情報と、実際に払っているガス代の領収書などを揃えて大家さんに話を持っていっています。
大家さんとしては、ガス料金が高いせいで退去されたり、悪評が出るのは大打撃。
ガス会社との特別な関係や契約がない限り、相談にのってもらえる可能性大です。
大家さんの了承がもらえたら「エネピ」の出番。集合住宅の乗り換え実績がたくさんあるので大家さんとのやりとりもスムーズです。

「ガス料金が高い」と思っているあなた、「普通かも」と思っているあなたも、「プロパンガス」を使っているなら一度「エネピ」にアクセスして、いま契約しているガス会社と料金はどれだけ違うのか、サービスはどうなのか、チェックしてみることをおすすめします。その先には、思った以上のおトクなガスライフが待っているかも。サービスは無料です！

文・和田玲子

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