洗濯機・洗濯乾燥機のおすすめはドラム式？縦型？プロに聞くメーカ別選び方・特徴まとめ

今回は家電製品を幅広く扱う（株）MOAの鈴木様にご協力いただき、洗濯機の選び方から特徴、設置時の注意点まで詳しくお教えいただきました！洗濯機の購入や 買い替えに迷われている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

主婦「白井」さん

愛娘を持つ主婦。いつも家電選びにお悩み中

（株）MOA「鈴木」さん

いつも笑顔でわかりやすく教えてくれる家電のプロ

とりあえず洗えればいいやってなっちゃって……。こんなに使っているのに洗濯機のことって、あまり知らないなぁ。

便利な機能がいっぱいあるんですよ！まず洗濯機を選ぶ際のポイントをご紹介します。

▼　目次

・洗濯機の選ぶポイント／選び方

・ポイント（１）洗濯機の種類
・ポイント（２）洗濯機の洗濯方式
・ポイント（３）洗濯機の乾燥方式
・ポイント（４）洗濯容量・サイズの目安

・メーカー別　洗濯機の特徴について

・日立
・東芝
・シャープ
・パナソニック
・ハイアール
・AQUA

・設置時の注意点について

・まとめ

洗濯機／洗濯乾燥機を選ぶ際に気をつけるポイント

選ぶポイントは大きく４つあります！それぞれ順にお伝えしますね。

選ぶポイント（１）洗濯機／洗濯乾燥機の種類

３種類あって、乾燥機能に違いがあります。

（１）洗濯機

洗濯機能に特化した洗濯機。乾燥機能がないため、シンプルで故障が少なく「洗い、すすぎ、脱水 」を全自動で行ないます。

以前は主流商品でしたが、現在、ほとんどのメーカーは全自動洗濯機（簡易乾燥機能付き）を量産しているため、乾燥機能が“ない”洗濯機は少なくなりました。

（２）洗濯乾燥機

衣類を乾燥させるヒーターを搭載している洗濯機。完全に乾燥させることができますので、冬や梅雨の時に非常に便利です。洗濯から乾燥まで自動的に行ないますので、家事の負担も軽減できます。ドラム型と縦型の2種類があり、機能・価格・容量を幅広く展開していて、選択肢は豊富です。

「家事を時短したい」「雨や花粉で外干ししたくない、部屋干しのニオイが気になる」という方におすすめ。

（３）全自動洗濯機（簡易乾燥機能付き）

簡易乾燥機能（風乾燥）を搭載している洗濯機。簡易乾燥とは扇風機で乾かすようなイメージに近く、ヒーターを使わずに高速脱水と 風を利用して脱水状態から乾燥させる機能です。

衣類を完全に乾燥させることはできませんが、部屋干しの時に少しでも乾いた状態で干したい方におすすめ。

選ぶポイント（２）洗濯機／洗濯乾燥機の洗濯方式

ご存知かと思いますが、洗濯方式はドラム方式と縦型のふたつ！それぞれ比べてみると得意、不得意があります。

（１）ドラム方式洗濯機

ドラムを横に設置されたタイプの洗濯機。日本では、ななめドラムが主流ですね。ドラムを回転させ、洗濯物を上から下に落とす「たたき洗 い」は基本ですが、ドラムを高速回転させることにより、洗剤を繊維によく通過させる「押し洗い」ができる機種もあります。

（２）縦型洗濯機

従来の主流タイプ。たっぷりの水を使って、洗濯機底の洗濯羽根の回転による、かくはん水流の「もみ洗い」で洗濯。洗濯物同士をこすり合わせて汚れを落とすので、泥などの頑固な汚れに効果を発揮します。

選ぶポイント（３）洗濯乾燥機/全自動洗濯機の乾燥方式

乾燥機能にも方式が２つあるんですよ。

（１）ヒートポンプ乾燥方式

この乾燥方式は現在、ドラム式洗濯機に採用されていて、縦型洗濯機にはありません。除湿機で乾かすようなイメージに近く、衣類から水分を吸収し、湿気を含んだ空気を冷やし結露して除湿します。約60°Cの乾いた温風で衣類を乾燥。ヒート ポンプ乾燥式は、空気中に既にある熱を集めて使いますので、効率が良いです。

（２）ヒーター乾燥方式

こちらはドライヤーで乾かすようなイメージ。ヒーターで温めた熱風で衣類を乾燥します。乾燥の際に発生した水蒸気を水で冷やして排水する「水冷・除湿タイプ」と水蒸気を空気中にそのまま排出する「排気タイプ」があります。

