もっと読む⇒⇒【オイルなし、グルテンなし】米粉の「バナナ&バナナマフィン」の作り方。バナナの甘みが凝縮です♡
米粉のマフィンを上手に作るためのQ&A
ちょっとしたコツを知ると、うまく仕上がるもの。よくある疑問にお答えします。
Q.生地がよくふくらまず、みっちり詰まった感じになってしまいます。
ノンオイル×米粉の生地は、バターやオイルを使った小麦粉のマフィンより、基本的にはふくらみが控えめです。
しかし、ふくらみが悪くてかたく仕上がるなら、理由は複数考えられます。4つのことをチェックしてみてください。
①米粉の種類が合っていない
米粉にはさまざまな種類がありますが、水分の吸収率が高めの米粉を使うとふくらみにくく、食感がもっちりしすぎる原因に。
水を少量たらして、ボソボソしただんご状になる米粉はマフィン作りには向きません。
きめのこまかい製菓用の米粉、なかでも「ミズホチカラ」をおすすめしています。
②生地のまぜ合わせが足りない
小麦粉のマフィンの場合、生地をぐるぐるとねるように混ぜるとグルテンが必要以上にできてしまい、ふくらみにくくなります。
それに対して、グルテンを含まない米粉は、ベーキングパウダーを加える前に生地をしっかりと混ぜることで、生地内にできる気泡を利用してふんわりとよくふくらみます。
③ベーキングパウダーを加えるタイミングが早い
ベーキングパウダーを加えるとすぐに反応が始まり、生地がふくらみ始めます。
ベーキングパウダーの力を最大限いかすためには、焼く直前に生地に手早く加え、すぐ型に流して焼くようにしましょう。
また、ベーキングパウダーの鮮度が悪くてふくらみが弱くなっている場合も。
賞味期限内でも開封してしばらくたつ場合はもちろん、ふたが完全に閉まっていない、高温多湿な場所に置いているなど保管状況が悪いと、買ったばかりでも生地のふくらみが悪くなる場合があります。
④具材のサイズが大きすぎる
上にのせたり、中に入れたりした具材のサイズが大きすぎると、その重みでふくらもうとする生地を押しつぶしてしまいます。
材料に記載した大きさを守って作ってみましょう。
Q.焼くと生地に大きな穴があいてしまいます
マフィンの生地がふくらんで、大きめの気泡が多少入るのは自然なこと。さらに、具材を中に混ぜたり、入れたりすると、穴はできやすくなります。
しかしこの写真のように大きな空洞ができる場合、焼く前に生地をならして空気を抜くために、型の底を台にガンガンと打ちつけていないでしょうか?
衝撃で逆に空気が入ってしまうことがあるので、打ちつけての空気抜きはしないようにしましょう。
Q.もっちりしすぎる食感をどうにかしたい!
もちもちとした食感は「オイルなし×米粉の生地で作るマフィン」の特徴でもありますが、強く感じるようなら、米粉の一部をアーモンドプードルにおきかえてみて。もちもちとした食感をやわらげる効果が。
米粉の分量の20gをアーモンドプードル20gにおきかえます。
Q.生地にのせた具材が焼くとこげてしまいます
ドライフルーツなど、マフィンの上にのせた具材の種類によっては、焼くと上だけこげやすくなることも。
その場合は、ある程度焼き色がついたら、天板に並べたマフィン型の上にアルミホイルを1枚かけると、それ以上はこがさずに焼くことができます。
Q.オーブン以外でマフィンを焼くことはできる?
温度機能つきのオーブントースターを170度に設定すれば、レシピの時間どおりに焼くことができます。
庫内はオーブンよりも狭いので、プリンカップに紙カップを1個ずつ入れ、生地を等分に流し入れて焼くといいでしょう。
オーブンは上下左右から熱が回りますが、オーブントースターは基本、上下のヒーターで表面を焼きます(さらに熱風を循環させるタイプもあり)。
焼き時間が終わったら、竹ぐしを刺して生地がついてこないかチェックし、焼けているかどうか確認してください。
生地がついてきたら、アルミホイルをかけ、様子を見ながら数分、焼き時間を追加しましょう。
オイルもグルテンもなし。
体にやさしい「米粉のマフィン」
バリエ豊富なレシピ本、大好評発売中!
オイルも小麦粉も不使用!罪悪感なく食べられる「スイーツマフィン」と、甘さ控えめでたんぱく質の具材を合わせた「おかずマフィン」をバリエ豊富にたっぷり収録。30分で完成する手軽さで朝食やおやつ、夜食にもおすすめです!
『オイルなし、グルテンなしの生地。おやつにもごはんにも食べたい米粉のマフィン』1,650円/主婦の友社 田中可奈子著
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます