コラム

幼稚園選びは大丈夫？知っておくべき幼稚園選びのポイント

更新日：2017.10.28

早ければ、満3歳から通い始める幼稚園。
学区などで区切られず、保護者が自由に選択できるのが大きな特徴の1つとなっていますが、逆に選択肢が多すぎて悩みのタネとなってしまうことも。

そこで今回は、幼稚園選びに迷ってしまったら再確認しておきたいポイントを3つご紹介します。
卒園まで楽しく通えるよう、子どもにも保護者にもピッタリな園を見つけましょう！

ポイント１：地域によって異なる特色

ひとことで「幼稚園」と言っても、市区町村が運営する「公立幼稚園」と民間の法人が運営する「私立幼稚園」では大きな違いがあります。
さらに、私立幼稚園は園ごとに様々な特色を持っていますが、公立幼稚園でも地域ごとに学年やクラスの数、延長保育や給食の有無などに違いが。
公立幼稚園と私立幼稚園の分布割合も、自治体の方針や幼稚園の設立・整備がされた経緯と時期によって異なるので、事前に一度確認しておきましょう。

ポイント２：私立には補助金が設けられている場合も

多くの学校と同じように、幼稚園でも公立は多くの公的資金が投入されていることを理由に、保育料が安くすむ傾向にあります。
先ほどお伝えしたように地域でその金額には差が生じますが、年間で見ると私立幼稚園は公立の倍近い出費が必要になる、ともいわれているほど。

しかし昨今、全国や県単位で私立幼稚園が集まり、教育・保育環境の改善に努める“私立幼稚園連合会”が設立されました。
環境改善のひとつとして、各家庭の保育費用負担額を軽減しようという試みも各地で行われていて、「私立幼稚園就園奨励費補助金」などの制度が作られています。

子どもの年齢や人数、世帯の収入額、自治体や幼稚園の方針によって額が増減しますが、多ければ年間保育料の半分近く、平均水準でも数万円単位での助成が受けられるようです。
具体的な額や算出方法は自治体や園へ問い合わせるか、あるいは在園児を持つママに聞いてみる方法がオススメです。

ポイント３：園ごとの特色をチェック

幼稚園には様々な特色があり、それぞれによさがあるので迷ってしまいますよね。
そんなときは、未就園児向けのクラスやバザー、運動会などの機会を利用して直接園まで足を運んでみましょう。
先生や在園児、周りの保護者の様子を伺うこともできるので、より具体的に特色をつかめるので、特に注意して確認したいポイントを以下に紹介いたします！

・園庭の広さや手入れ状態
・園舎内の間取り
・クラス数と保育者の人数
・事務員の対応
の4点です。

園庭の広さは、園児がのびのびと過ごせることに繋がりますし、きちんと手入れされているということは子どもたちが遊ぶ環境への配慮がしっかりできているということです。
また、園舎内の間取りは、各学年やクラスの配置から園の方針が汲み取れますし、トイレや階段、昇降口や事務室の位置によって園児の過ごしやすさが左右されます。
クラスの数や、1つのクラスに入る保育者の人数は園によって様々ですが、どちらも“多いなりのメリット”と“少ないなりのメリット”があることは覚えておきましょう。
そして最後は、事務員の対応です。事務員は欠席連絡や備品購入などで保護者と接する機会の多い職員ですし、クラスには入らなくても子どもたちと接する機会もある大事なポジションです。

ほかにも、セキュリティや延長保育の環境、駐車場の広さなど、家庭の方針や事情に合わせたチェックポイントを事前に設けておけるとよいですね。

まずは“どんな園に通わせたいか”を家庭でしっかりと検討し、少しでも希望に合う園を選んでいくのが賢い方法です。
選択肢が少ない場合は園ごとの特色を調べてから検討してもよいでしょう。

入園願書の提出期間はほとんどの園が秋の数日間のみなので、早め早めのアクションをおすすめします！

＜プロフィール＞
りうな
ライター
２男１女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをＷＥＢ媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

写真© takasu - Fotolia.com

Profileりうな

ライター
2男1女の育児をしながら、ママも子どもも明るく楽に過ごすためのメソッドやテクニックをWEB媒体に発信中。また、育児テーマのみならず、美容やライフハックなど、日々の暮らしに生かせる身近なネタも得意分野。

編集部ピックアップ

「なにこれ、指が痛いんだけど…」40歳を目前にして訪れた不調。原因はまさかの…！？〈マンガ・4人目が欲しい〉

【大人の動物占い®】それぞれの動物の「基本性格＆カラーごとの特徴」をチェック

お母さんごめんなさい、私の口座残高これしかありません…【お金ビギナーの貯蓄マンガ】

【数量限定】「美味しい」を作る人のこだわりエプロン発売。｜暮らし二スタ10周年【コラボ企画】

とうとう汚部屋の限界突破…！3LDK家族暮らしの悲劇【片づけマンガ#1】