こんにちは!暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
35℃を超える猛暑日も珍しくない今日この頃。マスク生活だけになおのこと熱中症が心配になりますよね。体がおかしいなと気づく前に、しっかり対策しておきたいものです。
そんな熱中症対策法が警視庁警備部災害対策課のTwitterで紹介されていたので、今回はこのうちの2つをご紹介します。簡単に取り入れられる方法なので、ぜひお試しください!
1.オレンジジュースで作る経口補水液
熱中症の症状として多い脱水症状を防ぐために、食塩とブドウ糖を混合して、適切な濃度で水に溶かした“経口補水液”と呼ばれるものが市販されていますが、味が苦手な方も少なくないのでは?
それなら、手軽な材料で作ってみませんか?
準備するのはまず果汁100%のオレンジジュース。
200ml計って空の容器へ入れます。
次に水800mlを入れ、
最後に塩小さじ1杯、砂糖大さじ2杯を入れてしっかり混ぜ合わせれば完成です。
オレンジジュースで作った自家製経口補水液がこちらです。きれいな黄色で見るからにパワーをくれそうですよね♪
さっそく飲んでみると、市販の経口補水液は飲んだ後少し甘ったるさがあったりしますが、こちらは甘さがありつつも、酸味もあって、飲んだあともスッキリ!小学生の息子もおいしそうにぐびぐび飲んでいましたよ^^
これならオレンジジュースだけ準備すればたくさん作れるので、コスパも◎。
2.深部体温を下げる
熱中症を防ぐには、水分補給だけでは不十分。体を冷やすことが肝心です。よく、首や脇の下を冷やすと良いといいますが、手のひらを冷却するほうが実は効果が高いのだとか。
そこで…
まず洗面器を1つ準備し、10~15℃くらいの水を入れます。
あとはそこに両手のひらを5分ほど浸すだけ!えっ、こんなことで?と思うかもしれませんが、これで体の中心部の体温=深部体温が下がるんだとか。
実際やってみると、確かに水に手を入れた瞬間にヒヤっとして、そのあとは水の温度に慣れてくるんですが、だんだん体の中にこもっていた熱が逃げていくような感じで、5分たったころにはほてっていた体もすっかり適温になっていました。こんな簡単に体温を下げる方法があったとは目からウロコでした^^
いつも暑い日はクーラーをつけて過ごしていましたが、これも一緒に行えばクーラーの温度を1度高くすることができるかもしれませんね。
ちなみに氷水みたいな冷たすぎる水に手を浸してしまうと逆に体を温めようという防御本能が働いてしまうそうです。忙しい日々の中で、なかなか手のひらを5分浸す時間もないかもしれませんが、アロマオイルなんかを垂らしてあえてこの時間を作ることで、リラックス&深部体温を下げられて、仕事の効率もぐーんとよくなるかもしれませんね。
簡単に、でもしっかり熱中症対策を!
特に自分の体に自信がある方は「私は熱中症にはならない」と思い込んでいたりするかもしれませんが、熱中症は誰にでも起こりうる症状なので甘くみてはいけません。
だからと言っていろいろなことをやりすぎると、疲れちゃいますよね。そこで今回ご紹介したような手軽な熱中症対策を取り入れつつ、暑い季節を快適に乗り越えていきましょう。
取材・文/JUNKO
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