こんにちは。家事コツ研究員のTです。
まだまだ残暑が続きますね。夏の疲れと暑さで、昼食はつい麺類になりがちな我が家です。
しかし、さすがに食傷気味なのか、昨日は茹でたそうめんが大量に余ってしまいました。伸びきったそうめんを前に食欲など湧くわけもなく、かといって、このまま捨てるには忍びないそうめん。
なんとか活かせないものか…?と、ネットで見た情報をもとにアレンジレシピを考えてみました!
外食できなきゃ自分で作っちゃえ!台湾風タピオカミルクデザート
テレビで以前見た大きなタピオカ団子のココナツミルクデザートをイメージして作りました。どこから見ても、元はそうめんとは思えない出来のものが完成しましたよ!
◆材料はスーパーで買えるものばかり
ネットで調べると、みたらし団子のレシピが見つかりました。が、タピオカの材料はキャッサバというお芋が原料。ならばと、小麦粉や米粉ではなくて同じ芋のでんぷんで片栗粉を使うことにしました。それ以外も普通のスーパーで買えるものばかり。
【材料】
・茹でそうめん
・片栗粉…1カップ
・砂糖…1カップ
・ココナツミルク…カップ2
・コンデンスミルク…適量
※くだものの缶詰少量と氷
◆タピオカ風団子を作ります!
1)そうめんを包丁で細かく刻みます。
2)刻んだそうめん、片栗粉、砂糖をビニール袋に入れます。
3)ビニール袋をもみもみして、全体を混ぜ込みます。刻んだ麺の形が少し残るぐらいにするのがコツ。
4)ビニールの先を少しカットします。濡らした手のうえに中身を絞りだし、軽く丸めます。
5)お湯が沸騰したら、鍋の中に団子を入れて、茹でます。
6)団子が写真のように浮いてきたら、茹で上がりの目安。
7)茹でた団子を、氷水に入れて冷やします。
8)ココナツミルクにコンデンスミルクを入れかき混ぜ味を調えます。濃さは氷水で調整。こうして作ったココナツミルクシロップに団子を入れて完成!私は彩りで桃の缶詰をあしらいました。
◆できあがりは、まるっきり「タピオカミルク」!!
見た目は完全にタピオカミルク。砂糖で甘みをつけるのではなく、コンデンスミルクを入れてシロップを作るのが、コクのあるおいしさのポイントです。
さらにまだ余っている残りの「そうめん」を使って、主食も作ってみました。
まさか⁉のひらめきで「中華おこげ」に大変身!!
何を作ろうかとネットで調べてみると、チヂミやピザのレシピがいろいろと見つかりました。
最初はピザを作ろうかな?と思ったのですが、製作途中であんかけやきそばのレシピを発見。ピン!とひらめいて、ピザ生地状になったそうめんで急遽、メニュー変更。中華おこげに大変身させてみました!
【材料】
〇そうめんおこげ
・茹でそうめん
・片栗粉
・油
〇あんかけ
・もやし
・ハム
・赤ピーマン
・きくらげ
※家にある野菜ならなんでも!
〇調味液
・チキンスープの素(顆粒)…大さじ1
・水…90㏄
・酒…大さじ3
・醤油…大さじ4
・オイスターソース…大さじ11/2
・にんにく…ひとかけ
・砂糖…少々
・片栗粉…小さじ3
※これらを計量カップに入れて混ぜておく。
◆中華あんかけは調味料を事前にまとめるのがポイント!
おこげは「ジュ~!」という音も味のうちなので、先にあんかけを作ってしまいます。
1)ハム、ピーマン、きくらげを短冊切りにして形を揃えます。フライパンに油を入れてきざんだニンニクと短冊切りにした野菜、もやしの順に入れて炒めます。
2)合わせ調味料を鍋に入れ、強火でかき混ぜながら火を入れます。最後にまた熱を入れるので、緩めのトロミの状態で火を止めます。
◆そうめんおこげは、多めの油で揚げ焼きにするのがコツ!
3)そうめんおこげを作ります。ボールに入れたそうめんに片栗粉を加え、全体にまぶします。
4)多めの油を入れて熱したフライパンにそうめんを平たく広げ、揚げ焼きにします。
5)色がキツネ色になるまで焼きます。焼きあがったら、一口大にカットしておきます。
6)お皿にカットしたそうめんおこげを並べ、温めなおした中華あんをかけたら完成!仕上げにあらびき胡椒を振ると風味がアップ。
◆完成♪そうめんの残りとは思えないおこげとデザート!
本格的なエスニック料理が完成です。材料も、ゆでたそうめんと片栗粉がメインなので、コスパも最高!
タピオカミルクは、細かく刻んだ麺のつぶつぶがタピオカの食感みたいで楽しく、コンデンスミルクのコクがほっとする甘さに。もともとのそうめんの塩気もアクセントになっています。想像以上に本格派。
まさかそうめんとは思えないほどのおこげ感。食感も味もまさに中華!これはリピ決定です★
まとめ
いかがでしたか?ひょんなことから途中メニュー変更となりましたが、それが大成功でした。材料も基本は余りものと家にありそうなもので作れるので、おこげは手軽にできそうです。
また、タピオカミルクは、言われないと元がそうめんだとわからないほどの完成度。台湾スイーツのお店に行かれなくても、スペシャルなデザートが味わえてこちらもまた作ってみようと思います。豆乳の中に団子を入れてもおいしいかも。試してみたいと思います。
みなさんも、そうめんをゆで過ぎたとき、試してみてくださいね。
写真・文/龍タラ
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