誰だってわが子は可愛いもの。
でも時々「えっ?」と引いちゃうくらい子どもを溺愛している親も、たまにお見かけしますよね…。
今回は、印象的だった“溺愛ママ”エピソードを「主婦100人!アンケート隊」に聞きました。
何よりも子ども優先!な親
「電車に乗っていたら、私のスマホケースを子どもが気に入り、その場で譲ってと親御さんに言われたことがある。
ビックリしたけど断ったら、『ケチだね~』と子どもと連呼された」(とりちゃん・30代)
「子どもは既に大人なのに、『ご飯を最後まで食べた』と喜んでいるママ友…」(ひろえ・50代)
「年少さんで、週7日習い事させているママ友。ママは髪の毛ボサボサ、おしゃれもほとんどナシ…自分も大切にしてー!」(匿名希望・30代)
「娘のことが好きすぎて、友人に誘われても娘の予定が決まるのを待ってから返事をするママ友」(匿名希望・50代)
「友達親子何組かで食事に行ったら、自分の子どもの食事が最後に来て、店員を怒鳴りまくった人がいた…怖い」(Yoriみち・50代)
本当に!世界中で!うちの子どもが!一番大切!という強いマインドを感じるエピソード。
そりゃ誰だってそうなんだけど、ここまでくると将来子どもが独り立ちできるかな…と少し心配になりますね。
トラブル時にモンスター化
「ママ友の子は、やんちゃでよく手が出る男の子。
自分から手を出すのにやり返されると『うちの子がやられた!』とすぐ先生に連絡する。
悪口もすごい!」(tanahi・30代)
「子どもが幼稚園でケンカした時、夫婦で手をつないで抗議に来ていたご夫婦がいた。
パパは高校教師で奥さんはその生徒だったらしく、パパがずっと『うちの子はケンカしたことない』とまくしたてていた」(うにぽん・50代)
「クラスの乱暴な子のお母さん。
いつもはサバサバしてていいんだけど、トラブルの時も『うちの子、元気だからぁ~!』といって全然注意しない!」(エリンギ・30代)
「やんちゃ、とかのレベルじゃないくらい悪い男子がいて、先生もつい『○○は悪のリーダー』とまで評して説教したよう。
その後お母さんに会ったら『うちの子、やんちゃですいません~、なんせ悪のリーダーだから♪』となぜか自慢げに話していて理解不能!」(mina・40代)
子ども同士のいざこざがあった時、「うちの子に限って!」とモンスター化する親は一定数いるようですね…。いつもは穏やかなのに、それで本性が垣間見えたり…なんてことも。ヒートアップされたり開き直られると問題が解決できないし、困りますね。
行事で!わが子以外見えない
「運動会で、ママ友の子どもの出番になり『見て見て!』とテンション高めに叫ぶ。
ちゃんと見ないとキレる!ぶっちゃけ人の家の子に興味ない」(minmi・40代)
「小学校の運動会で、息子の応援のためにシートをたくさん敷いて、ものすごく広いスペースに、親族一同の場所取りとして確保していたママ友」(モトママ・50代)
「子どもの遠足にこっそりついていった」(真柴絵里奈・30代)
「学芸会の時、『何故うちの子が主役じゃないんだ』というお父さんがいたらしく、女子全員がお姫様になった年があった。
こういうこと本当にあるんだと驚いた」(匿名希望・40代)
「6年生最後の運動会。『もうすぐ海外に引っこしちゃうから、最後の思い出にうちの子にやらせてあげてほしい』と組体操の花形役をもらった子の親に直談判した親がいた。最後の思い出という意味では皆同じです!」(匿名希望・40代)
こちらは運動会や学芸会など、子どもの晴れ姿が見られるときに必死になってしまう親御さんのエピソード。
気持ちはわからなくもないけれど、子どものためにもどうか落ち着いてほしいものです。
ネット・SNSで…隠しきれない親バカさん達
「SNSにアップする写真で、自分の子どもの顔だけ隠して他の子の顔は丸出しにしていた。
自分の子だけ守るというスタンスに唖然」(えまーぴ・30代)
「15人ほどのグループLINEで、自分の子どもの写真+自慢(海外旅行や、七五三で高級ホテル行った等)してくる。
そういう人に限って、他の人が同じように近況を話すと既読だけでコメント返さず…」(しゅうしゅうまま・20代)
「子ども同士で遊びに行っているとき、用もないのに何度もLINEを入れるママ。
返事が来るまで何度も送って、すべて既読スルーされていた」(ぐっさん・50代)
「ママ友は、他人の子どもに面と向かってブサイクとか、うちの子の方が可愛いとか言う。
SNSのコメントでも然り…」(あまえび・40代)
「リクエストしていないのに、毎日日報のように子どもの写真をグループラインに送ってくる。
もはや見てすらいない」(にゃむぴす・30代)
わが子のあまりの可愛さにガマンできず、ネット上にアップしちゃう!という人は少なからずいるのではないでしょうか。
とはいえやっぱりマナーはしっかり守って頂きたいですね。
わが子が一番可愛くて大切なのは、みんな同じ。
ここに書かれている人たちも、もしかしたらただ加減がわからなかったり、上手にふるまえなかったりして、「溺愛している」と言われてしまっている可能性もあるかもしれません。
愛情を暴走させるのは簡単!“人の振り見て我が振り直せ”、子どもと一緒に親も成長していきたいですね。
文/小林みほ
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