コラム

その行動が太る原因かも!?寝る前にやってはいけない4つのNG行動

更新日：2017.10.28

育児に家事に…と何かと忙しい日中のママにとって、子どもが寝てからの夜の数時間は頑張った自分へのご褒美ともいえるひと時ですよね。
しかし、過ごし方を間違えると太る原因になることも…。

そこで今回は、夜の生活習慣を見直すべく、夜寝る前にやってはいけないNG行動について紹介いたします。

NG行動１：パソコンやスマホを見る

“睡眠に勝る美容法はない”と言われているほど、“美容”にとって睡眠は大切。
ですが、もはや生活に欠かせないパソコンやスマホのブルーライトは、私たちの体内時計を狂わせ、安眠を妨げることで知られています。
それは、ブルーライトを浴びることで寝つきが悪くなったり、不眠症になったりすることで成長ホルモンがしっかりと分泌されなくなってしまうから。
すると新陳代謝が悪くなり、太りやすいカラダになってしまうのです。

さらにブルーライトは、空腹感を感じさせる働きもあるのだとか。
寝る前の「小腹が空いた～」は、パソコンやスマホを見るのをやめることで解決できるかもしれませんよ。
また、どうしてもパソコンやスマホを使わなければいけないときには、画面を少し暗くしたり、ブルーライトカットの眼鏡を使用するとよいでしょう。

NG行動2：シャワーで済ませてしまう

時間がないときはついついシャワーで済ませてしまいがちですが、「太りたくない」と思うならば毎日お風呂にゆっくり浸かるようにしましょう。
お風呂に入ると、水圧によってむくみをすっきりさせてくれるマッサージ効果が得られますよ。

また、お風呂に浸かることでのデトックス効果も見逃せません。
お風呂に入って汗をかくことで、新しい水分を体内に取り入れることができるので、体内の約60%は水分でできていることを考えると、水分を出して入れるサイクルは大切にしたいですね。

NG行動3：明るい部屋で寝る

オハイオ州大学では、運動量・食事量ともに差のない2匹のマウスに対して、夜暗い環境と夜明るい環境に分けて過ごさせ、どのような違いが起こるのか調べる実験を行いました。
8週間後、明るい環境で過ごしたマウスは、暗い環境で過ごしたマウスに比べて2倍もの体重増加がみられたのだそう。
これは、部屋が明るいと熟睡できず、成長ホルモンが分泌されないのが原因だと考えられています。

「夜、部屋を真っ暗にすると子どもがこわがるから」と、部屋を暗くしない家庭も多いかと思いますが、実は豆電球もNG。
どうしても真っ暗にするのは難しいという場合は、足元にライトを置き、光を直接目で感じないようにする工夫を行ってくださいね。

NG行動4：お酒を飲む

夜は一日の出来事を語り合いながら夫婦でゆっくり晩酌…なんて、とても素敵なひとときですが、「寝酒は太る」という言葉もあるように、夜眠る前の晩酌は太る原因になります。

「寝酒は太る」といわれる主な原因は、そこに含まれる糖質や脂質にあります。
甘いカクテルを好んで飲む人もいるかと思いますが、こうしたお酒はカロリーが高いもの。
さらに、お酒は食欲を増進させる働きがありますから、「何か食べようかな…」と、夜食にも繋がってしまいます。

しかし、すべてのお酒が糖質や脂質が高いわけではありません。
焼酎などの低カロリーなお酒をチョイスするなど種類に気をつけ、おつまみも低カロリーなものにするなど工夫をするとよいでしょう。

いかがでしたか？　一見当たり前のように思えるこれらの「太る原因」ですが、私たち現代人にとっては、今回紹介した4つの項目全てをクリアするのは非常に難しい事ではないでしょうか。
ですが、ふと思い出したときに、自身の生活を見直すきっかけに活かしてくださいね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© aijiro - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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