コラム

思わず2度見した衝撃お弁当コレクション！

更新日：2017.10.28

キャラ弁全盛期ともいえる昨今、ネットでも雑誌でもテレビでも、もはや芸術品と呼べるようなアーティスティックなキャラ弁の数々が紹介されていますよね。
こんなお弁当だったら、子どもは鼻高々に食べているのだろうな～なんて、思ってしまいます。

けれど、自分のことに置き換えて「お弁当にまつわるエピソード」で思い浮かべるのは、見た目の美しいお弁当とはかけ離れているものだったりしませんか？

そこで、今まさにお弁当を作る立場になったママ100人に「あなたが食べたor目撃したビックリなお弁当」について聞いてみました！

シンプルの極み

・「学生時代、友人が遠足に持ってきたお弁当がかまぼことご飯だけのお弁当でビックリしました。蒲鉾は友人の好物で、お母さんが作ってくれたと話していました。自分のお弁当は嫌いなものも入っていたので、うらやましい気もしましたが、今思うとおかずがかまぼこのみだなんて、愛情というより手抜き？」

・「職場の中国人の同僚が、ご飯の上にハムだけがのっかっているお弁当を食べていて斬新だなと思った」

・「バターで炒めたコーンがごはんの上に敷き詰めてある母親手作りのお弁当を食べていたら、友人たちに笑われて普通じゃないことに気づいて驚いた」

周りから見るとビックリなお弁当でも、食べている本人たちにとっては、いたって普通だったりするもの。その家の食事情というのは、他人には一番分かりにくいことだったりしますしね。

ゴージャス

・「同僚のお弁当がうなぎ弁当で、贅沢でいいな～おいしそうだな～と思った」

・「子どもの運動会でお弁当を家族で食べていたとき、隣で、伊勢海老をたくさん持ってきてひたすら食べていらっしゃる同級生の家族に驚きました。豪勢すぎる！と思いました」

・「中学時代の話ですが、友達の実家がお寿司屋さんで、いつも高級でおいしそうなお弁当を持ってきていました。卵焼きなんかも、その辺のお母さんの作った感じのものではなくて、お寿司屋さんで出されるフカフカのだし巻き卵で、おせち料理みたいでした」

伊勢海老をたくさんって何匹くらいなんですかね？！　お重の中に大量に茹でられた伊勢海老の姿…想像できません…。

丼や麺類はもはや定番

・「私の話ですが、どんぶりにご飯を入れて会社へ持っていき、持参したお茶漬け海苔と会社の給茶器のお茶をごはんにかけてお茶漬けにして食べました。食欲のないときや冬にオススメです。同僚は最初驚いていましたが、その手軽さから次第にみんなマネしだして部署内でお茶漬け弁当が流行しました」

・「ビックリしたのと同時に思わず感心したのが、容器に茹でパスタのみという同僚のお弁当です。和えるだけのパスタソースを振りかけて食べていたのですが、『今度私もやろう』と思わず言ってしまいました。そうしたら『楽だよ』という返事でした」

・「会社の同僚が、白米だけ持ってきたと思ったら、白米の下からカレーがでてきた。白米の上にルーをかけるよりこぼれにくいと言っていた」

最近は、丼や麺類専門のお弁当容器も増えましたしね。保温機能が備わっているものも多いので、上手に活用すればオフィスでもカフェ気分を楽しめそうです。

味噌汁や鍋の具

・「『汁はこぼれないから大丈夫』と言い切る友人は、よくカレーライス弁当を持ってくるのですが、前夜の鍋の具材を入れてくることもしばしばです。見た目は悪いけれど、栄養バランスは取れているのでOKですかね…」

・「学生時代、友達のお弁当に“昨晩の味噌汁の具を取り出したもの”が煮物を装って入っていて、友達がビックリしていた。私は面白いと思ったし、何だか感心してしまった」

夕飯の残り物をお弁当のおかずにするというのは定番ですが、味噌汁や鍋の具材を入れるとなると、お弁当のおかずのことを考えた具材を入れる必要がありますね。

お弁当でなくおやつでは？

・「あまり料理が好きではない友人のお母さんが、お弁当箱いっぱいにスナック菓子を入れていました」

・「アメリカの高校に通っていたときの友だちのランチがポテトチップスだけでした。サンドイッチを入れ忘れたらしいのですが…」

どんなに好きなお菓子であっても、ご飯ナシでそれだけ詰められたら「何か違う…」と呟きたくなりますよね。お母さん、なぜ？？？

テーマが秀逸

・「ドラゴンボールを模したおにぎりが7つ詰まった、夢が叶いそうなお弁当を作っているお母さんがいた。私も夢を叶えて欲しいと思った」

・「高校3年生の夏の私のお弁当が「たこ焼き・焼きそば・お好み焼き・フランクフルト・綿あめ・りんご飴」でした。母曰く『夏祭り弁当』だそうです。私自身も楽しかったし美味しかったし、友人からも好評でした」

お弁当だけでなく、お母さんのセンスのよさまで自慢したくなりますね。和みます。

便利な空き容器

・「会社の同僚の女性が、毎日マーガリンの空き容器にご飯とおかず一品を入れて持ってきていました。そして堂々と『これ、便利よー』と言っていましたが、私は絶対マネできないなと思っていました」

・「ゆでたうどんに、ペットボトルに入った麺つゆ。母が高校の時に思いついた夏の弁当です。斬新だけどナイスだと思った」

食べた後に容器を捨てて、身軽に行動したいときなどにも役立ちそうなアイディアかも。

家でのいざこざが影響

・「高校時代、友だちが親と喧嘩したらしく、二段式のお弁当箱の中身が上下ともキャベツの千切りでびっしりだった…」

・「高校生の時、チョコレートペンで『もうムリ』と書かれたパンを友人が見せてくれた。友人はパンを食べずにゴミ箱に捨てていました。家で何かあったのか心配になりましたが、それ以上聞くことはできませんでした」

・「母と喧嘩した次の日のお弁当が、白いご飯に梅干しひとつの日の丸弁当でした。ゴマで起こった顔がかいてありました」

・「椎茸だけのお弁当を見ました。奥さんと喧嘩し、大嫌いな椎茸だけにされたらしい」

ある意味、これ以上の仕返しはないですね…。なんだか涙が出てきそうなんですけど…。

たかがお弁当、されどお弁当というような、お弁当の背景にあるストーリーまで堪能できる回答が出そろいましたね～。お弁当にまつわるアレコレはまだまだありそうなので、また第2弾を考えたいです！

文／松本玲子
※暮らしニスタ編集部が女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© runin - Fotolia.com

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