ポイント（４）洗濯機／洗濯乾燥機の洗濯容量・サイズの目安

あとは最適な容量のものを選ぶといいですね！

・4人家族など一般家庭に最適な容量

1.5kg×４人分＝６kg。４人家族なら６kgが目安になり ますが、バスタオルやシーツなどの大物を洗ったり、週末のまとめ洗いを考えると、７～８kgがおすすめです。また、乾燥容量は洗濯容量より少なくなりますので、乾燥機能を求める方は、洗濯機の乾燥容量に注意しましょう。

・一人暮らしに最適な容量

１日当たり１人分の洗濯物量は約1.5kgと言われています。バスタオルやシーツなどの大物を洗ったり、週末のまとめ洗いを考えると、４～５kgがおすすめです。

・夫婦やカップル、ふたり暮らしの家庭に最適な容量

1.5kg×２人分＝３kg。バスタオルやシーツなどの大物を洗ったり、週末のまとめ洗いを考えると、５～６kgがおすすめです。

メーカー別　洗濯機／洗濯乾燥機の特徴・おすすめ商品

できたらシャツのシワが目立ちにくいものとかあると嬉しいです～。

もちろんありますよ！シワを目立たなくする機能などメーカー別にご紹介しますね。

日立　洗濯機の特徴

ドラム式の『ビッグドラム』、縦型の『ビートウォッシュ』で人気を集めました。『ビッグドラム』は「ナイアガ ラ循環シャワー」「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」を組み合わせた『ナイアガラ洗浄』という洗い方を採用し、少ない水量でもしっかり洗い上げます。

また、時速300kmの風と湿度コントロールでシワを伸ばし縮みを抑えながら衣類を乾燥させる『風アイロン 』機能を搭載し、シャツ、ズボンなどがアイロンをかけずにそのまま着られる嬉しい機能も。

『ビートウォッシュ』はX字状の洗濯羽根「ビートウィング」と大流量のシャワー「ナイアガラシャワー」で衣類に付いた泥汚れをしっかり洗い落とす『ナイアガラ ビート洗浄』を搭載し、きわだつ白さを実現します。

おすすめ商品：日立 9.0kg 洗濯乾燥機　シャンパンHITACHI　ビートウォッシュ BW-DV90A-N

洗濯９kg・乾燥５kgの縦型洗濯乾燥機。「ナイアガラ ビート洗浄」「ナイ アガラすすぎ」「自動おそうじ」「ヒーター乾燥」など充実の機能を搭載しています。ボディ幅57cmのスリムタイプなので、狭いスペースにも収まります。本体がスリムなわりに、洗濯槽の位置が高く、投入口は広めに設計されていますので、タオルやシーツなど大物の出し入れがしやすいです。

おすすめ商品：BD-V9800L(N) シャンパン ヒートリサイクル 風アイロン ビッグドラム

洗濯11kg・乾燥６kg大容量のドラム式洗濯乾燥機。洗剤をしっかり落とす 「ナイアガラすすぎ」、黄ばみの除去・予防などに 「温水ナイアガラ洗浄」、そのまま着られるやさしい仕上がりへ 「風アイロン」など日立オリジナル機能が充実！また、柔軟剤の香りをしっかり残す「香りコース」やすばやく洗える「おいそぎコース」などコースも用意していて、全ての方の悩みを解決したような多機能の洗濯機。本体奥行62cmの薄型デザインで奥行が狭い場所にも置けます。

東芝　洗濯機の特徴

特殊なコーティングで洗濯槽に汚れが付着しにくい黒カビの発生を防ぐ「マジックドラム」で有名な東芝。いつでも清潔な洗濯を実現します。

また、脱水時の高速回転による水の勢いで外槽の内側の汚れを「Aｇ+抗菌水」で「自動おそうじ」、濃い洗剤液と強力水流で頑固な汚れを落とす「Ag+抗菌メガシャワー洗浄」、深夜や早朝に振動や運転音を気にせず洗濯ができる「低 振動・低騒音設計」、洗濯槽の黒カビを予防し、洗えないものも除菌・消臭できる「ピコイオン」、ムダにした熱を再利用し、乾燥させる省エネ「ホットサイクル乾燥」など東芝独自機能を搭載した機種も多数。

2017年7月から業界で初めて「ウルトラファインバブル 洗浄」搭載の縦型洗濯乾燥機の発売が予定されています。

おすすめ商品：東芝 タテ型洗濯乾燥機 グランホワイト AW-8V5(W)

洗濯8kg・乾燥4.5kgの縦型洗濯乾燥機。温風で衣類と洗濯水を温め、洗剤の効果を引き出してパワフルに洗う ことで、洗浄力を高める「温かザブーン洗浄」を新搭載！洗濯水と衣類を温めて洗うことで、洗剤が汚れを分解する力が高まり、皮脂汚れを落として黄ばみも予防します。また、汚れがつかない洗濯槽「マジックドラム」、共働きなど夜に洗濯をする事が多いご家庭に人気の「低振動・低騒音設計」も搭載しています。

