コラム

結婚してよかった？後悔してる？主婦100人の本音とは!?

更新日：2017.10.28

女性の人生のターニングポイントである「結婚」。
結婚することで、その後の人生が大きく変わったという女性も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、既婚女性100人に「結婚」についてアンケートをとってみました。

結婚してよかったですか？後悔していますか？

結婚してよかった　　　84人
結婚を後悔している　　16人

8割を超える人が「結婚してよかった」と回答。
また、2割にも満たない数字でしたが、「結婚を後悔している」と回答した人の理由としては、「子どもは大切だけど、家事は全くしない、話は通じない、ケチで優柔不断な夫を選んだことを後悔している」「時間が戻せるなら誰とも結婚しません。日本の男の努力しなさは異常です。怠慢、怠惰、退化。うんざり！」「実家暮らしだったので、上げ全据え膳に状態に戻りたいと思うし、稼いだお金は自分で好きに使いたい」などがありました。

それでは、「結婚してよかった」と思っている人たちは、「結婚をして何を得て、何を失った」と思っているのか聞いてみることにしましょう。

得たものは「安心感」。なら、失ったものは？

・「得た物は“安心感”です。待っていてくれる人がいるのはいいものです。失ったものは色々な意味で“自由”です」

・「家族に守られているという“安心感”と、職を失っても生きていける“経済的安定”を得ましたが、友達と出かけたいときに許可なく出かけられない自由と、昼過ぎまで寝ていられる自由を失いました」

・「得たものは“心の安定”。愛した人と結ばれた喜びよりも、これで社会に認められるという安堵感が大きかった。失ったものは“自由”。結婚した当初は気づかなかったけど、徐々に将来設計を考え始めるうちに、自由に使えたお金が減っていくことや、自分の時間が旦那の時間に占領されていく感じは、まるで重りを科せられていくようでした」

「安心感」を結婚に求める方は多いようですね。確かに結婚すると心が安定し、精神的にも余裕が出るような気がします。しかし、それだけに失ったものが大きいのも事実。
失った“自由”と、得た“安定”。この2つを天秤にかけ、どのように結婚生活を過ごしていくか、すべてはその人次第かも。

「子ども」を得た代わりに失ったものは？

・「家族を得て“幸せ”になった。子どもを得て“忍耐力”がついた。そして、仕事を辞めたので“キャリア”は失った」

・「得たものは“新しい命”。夫と結婚しなければ、会う事も出来なかった大切な宝物です。失ったものは“自由に使えるお金”。今までは自分のためだけに使っていたが、今は家族のためにやりくりしなければいけない」

・「結婚して得た物は数え切れないほどあります。何と言っても、一番は可愛い子どもを2人も授かった幸せです。自分の時間、自由になるお金は失いましたが、子どもの笑顔はどんなに疲れていても、嫌なことがあっても幸せな気持ちにしてくれるすこい力があります」

結婚をして出産をすると、女性の生活スタイルは大きく変わりますよね。自分の時間はなくなり、24時間子どもに向き合う生活に…。
それでも「得てよかった！」と思えるのは、女性のしなやかな強さがなせる技なのかもしれません。

自由は失ったけれど…

・「人生のパートナーを得た。私は一人っ子なので、将来のためにも『しっかり家庭を築いて、1人ぼっちになりたくない』と独身時代は思っていました。結婚をして失ったのは、自由に働いたり遊んだりする時間とお金です」

・「得たものは“家庭”と“新しい世界”で、失ったものは“気楽さ”と“自由”です。でも、一人でいるよりも得たものは多いと思います」

・「得たものは“私の味方になってくれる人がいる”という安心感です。失ったものは一人の時間です」

今回のアンケートで一番多かった答え、それは「自由やお金は失ったけれど、代わりにかけがえのない安心感や幸せを得た」という回答でした。
独身時代のように仕事に没頭したり、遊びに夢中になったりすることはできないけれど、絶対的に味方になってくれる家族を手に入れることができた。そんな幸せを日々実感して結婚生活を送ることができたら素敵ですね。

文／麻生綾
※暮らしニスタ編集部が子持ちの既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© closeupimages - Fotolia.com

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