こんにちは!家事コツ研究員の三木です!
わが家は、好奇心旺盛な子どもが3人います。なので、イタズラは日常茶飯事!とくに困るのが、「油性ペン」の落書きです…。
油性ペンは、拭いてもこすっても、全然落ちない!!買ったばかりのテーブルに落書きされたときは、ショックすぎて言葉がでませんでした…。
でも大丈夫!頑固な油性ペンの落書きは、あるものを使えばキレイに落とせます。今回は、私が実際にやって試した、油性ペンの落書きを落とす方法を紹介します。
油性ペンの跡のは「マーガリン」が救世主に!?
悪気がなくても、お絵かきをしているときにインクがついてしまうことってありますよね。
テーブルについた油性ペンのインクは、なんと「マーガリン」が役立つんです!
マーガリンで落書きが落とせるのは、油性ペンとマーガリンが“似た者同士”だから。油性ペンとマーガリンは、どちらも油が主成分でできています。
よく、「似た者同士はくっつく」と言いますが、油性ペンとマーガリンもまさにこのこと♪お互いがくっつきあって、油性ペンのインクを落とすことができるんです!
マーガリンに限らず、油性ペンは油でできているものを使うと、落ちやすくなります。もちろんバターでも代用OKです♪
落とし方はとても簡単!
落書き部分に、バターをぬりぬり…。
指で軽くこすると、マーガリンに油性ペンのインクがくっつきます。マーガリンが黒くなっていますね~。
1分こすったらこの通り!油性ペンの落書きが落ちました♪
食事をするテーブルなど、薬剤を使いたくない部分や傷つけなくない場所は、マーガリンが役立ちますよ。
マーガリンで落とせない場所は「除光液」の出番!
油性ペンの汚れが頑固だと、マーガリンでは落ちないこともあります。そんなときは、「除光液」の出番です。
除光液をしみこませたティッシュで、落書きをさっと拭き取りましょう。
これだけで、一瞬で油性ペンのインクがなりなります…!ラクに落としたいときは、除光液の出番です♪
ペン跡に「メラミンスポンジ」も使える
洗剤なしでも汚れが落ちる、便利な「メラミンスポンジ」。消しゴムのようにこするだけで、油性ペンの落書きもキレイさっぱりなくなります。
水でぬらしたメラミンスポンジで、落書きを軽くこすると…
この通り!跡形もなくキレイになりました♪
ただし、メラミンスポンジには強い研磨効果があるので、材質によってはコーティングが剥がれたり傷つけたりするリスクも…。落書きを消したいものに合わせて、メラミンスポンジが適しているかどうか考えましょう!
「クレンジングオイル」は落書きが溶ける!
化粧を落とすのに使う「クレンジングオイル」。実は、油性ペンの落書きも溶けるように落とせる優れものです。
クレンジングオイルは、油性ペンと同じ油が主成分なので、油性ペンの落書きも浮かせて落とします。
クレンジングオイルを垂らしただけなのに、早くもインクが浮いてきました…!
ティッシュで拭き取った後は、落書きがになくなっています。クレンジングオイル、あなどれませんね…!
ちなみに、クレンジングオイルは衣類に着いたインクも落ちやすいので、服の落書き落としにも重宝しますよ。
油性ペンを身近なもので落とす裏ワザ♪
今回は、検証用として娘に書いてもらったクリアファイルの落書きで試しました。
油性ペンは油なので、紹介したアイテムのほか「食器用洗剤」や「エタノール」「柑橘類の汁」も効果的です♪
ただし、物によって落ち方が異なるので、合う方法を実践してみてくださいね。
油性ペンがついてしまった場合のおすすめの落とし方まとめ
・ダイニングテーブル…マーガリン
・ガラスや陶器、プラスチック…メラミンスポンジ→落ちない場合は除光液やエタノール(溶剤に影響が出ないか、まずは目立たない場所で試してからおこなう)
・皮膚…クレンジングオイル
・壁紙…すぐにプラスチック消しゴムでこする。コーティングされた壁紙の場合は除光液を染み込ませたメラミンスポンジでやさしく擦るのも有効。(強く擦りすぎると剥がれなどの原因になるので注意!)
・木製の家具やフローリング…柑橘類の皮で擦る
文・写真/三木 ちな
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