シャープ　洗濯機の特徴

多くの洗濯機に「プラズマクラスター」を搭載！ドラムをはじめ洗濯機内のカビ菌の繁殖を抑制して清潔に保つことができるほか、水で洗えない衣類もプラズマクラスターで除菌・消臭ができます。

小さな水滴にして勢いよく衣類に吹きかけて汚れを一気にはじき飛ばす「マイクロ高圧洗浄」や、ドアガラスの内側とドラム内にひまわりの種の配列を応用した凹凸を採用し、凹凸のこすり洗い効果で洗浄力アップ「全方向スクラブウォッシュ」、ハンガーにかけて衣類を乾かす「ハンガー乾燥」機能などシャープだけのユニーク機能も充実しています 。

また、ステンレス槽でカビをつきにくくすると共に、侵入を防いで、綺麗な水で、洗いやすすぎを行う事ができ、ムダに多くの水を使わず節水効果を高める事が出来る「穴なし槽」も特徴です！

おすすめ商品：シャープ 全自動洗濯機 穴なし槽 9Kg ゴールド ES-GV9A-N

洗濯9kg、シャープ独自の「穴なし槽」を採用し、業界最高水準の節水性を備えた全自動洗濯機。また、洗濯槽の内壁にはダイヤカット凹凸形状を採用。こすり洗いのダブル効果で、節水でも汚れをしっかり落とします。洗濯槽を回転させるモーターを インバーターで制御することにより、消費電力や運転音を抑えます。

おすすめ商品：シャープ ドラム式洗濯乾燥機 プラズマクラスター搭載 7Kgタイプ 左開き ホワイト ES-S7A-WL

洗濯7kg・乾燥3.5kg、奥行きスリムなボディサイズ幅59.6cm×奥行60.0cmのコンパクトタイプのドラム式洗濯乾燥機。タテ型洗濯機が置ける一般的な防水パンならすっきり設置でき、マンションなどにも置きやすく、使いやすいコンパクトサイズです。一人暮らしや夫婦二人のご家庭などに向いています。

パナソニック　洗濯機の特徴

パナソニックの洗濯機特長はなんといっても「泡洗浄」。ドラム式も縦型も洗剤を泡立てて洗う「泡洗浄」で、洗剤のパワーを引き出し、頑固な汚れを素 早く落とす、しっかり洗い上げます。

また、微細なイオンを行き渡らせ、菌やにおいを抑える「ナノイー」、約40 ℃の温水で黄ばみもしっかり落とす「温水機能」、空気中の熱を利用してスピーディに除菌・乾燥「ヒートポンプ乾燥」などの最新機能が充実しています。

おすすめ商品：パナソニック 8kg 全自動洗濯機 乾燥2㎏ ホワイト NA-FA80H3-W

洗濯8kgの簡易乾燥機能付きの全自動洗濯機。泡洗浄はもちろん、操作パネルを奥に移動しで出し入れもお手入れもラクラクの「すっきりフロント」を採用し、 使いやすく見た目も美しいです。また、最新の「温風つけおきコース」で油汚れや皮脂汚れを効果的に落とします。

おすすめ商品：パナソニック 11.0kg ドラム式洗濯乾燥機【左開き】クリスタルホワイトPanasonic エコナビ ナノイー 即効泡洗浄 温水泡洗浄 NA-VX9700L-W

洗濯11kg・乾燥6kgのパナソニック最上級ドラム式洗濯 乾燥機。カラー液晶タッチパネルで操作ができ、泡洗浄、ヒートポンプ乾燥などパナソニックの主要機能が全搭載。同じクラスにおいて、洗濯～乾燥時間スピードNo.1！洗い物が多いご家庭で、商品によっても、メーカーによっても機能がさまざまで選べないという方は、とにかく機能が豊富なこのタイプ！

ハイアール　洗濯機の特徴

中国有数の家電メーカー。世界100カ国以上に及ぶマーケットを持っていて、白物家電を中心に販売しています。わずか10分で洗濯が終わる「お急ぎ10分コース」をすべてのハイアール全自動洗濯機に搭載されています。簡単な洗い物で量が多いご家庭向きです。

おすすめ商品：ハイアール 4.5kg 全自動洗濯機　ホワイトHaier JW-C45A-W

洗濯4.5kgの簡易乾燥機能付きの全自動洗濯機。「お急ぎ10分コース」や干し時間を短縮する「風乾燥」など一人暮らしにぴったりの機能を搭載します。また、しわになりやすいブラウスやシャツは脱水モードで「しわケア」「弱」を選 択することで、干した時にしわがつきにくく、アイロンがけが楽になります。

