正解は…
【馴鹿=トナカイ】です。
トナカイに漢字表記があるとはいままで考えたこともありませんでしたが、パソコンやスマホで変換すると、ちゃんと候補に出てくるんですね。
トナカイというのはアイヌ語(日本の北方の先住民の言葉)で、中国での呼び名「馴鹿(じゅんろく)」の漢字を当てたものだそうです。中国でこの字が使われたのはその漢字の意味通り、人に良くなれる鹿(の一種)だから、ということで、奈良公園の「人になれた鹿」が「馴鹿」と呼ばれる日も近い!?
ただ、日本の鹿はシカ科シカ属のニホンジカという種ですが、トナカイは、同じシカ科でもトナカイ属に分類されています。というのも、オスだけにつのが生えるニホンジカに対して、トナカイにはメスでもつのが生えるという特徴があるんです。
「オスは冬になるとつのが抜けちゃうのよ」
そんなわけで、サンタのソリを引く立派なつののあるトナカイたちは、実は冬でもつのが抜けないメスではないかという推論もあるようです。
では二問目です。
くさかんむりですね。まあ草か花関係でしょう、と踏んだあなた、ご明察。
と言いたいところですが、この漢字の場合、意味は関係なく、音を当てただけのようです。そんなときは、声に出して読みたい難読漢字。
「芬」の字はおそらくつくりの部分からして「ふん」? そして「蘭」はどう考えてもやはり「らん」でしょう。合わせて「ふんらん」… 正解に近づいてきましたよ。実際に言ってみると音からわかりそうですね。
さあ、言ってみましょう、はずかしがらないで。「ふんらん、ふんらん」もじもじしないで〜。
ヒント画像は「ムーミン谷」ですよ!
ではさらにヒントを。「芬蘭」は国名です。一問目のトナカイさんたちも、その飼い主のサンタクロースも、ムーミンも住んでいるという、あの北欧の…