更年期に多い「途中で目が覚める…」。解消法と快眠のコツを紹介!
こむら返りを予防する方法
こむら返りを予防するためには、日ごろから次の4つを習慣づけるとよいでしょう。
1.寝る前にストレッチする
就寝中のこむら返りを防ぐためには、寝る前にストレッチをして血流をよくしておくといいでしょう。
つま先を寝かせたり起こしたりして足首を動かすことや、ふくらはぎを優しくマッサージすることがおすすめです。
2.入浴してからだを温める
全身の血流を促進するためには、入浴も効果的です。忙しいとついついシャワーだけで済ませてしまうという方もいるかもしれませんが、しっかりお湯につかることは、全身の血流をよくすることにつながります。
レッグウォーマーなどで脚を温めるのもひとつです。
3.こまめに水分補給する
汗をかくと水分だけでなくミネラルも失われるため、体内のミネラルバランスが崩れてこむら返りを起こしやすくなります。
運動後や暑い季節はもちろん、水分補給を忘れがちな冬も、スポーツドリンクなどで積極的に水分とミネラルを補給しましょう。
4.運動の前後には十分にストレッチする
運動中のこむら返りは、準備運動が足りないときによく起こります。そのため、ジョギングなどをする方は、ふくらはぎをしっかり伸ばして筋肉をほぐしてから始めましょう。
運動後のクールダウンも、疲労物質を筋肉にためないために大切です。
脚がつりやすい人には漢方薬もおすすめ
こむら返りをくり返す方には、医師による治療でも使われている漢方薬がおすすめです。
漢方薬は効果と安全性が認められている自然由来のお薬です。自然の素材がからだにやさしく働くため、一般的には西洋薬よりも副作用が少ないといわれています。
また、漢方薬は、現在生じている不調を抑えるだけではありません。漢方薬はからだ全体に作用し、ホルモンバランスや自律神経の乱れを根本から整えていくことを目指しています。
<こむら返りや筋肉のつりでお困りの方におすすめの漢方薬>
・芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう):急激に起こる筋肉のけいれんを伴う疼痛などがある方
筋肉の緊張をゆるめて、筋肉のけいれんや、けいれんに伴う痛みを抑えます。芍薬と甘草の組み合わせが作用して、漢方薬のなかでも比較的すみやかに効果を発揮するお薬です。
ただし、漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということです。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
AIを活用した「オンライン個別相談」なら、スマホで完結するサービスですので、対面では話しにくいことも気軽に相談できます。漢方に詳しい薬剤師が一人ひとりに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。
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更年期のこむら返りは、冷え対策やストレッチで解消!
更年期にはからだの冷えなどが起こりやすくなり、こむら返りに悩む方も多くなります。
就寝中にこむら返りが起こりやすい方は、寝る前にストレッチをしたり、からだを温めたりすることで、日ごろからしっかり対策していきましょう。専門家の力を借りて、脚のつりに効果のある漢方薬を取り入れるのもおすすめです。
こむら返りを起こしづらい、健やかなからだづくりを目指しましょう!
<この記事を書いた人>
薬剤師 越智屋(おちや)ノマ
病院・調剤薬局での勤務を経て、現在は2人の子供の育児に奮闘しながらライター兼ショートショート作家として活動中。薬剤師として磨いた服薬指導・薬歴作成の経験から、「難しいことを分かりやすく」をモットーに記事や小説を執筆している。働きながら子育てをする大変さを痛感しており、仕事や育児に励む女性に寄り添っていきたいと考えている。
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