AQUA　洗濯機の特徴

空気で洗う「エアウォッシュ」AQUAの名を新たなブランドとして生まれ変わりました。また世界初のハンディ洗濯機として注目を集めた「COTON（コトン）」もこのメーカーです。

現在、縦型洗濯機のみのラインナップで展開、「AQUA」独自の「ツインパルセンター」による強力な水流を用いた「シンクロ洗浄」、黒い衣服などへの糸くず付着を抑える「衣類おそうじ」、ぬいぐるみや靴も乾燥できる「静止乾燥コース」など機能が満載です。

おすすめ商品：アクア 8.0kg 全自動洗濯機　シャイニーレッドAQUA SLASH AQW-LV800E-R

洗濯8kgの簡易乾燥機能付き全自動洗濯機。洗濯槽を手前に傾け、出し入れしやすい「スラッシュドラム」と「スラッシュウィング」により布回りが良くなって、洗いムラ、布傷み、布がらみ を抑えてしっかり洗えます。また、糸くず付着を抑える「衣類おそうじ」機能も魅力です！

こんなに便利な洗濯機がたくさんあるなんて！

洗濯機の中でも、どんな機能が備わっていると自分にとって助かるかも選ぶうえで大切ですよ。

洗濯機／洗濯乾燥機設置時の注意点について

購入したあとの設置に少し不安があるんですが、どこを事前にチェックすればいいですか？

7つのポイントをチェックしておくと安心ですよ！

１．搬入経路のチェック

洗濯機購入の際、事前に設置場所までの運搬経路（エレベーター、階段、玄関、廊下など）の横幅や高さを確認する必要があります。基本的には本体+10cmの大きさが必要です。また、商品の重量や大きさによっては、平日の配送のみや時間の指定が出来ない商品もある為、事前に確認する必要があります。

２．設置スペースのチェック

室内に洗濯機を設置する場合、洗濯機は「防水パン」と呼ばれるプラスチック製で四角い皿状のスペースに設置します。既設の場合は、防水パンのサイズを確認し、設置可能なサイズの機種を選びましょう。また、一般的にドラム式は同容量の縦型よりサイズが大きいので、買い替えの際ご注意ください。室外に洗濯機を設置する場合、防水パンがなくても設置できますが、しっかり安定している場所に置くことをおすすめします。

３．排水口位置のチェック

排水口は洗濯機本体の左右か後ろか真下にあります。洗濯機の左右か後ろかにある場合、必要とするものがなく設置できます。真下にある場合、真下排水用ホースや専用のユニット台が必要になることもあります。

４．給水栓位置のチェック

洗濯機を設置する際、給水栓の高さを確認する必要があります。給水栓は本体より10cm以上高ければ問題はありません。本体より下に位置する場合、別売の「壁ピタ水栓」などの取り付けが必要です。

５．ドア前スペースのチェック

ドラム式の場合は、前面のドアから洗濯物を出し入れします。ドアが完全に開くスペースが確保できるか確認しましょう。

６．ドアの開閉方向のチェック

ドラム式は設置スペースだけでなく、ドアの開閉方向に注意が必要です。洗濯機スペースの位置により使い勝手の良いドアの向きが変わりますので、事前によく検討しましょう。

ドラム式洗濯機の右開き・左開きは、左側に取っ手があり右側に開くのが右開き、右側に取っ手があり左側に開くのが左開きです。

※別途乾燥機をお使いの場合は、フレーム部分や縦型洗濯機などで上部に十分スペースがあるかの確認も必要です。

７．運転音（dB）のチェック

洗濯機の動作音の目安となるのが運転音であり、dBで表されます。 運転音が45dBであれば、深夜や早朝でも気にせずお洗濯できます。

洗濯機/洗濯乾燥機の選び方まとめ

鈴木さん、ありがとうございます！

いえいえ、またお困りのことがあれば聞いてください～。

洗濯機は日々の生活に欠かせない家電ですよね。お天気が悪いと洗濯物が貯まる一方、部屋干しは臭くなってしまうとお困りなら、乾燥機能付きの「洗濯乾燥機」がおすすめ。ドラム、縦型どちらにしようか迷いどころですが、設置スペースが足りているか、お財布事情もチェックしてタイプを選びたいところ。

せっかく購入するのであれば、家事の手助けになる、長く使える、ぴったりの洗濯機を見つけましょう！

※　今回ご紹介した商品がタイミングによっては品切れになる可能性があります。株式会社MOAの公式サイトより、お問い合わせください。その際、「暮らしニスタの記事を見た」とお伝えいただくとスムーズです。

取材協力／株式会社MOA（デジタル家電・通信販売 PREMOA / A-PRICE）　鈴木様

・PREMOA
https://www.premoa.co.jp/
・A-PRICE
http://www.rakuten.ne.jp/gold/a-price/

編集／暮らしニスタ編集部　木村

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