冬の乾燥は本当に気になりますよね。
とくに暖房の効いた室内は湿度が下がり、さらに乾燥しています。
そんなこれからの季節、多くの方が肌のごわつきやカサカサに悩まれるのではないでしょうか。
乾燥を防ぐにはスキンケアだけでなく、室内の加湿も欠かせません。
「ならば加湿器を使えば」という話なのですが、加湿器の電気代は意外と高いもの。
そこで今回は、加湿器を使わずにお部屋を加湿する方法をご紹介します。
湯気の出る食事を作る
冬場は、お湯を沸騰させる料理を積極的に作ることをオススメします。
お鍋はもちろんのこと、麺類やお野菜の下茹でなど、お湯を沸騰させる料理を作ることで、その湯気によってお部屋の湿度はグッと上がります。
茹であがった食材をとりだす際にザルを使ってお湯を捨てるかと思いますが、加湿するためにお湯は捨てず、別の鍋に移すなどしてそのまま置いておきましょう。
こうすると、調理後も加湿効果が持続します。
やけどに気をつけて是非試してみてくださいね。
濡れたタオルや洗濯物を室内に干す
「今すぐ手軽に加湿したい!」、そんなときは濡れたタオルや洗濯物を室内に干してみましょう。
水分を含んだ衣類やタオルは、乾燥したお部屋の加湿に最適です。
いい香りのする柔軟剤を使った洗濯物でもいいのですが、タオルをお湯で濡らして固く絞ってから香水を軽く振りかけて干せば、部屋の中を自分の好きな香りで満たすことができるのでオススメですよ。
フローリングを水拭きする
お掃除ついでに加湿してしまうという方法もあります。
「掃除機はかけているけど、水拭きなんてあんまりしない」という方も、お部屋のフローリングを水拭きしてみましょう。
水拭きをすることで水分がお部屋全体に行きわたり、徐々にお部屋を加湿してくれますよ。
けれど、ここで手が乾燥してしまっては本末転倒ですので、水拭きをするときには手袋をつけて行い、水拭き後のハンドケアもしっかり行ってくださいね。
カーテンを洗って、濡れたままレールに吊るす
「カーテンを最後に洗ったのはいつだっけ?」という方も多いはず。
カーテンは洋服などの洗濯物より面積も広いですし、水分を含ませればかなりの加湿効果が期待できます。
洗濯機に入れて洗濯をしたら、濡れたままレールに吊るして干しましょう。
ただし、カーテンの種類によっては洗えなかったり、洗い方が決まっていたりするので品質表示をよく見て洗濯してくださいね。
乾燥はお肌の大敵です。
室内で手軽にできる加湿方法を活用して、室内の湿度を下げない工夫をすることで冬のごわつき肌防いでくださいね。
<プロフィール>
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。
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コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。
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