コラム

寝ているだけでキレイに!?睡眠時間を活用した“寝ながら美容”

更新日：2017.10.28

忙しい女性たちにとって「ながら美容」は強い味方ですよね。
その究極系とも言えるのが「寝ながら美容」ではないでしょうか。
手軽に実践できて、寝る度にキレイを積み重ねることができる…。
今回はそんな夢の様な“寝ながら美容”の方法を紹介いたします。

マスクをして眠る

マスクをしながら眠ることのメリットは、その「保湿効果」と「保温効果」にあります。
まず保湿効果ですが、マスクをすると自分の息で湿度が維持されるため、乾燥した空気から肌を守ってくれますし、肌だけでなく、唇のカサつきや、喉の乾燥を防ぐことができます。
濡れたフィルターのついたマスクであれば、より保湿効果を期待できるので、とくに乾燥の気になる日などは試してみるとよいでしょう。

続いて保温効果ですが、マスクで覆った部分は自分の吐く息によって温度が上がり、血行をよくすることができます。私たちの鼻の奥には脳の温度を調整する場所があるため、マスクをしてその部分の温度を上げることでカラダ全体に温かさを感じることができます。

ただし、マスクに覆われた部分は温度も湿度も高くなっているため、雑菌が繁殖しやすい環境になっています。
そのため、ニキビができているときにマスクをすると、悪化したり、治りが悪くなってしまうこともあるため、ニキビができているときはマスクの使用を控えるなど、肌状況に応じて着用を控えてくださいね。

手袋を使用する

主婦の手は、日々の家事によって荒れがちですが、ハンドクリームを塗っても、洗い物などですぐに落ちてしまいますよね。
そこで、試していただきたいのが寝ている間のハンドケア。
準備するのは、ハンドクリームと綿100％の手袋です。ちなみに、綿100％の睡眠時用の手袋は100円ショップでも購入できますよ。

この2つが用意できたら、普段より厚めにハンドクリームを塗ります。このとき、べたつくくらいがベストです。そして、ハンドクリームを塗ったら、手袋をはめて寝るだけです。
手袋をすることで保湿効果が高まり、手がしっとりと潤うはずです。

また、綿の手袋の上からさらにゴム手袋を着用すればより保湿効果がアップします。
ただし、この方法だとどうしても手の締めつけが強くなってしまい、寝ている間の温度調整がうまくできなくなったり、手にかいた汗が冷えてしまったりするため、日常的に行うのではなく、ここぞ！というときの徹底ケアとして覚えておくとよいでしょう。

上を向いて眠る

寝ている間に「キレイ」をつくるには、上向きで寝ることも大切です。
しかしながら私自身、「仰向けで寝ると落ちつかないから」と、これまで長年横向きで寝ていた一人。
ですが、横向きで眠ると下になっている脚や腕に負担をかけ、翌朝カラダが痛くなっていることもしばしば…。
横を向いて寝ると圧迫されている側の血流を悪くなり、全身の疲労感や、顔のむくみやたるみに繋がってしまうのです。

上を向いて寝ることで、脚や腕はもちろん、内臓への負担が少なくなるため、1日のカラダの歪みを解消することができます。
これは、歩き方や姿勢による骨盤の歪みを正すのにも効果的ですよ！

また、仰向けになった際に手のひらを天井に向け、足を腰幅より大きく開くことで、よりカラダの力を抜くことができます。
疲れを感じているとき、リラックスしたいときに試してくださいね。

いかがでしたか？
「普段ゆっくりケアする時間がない」という忙しい女性にぴったりの寝ながら美容。
みなさんもぜひ、試してみてくださいね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© Tom Wang - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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